[特集]葬祭会館の定量分析
――コロナ後の動向
2023年の葬祭業界は、マーケット(死亡数)が160万人に迫るなか、大手互助会・葬儀社やグループ経営専業者らを中心に出店意欲は旺盛で、全国で334か所が新たにオープンし、会館総数は1万0,764か所となった。
今月号では、23年時点における全国の会館分布状況などから、「総論」「集計・分析」「DATA」(2023年 全国新設会館一覧)「資料・DOCUMENT」(全国市区町村別の会館充足度指標part1「北海道編」)の4つの柱でレポートする。
回復トレンドにある葬祭業界
全国の会館数1万0,764か所
(1)2023年の国内外情勢
(2)2023年の葬儀市場
(3)葬祭会館の開発・整備状況
47都道府県における
会館普及プロセスの考察
――全国1万か所にのぼる開設年を集計
47都道府県の普及プロセスを考察
2023年 全国新設会館一覧
――新設会館334か所の
「市区町村名」「会館名」「経営・運営体」を掲載
全国市区町村別の会館充足度指標(本誌算出)
Part1 「北海道」編
パルモ葬祭かぞくホール 佐鳴台[浜松市中央区]
/イズモ〈パルモ葬祭・パルモグループ〉
――市内の会館空白地に初出店
旗艦店のハブ機能有する小規模会館
パルモ葬祭かぞくホール 浜松[浜松市中央区]
/イズモ〈パルモ葬祭・パルモグループ〉
――自社総本山で旧館をスクラップ&ビルド
新ブランド浸透図るパイロット店
虹の杜[群馬県中之条町]/富品
――本館敷地内に開設した
失注を防ぐ家族葬会館
あすかラステイきりゅう東館[群馬県桐生市]/あすかセレモ
――“ラステイ”ブランド4号館として出店
面展開による相互補完でシェア拡大
合縁機縁 ㈱会津屋 代表取締役会長
舩山由喜男 お別れの会[村上市民ふれあいセンター]
――社業発展に邁進し
礎を築いた故人を「拍手」で送る
鈴木萬司を偲ぶ会[オークラアクトシティホテル浜松]
――教育楽器メーカーの創業者を
自社製品による献奏で追悼
吉池征晃氏[よしいけ 常務取締役]
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白石和也氏[LDT 代表取締役]
・燦ホールディングスグループ、「ひだまりの会」20周年イベントを開催
・「Deathフェス」東京・渋谷で初開催 6日間で2,000人超が来場
・千葉・穴太ホールディングス グループの取組みを体験できるVR空間を公開
拠点都市の葬祭市場を読み解く――福井県福井市
日本列島マップグラフ-改葬件数
訃報・お別れ会情報(2024年3月21日~4月20日)
・特定サービス産業動態統計調査/葬祭業(Funeral Services)
2024年の売上高、取扱件数、事業所数、従業者数の推移
・全国新設会館一覧、2024年4月~5月開業分(編集部調べ)
・名古屋・ティア、千葉・東京・富山に相次いで出店
・きずなホールディングス、札幌市内24店舗目を開設
・豊田・FUNE、旧社名を冠した12店舗目を開設
・香川・坂出葬儀社、高齢者向け支援セミナーを開催
・アルファクラブ武蔵野、サロンを事業譲受し運営開始
・2025年版就職人気ランキング、冠婚葬祭業から3社ランクイン
・葬祭ディレクター技能審査試験、今年度から試験方式など変更
・サンレー佐久間庸和氏、新時代の葬儀・供養をテーマに2冊同時刊行
・岡本達彦氏、「不安」をテーマに新刊
・100人いれば100通りの葬儀 ヒトモノガタリ(8)
・切り絵で見るお葬式のイマ・ムカシ(20)
・東京の火葬場立地とその成り立ち(4)
・中小葬儀社が勝ち残るためのマーケティング論(3)
・とある葬儀社の独り言──環境が人を育てる(2)
・学びなおし講座 死から考える(2)
アルバTOWA
マークスライフ