[特集]企業成長図るM&A
団塊世代が後期高齢者となることで、医療・介護に必要な社会保障費が増大するといわれる「2025年問題」。国民の4人に1人が75歳以上という、世界的にも類を見ない超高齢社会へと突入するわけだ。
これは、後継者不足および事業承継問題を加速させるトリガーとなる。葬祭業界を支える企業には中小企業が多いだけに、この問題は事業の存続に直結する。そこで注目を集めるのがM&Aという手法だ。
今号では、売却側、買収側双方にとってのソリューションとなるM&Aを特集。M&A仲介会社へのインタビュー、実際にM&Aに踏み切った事業者へのケーススタディから、葬祭業界におけるその実像に迫る。
津坂 純氏 日本産業推進機構 代表取締役社長
[ケーススタディ]
こころネット[福島県福島市]
――友好的M&Aを中心に事業拡大
成長と付加価値を創出し今後は広範囲での展開も視野に
ハラダ製茶[静岡県島田市]
――積極的なM&Aで事業拡大
グループ全体で施行件数1万件、売上げ100億円を目指す
ライフエンディングテクノロジーズ[東京都港区]
――M&Aでポータルサイトを拡充
提携葬儀社とともに受注率アップを目指す
家族葬ホール さくら あさだ[山口県山口市]コープ葬祭
――築17年の小規模会館を
和風旅館をコンセプトにリニューアル
那覇直葬センター[沖縄県那覇市]那覇直葬センター
――遺体安置需要の増加を見据え
直葬専用ビル型施設を開設
LGBTQフレンドリーな葬送を目指すプロジェクト[大阪市北区]
vol.16 長野県松本市
――互助会とJA系の2強で
シェア7割の寡占市場
《展開企業》
アステップ信州
――地元発祥の互助会
リブランディング推進し再攻勢
長野エーコープサプライ
――JA組合員を安定基盤に
市内2強の一角として営業展開
みらい葬祭
――17年に介護ビジネスから新規参入
市内介護事業者との連携で施行増
Vol.19 きのくに葬祭事業協同組合
ライフエンディングテクノロジーズ[東京都港区]
マイクロウェーブ[東京都渋谷区]
マークス不動産、事故物件とそのガイドラインに関する意識・認識度調査
訃報・お別れ会情報(2023年1月21日~2月20日)
北海道・めもるホールディングス
家族葬会館を相次いで開設し出店エリア拡大
アルテマイスター・保志
ギャラリー厨子屋で「6人の祈りのかたち」展開催
日本ヒューマンセレモニー専門学校
卒業制作発表会を開催
▶きずなHD、千葉・奈良両県に相次いで出店
▶千葉・セレモ、「ハートホール」ブランド4号店開設
▶埼玉・アルファクラブ武蔵野、さいたま市北区に家族葬会館開設
▶名古屋・ティア、樹木葬を開園
▶神奈川・永田屋、「働きがいのある会社」にランクイン
▶日本トレンドリサーチ、三重平安閣2社共同による「エンディングノート」関連調査
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