【特集】アパートメントホテル
大手参入で新たなステージへ
多人数・中長期滞在のインバウンドをメインターゲットとする宿泊業態「アパートメントホテル」が成長を続けている。
特に昨今は大手事業者による新規参入が目立つ。こうした動き自体が市場のポテンシャルを示すとともに、ホテル開発・運営の実績豊富なプレイヤーの参入による新たな戦略が注目される。
また先行事業者においても新ブランドの立上げやコンセプトの再設計、あるいは東京以外での展開拡大といった多様なアプローチがみられるなど、インバウンド6,000万人時代へ向けて、アパートメントホテル事業はより幅広い事業者が事業機会を追求する新たなステージに突入している。
本特集ではアパートメントホテルを取り巻く需要と供給の現況を整理したうえで、新規参入をはたした大手事業者の狙いや展望、さらに先行事業者における開発・運営戦略をレポート。
市場の成長余地、そして今後求められるであろう競争優位性構築へ向けたヒントを提示する。
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[OVERVIEW]
山田耕司[(一財)日本不動産研究所 専門プロジェクト室 室長 マーケットレポート統括]
中村健太郎[ジョーンズ ラング ラサール㈱ シニア ヴァイス プレジデント ホテルズ&ホスピタリティ事業部]
[NEWCOMER]
新ブランドでアパートメントホテル参入
運営力を強みに東京・大阪で拡大目指す
初のアパートメントホテルを開業
「OMO」ブランドで滞在・観光拠点を創出
グループ・長期宿泊需要を拾う新ブランド
初弾を東京・浅草で7月開業
共創プラットフォームとしての新ブランド「Sumu」
新しい事業スキームでシェア拡大を図る
[FOCUS]
▼エリア戦略
高パフォーマンス続く大阪エリアの開発を加速
子ども連れ家族旅行を軸にサービスを拡大
九州地方に特化したブランドで5拠点展開
福岡起点の周遊観光需要に応える
▼新ブランド
多人数長期滞在時の利便性にとどまらず
「禅」「和」の日本文化を海外客が体験できる場へ
3ブランドを主力に展開拡大へ
2030年までに運営120棟体制を目指す
▼再加速
新たなブランドコンセプトで
まちや人とつながる「体験価値」を提供
[注目製品レポート]
リモートロックジャパン
[注目事業レポート]
Solana Resort /ソラナリゾート
〇FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA
復興進む福島県双葉町でリトリート型ホテル
不足する宿泊・会議機能を補い来訪者の滞在を促す
〇HAERA
栄エリアの新たなランドマークに
ラグジュアリーモールが開業
石川智久[㈱日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト]
デフレ下で超低金利が長期化した平成とは一変、
インフレと金利のある世界への移行が明らかとなった令和の日本。
本稿では、物価と金融市場について、平成とは真逆になった現状を各種指標から示すとともに、
金融政策の先行きと家計、企業、政府の各経済主体への影響を明らかにする。
SQUEEZE「Minn 奥浅草」
賃貸マンションを
アパートメントホテルに
用途変更しバリューアップ
SONO Moon Nagoya
韓国最大規模のホテルオペレーター
ソノホテルズ&リゾーツアジアの
日本一号施設が名古屋に開業
藤原岳史氏[㈱NOTE 代表取締役]
日本初の分散型ホテルは、同社が2015年10月にオープンした「篠山城下町ホテルNIPPONIA」である。あれから10年が経ち、古民家再生、分散型ホテルは広く知られることとなるなか、パイオニアであり業界最大手である同社が新たな挑戦をはじめるという。何を守り、何を変えようとしているのか。藤原社長にうかがった。
「ゲームマーケット2026春」から読み解く店舗開発・地域振興の可能性
中村 圭[文殊リサーチワークス]
●データが映し出すレジャー・サービス産業の実相(14)
キャッシュレス化とレジャー産業
帝国データバンク
●「人が集まる」をクリエイトする 先行き不透明な時代の商空間考(32)
街は誰のものか。一軒の店から街はできる -後編-
澤田 充
●観光事業の現在地(14)
旧来の事業者の再興を阻む諸要因
倉田保緒
●NEW OPEN
5月開業施設一覧