月刊レジャー産業資料 2021年2月号
【特集】
Park-PFIで勢いづく民間投資
2017年6月に都市公園法が改正され、飲食店、売店など公園利用者の利便向上に資する施設の設置と、それら施設から生ずる収益を活用して周辺の園路、広場の整備、改修などを 一体的に行なう「Park-PFI（公募設置管理制度）」が新たに設けられた。これにより、民間事業者の参入促進と優良な投資促進が期待されるとともに、地域のニーズに応じた柔軟かつ多様な活用、エリアマネジメント・街づくりに資する取組みが強く求められている。
民間事業者は都市公園の事業価値を高めるとともに、ポテンシャルを最大限発揮させる計画と官民連携をいかに推進していけばよいのか。先行事例とともにそのアプローチを探る。
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コンテンツ
【特集1】Park-PFIで勢いづく民間投資
都市公園における官民連携の諸制度と動向
公民双方の関心が高まるPark-PFI。先行事例の課題から効果的な運用・改善へ
名古屋本部 研究開発部 官民協働・地域経営グループ
主任研究員 上田義人氏／研究員 志賀優貴氏
官民資産の連鎖的活用と街づくりを担う
「官民連携エリアプロデュース」
パブリックコミュニティ形成の促進へ
民間ならではの“新しい公共”を提案
NTT都市開発ビルサービス共同事業体
としまみどりの防災公園（IKE・SUNPARK）
可変性、柔軟性ある仕組みを用意
ぎふ清流里山公園
公園・地域を満喫する拠点としての活用を目指す
大蓮公園
地元鉄道会社グループによる公園開発
木伏緑地
水辺の緑地×飲食店舗群の新たな空間活用
新宿中央公園
一体となる宿場町の縁側空間を再現した交流拠点施設
鉄輪地獄地帯公園
経験値の高いプロジェクトマネジメントで推進
湯河原町万葉公園
憩いのテラスでまちの回遊性を創出へ
公園やグランピング施設の集客・収益向上に貢献
作家／出版プロデューサー
地域の歴史を観光集客のフックに変える
大人も子どもも楽しめる「遊び場」「遊び空間」を創出
FC展開で開発から運営までトータルサポート
公共キャンプ場活性化で地域の観光振興に貢献
雪山エンターテインメント施設
リニューアル投資地域の活性化を図る拠点づくりに挑む
──岡山市の代表施設にみる取組み
TREND EYES
天王洲エリアに新たな魅力を創出
にぎわいと暮らしの新拠点
Front Lines
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