5月29日、30日の2日間にわたり、横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜にて、「フューネラルビジネスフェア2024」「フューネラルビジネスシンポジウム2024」を開催した。
展示会場内の出展企業は前年より146社(カタログ展示11社含む)と微減したものの、小間数は過去最多の257小間で最大規模での開催となり、来場者数は前年比約200人増の1万2,031人にのぼった。
会場内では展示だけではなく、さまざまな企画を実施した。出展企業プレゼンテーション、月刊フューネラルビジネスPresentsの全29講座をはじめ、フラワーデザイニング祭壇企画提案コーナー、カタログ展示コーナーを設けたほか、樹木葬コンサルティング企業(樹木総研究会)監修による特別テーマゾーンとして会場内に「模擬樹木葬」をつくった。葬儀アフターのキラーコンテンツとして、近年注目を集める樹木葬をリアルに再現したことで来場者から好評を得た。
今回のシンポジウムでは、葬送文化の本質を説く講座とともに、昨今、注目を集める企業再編や周辺事業との連携、小規模化に伴う売上減に歯止めをかける単価アップ策、さらには働き方・働きがいの創出を目指す経営改革論など、旬なテーマをもとに多彩な講師陣が登壇した。
2日間・全26講座には、延べ1,347人の受講者が参加し、講師陣の話に耳を傾けた。
展示会場内に設けられた会場では「生花祭壇設営講習」を開催した。初日は㈱ビューティー花壇による2講座が、2日目はフューネラル・フラワー技能検定協会(AFFA、指導協力:ユー花園)による2講座が組まれた。
月刊フューネラルビジネス8月号では、フューネラルビジネスフェア2024の様子を豊富な写真とともにビジュアルにレポートしている。
また、出展企業プレゼンテーションの各講座は、Youtubeでノーカットの講演動画をアーカイブ配信している。配信は2024年12月28日まで。