ツール×ターゲット
[特集]SNS導入・運用術
スマートフォンが普及し、デジタルサービスの利用はますます身近になった。今日では、LINE、YouTube、X、Instagram、Facebookのほか、TikTokに代表されるショート動画が台頭するだけでなく、最近ではThreads(スレッズ)などの新興サービスも登場し、SNSを巡る環境に新たな動きがみられる。このように多様化するSNSを用いて情報発信を行なう企業がふえるなか、葬祭業界も例外ではない。しかし、これら多様なプラットフォームを駆使して情報発信を行なうには、それぞれの特性に応じた戦術が求められる。本特集では、SNSを運用して自社の情報発信を積極的に実践している企業6社に、「どのような情報を」「どのようなターゲットに向けて」「どのSNSツールを活用して」発信しているのかについてヒアリングした。各社のSNS運用術を紐解くことで、SNS時代における顧客との新たな接点づくりのヒントを学ぶ。
SNSの本質とターゲット層を把握し
将来顧客に向けたデジタル投資を
――編集部
葬祭業の“信頼づくり”はSNSの時代へ
――感動を伝え、信頼を育むデジタル発信
――小泉悟志氏 エンディング総研代表取締役/コンサルティングファーム代表取締役
業界初の動画配信モデル創出
開始2年で総再生回数5億回
――むすびす[東京都江戸川区]
10歳~30歳代ターゲットに発信し
企業の存在感を向上
――杉浦本店[横浜市磯子区]
週2回の実用的なYouTube配信で
喪主・終活世代との信頼関係を構築
――多摩中央葬祭[東京都立川市]
半年前にショート動画で運用開始し
次世代への認知拡大を目指す
――ゆたか典礼[神奈川県大和市]
“リクルート”に特化した
ブレない運用策で奏功
――アスカフューネラルサプライ[和歌山県新宮市]
SNS運用法の最適解を模索するなか
ショートドラマ配信にもチャレンジ
――ティア[名古屋市北区]
鎌田東二百日祭 かまたまつり この世もあの世も面白く![大本みろく会館・京都府亀岡市]
――賑やかに故人を偲び語る
没後百日祭
拠点都市の葬祭市場を読み解く――大阪府東大阪市
▶全葬連 第69回全国〈大阪〉大会を開催
▶大分・ファイン 「おおいたウェルビーイングエキスポ2025」を開催
▶徳島・アライブラボ 「人生後半戦! さあ、いこう! フェス」開催
▶福岡・ラック 家族葬会館「INORIA」ブランド11店舗目を開設
▶燦HDがこころネットと経営統合 今後の経営戦略発表会を合同開催
▶鹿児島県葬祭業協同組合 創立50周年記念式典と「イタコト展」を開催
山田浩貴氏[華の誠 代表取締役]
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白石和也氏[LDT 代表取締役]
――市営葬の拡大がベース
会館開設後には「スマート葬儀」導入へ
北里大学「葬儀社・安置所の実態と全国調査の経過」
――厚生労働科学研究補助金分担研究報告書から
▶日本列島マップグラフ――霊柩自動車保有台数
▶訃報・お別れ会情報(2025年9月21日~10月20日)
・全国新設会館一覧、2025年10月~11月開業分(編集部調べ)
・アルファクラブ武蔵野、埼玉県に2店舗を開業
・名古屋・ティア、三重県北部に新店舗オープン
・きずなホールディングス、愛知県に2店舗を開業
・全葬連、映画『兄を持ち運べるサイズに』を協賛
・名古屋・ティア、M&Aにより北海道初進出
・福岡・藍苑、「女性起業家大賞」グロース部門 優秀賞受賞
・一条真也、鎌田東二氏とのWeb文通を書籍化
・100人いれば100通りの葬儀 ヒトモノガタリ(26)
・多様化する樹木葬の現状と今後(17)
・「オクリメシ」®――故人に捧げる最後の手料理(7)
・FUNE 三浦直樹のPERSONAL HISTORY(最終回)
アルファクラブ武蔵野/神戸珠数店/マルエス/瞑想空間 かんおけ in