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人気の集客コンテンツとなり単独施設や複合アイテムとして開発続くサウナ
事業への投資、開発計画、設計・施工で失敗しないために押さえておくべき項目とは

「サウナ施設」開発実務の留意点

前回好評セミナーをブラッシュアップ!
事業モデルや集客目標に合わせ、どのようなサウナが開発できるのか?
依頼主のイメージを無駄なく安全に実現する、説得力ある提案づくりの要点は?
使える面積が決まっているとき、利用動線を含め安全を確保した適正なサウナの規模・定員は?

旅館・ホテル(建物内導入)/温浴施設(貸切風呂からの改修等)/
グランピング(露天エリアへの導入)/単独サウナ店舗(少人数サウナ、会員制サウナ)等、
── 事業用サウナづくりの必須知識、基本から応用まで

施工方法を中心に、企画・提案、設計等、サウナの開発に関わる
全担当者が知っておきたいプランニング実務を ㈱メトスの実績と知見から学ぶ

昨今の第3次サウナブームによって、既存の業態施設への導入・リニューアルの増加だけでなく、会員制や貸切のプライベートサウナ、宿泊施設のリノベーション、企業オフィスや商業ビルへの導入、またアウトドアへの展開などにもサウナが活用されるシーンが増えています。
今後も収益事業として、また集客や福利厚生のための設備として、あらゆる場所にサウナの導入が予定されていますが、その一方で、事前研究の甘さから、工事期間の長期化をはじめ、開業後の追加工事や予定以上のコスト発生など、事業者が悩みを抱える姿も散見されます。多くの施設がオープンしている現在、これからのサウナ施設は、事故防止はもちろん、サウナの機能を最大限に発揮し施設の魅力アップに貢献するものでなくてはいけません。
そこで本講座では、1966年のサウナ取扱い開始からの豊富な施工実績とともに、海外および国内の知見を収集し日々の事業提案に活かしている㈱メトスの基準や指標から、サウナ施設の企画・導入時のチェックポイントを整理いたします。
オーナーやクライアントの希望を実現するために、安全性・快適性・効率性・収益性など様々な精査の視点を学んでまいります。
 
※同業のサウナヒーターメーカーの方の参加はご遠慮願います

開催終了

セミナープログラム

13:30~17:30 ※適時休憩をとりながら進行いたします。

1. サウナの定義・構成要素と最近の動向

①サウナとは何か(サウナの構成要素)
②メトスにおける事業用サウナ案件の近年の傾向

2. サウナ施設のプランニングプロセスとタイプ別モデル

①立場によって変わる相談のスタートと基本構想のまとめ方
・施主、設計、建設・建築などそれぞれ立場からの条件と、サウナ営業に必須の事項
 例1)既存条件から現実的な基本構想をつくる~「面積ありき」の場合
 ・施設全体の用途・構成、利用イメージから必要な設備とスペースを考える
 ・施設タイプによる料金設定・投資金額の目安と施設計画
 例2)希望を具現化するヒアリング手法 ~「補助金申請」のコンセプトプランニングを通して
 ・依頼主のイメージやプランニングに必要な情報の引き出し方
 ・助金申請やコンペ参加のためのコンセプトづくり など
②今人気の「少人数用サウナ」のタイプ別導入プラン例とメトスの施工事例
 (タイプ1)旅館・ホテル(施設内 : 客室からの改修)
 (タイプ2)スーパー銭湯、温浴・スパ施設(貸切風呂からの改修)
 (タイプ3)グランピング、旅館・ホテル(露天エリア : 仮設・常設)
 (タイプ4)単独サウナ店舗(事業用ビル内少人数サウナ、会員制サウナ等)
 ※施工者目線からみた
  ・サウナサイズ(面積)と収容人数の標準例
  ・設備内容とイニシャルコスト・ランニングコスト
  ・メンテナンス、リニューアルの考え方  など

3. 基本計画(設計)・工事施工における安全性確保の留意点

①事業用サウナ開発に関わる行政手続き(インドアを中心に)
 ・関係官庁と関連法規
②企画・設計時に考えておくべきポイント
 ●設備面
  ・耐震性、給排水設備、電力等の確保
  ・エネルギーコスト(電気/薪)
  ・内装、温度と輻射、湿度、断熱、離隔距離
 ●施工面
  ・新規開発における留意点~事前相談時、実施段階、施主検査
  ・リノベーションにおける留意点~熱効率、安全性、点検・メンテナンスのしやすい計画
③良い例、悪い例でみる、基本計画(設計)のチェックポイント
  ・施設の立地/フロア構成/施設内のスペース配分/天井/サウナ室内 など

4. オーナー・運営者に伝えておくべきポイント

①サウナ設備・備品とその意味
 ・設備の消耗、耐用年数、耐火性能
 ・サウナ室の構造、サウナストーブの特徴など
②無駄なコストを出さないための日常の点検ポイント、メンテナンスのタイミング
 ・サウナストーンの交換タイミング、マット、アロマオイルの使い方、ロウリュの仕方など
 ・日常のスタッフの点検~点検箇所とチェック基準
 ・メンテナンスのタイミング・チェックポイントとコスト

5. フィンランドのサウナ事情と今後の可能性

① [参考事例]フィンランドにおける事業用サウナの今
② サウナの今後の可能性

6. まとめ・質疑応答

開催日時

2024年3月26日(火) 13:30~17:30

会場

都市センターホテル
東京都千代田区平河町2-4-1 TEL. 03-3265-8211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費

55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
48,400円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト代を含む
同業のサウナヒーターメーカーの方の参加はご遠慮願います。

講師プロフィール

吉永 昌一郎 (よしなが しょういちろう)

株式会社メトス
代表取締役社長

福岡市博多区生まれ。㈱メトス(旧・中山産業㈱)福岡支社長、温浴事業統括、東京支社長、理事、取締役を経て、2018年に代表取締役に就任。激変するレジャー産業界において、常にデータに基づく戦略的視点で業態営業を実践。産業発展の仕掛けに注力し、いまやサウナサービスに欠かせない「ロウリュサービス」を全国に定着させた。同社は1966年にサウナの取扱いを開始し、以降も常に本場フィンランドをはじめとする海外や国内のネットワークからの情報をもとに商品開発をアップデート。現在はサウナ室の施工、サウナグッズの取り扱い、サウナに関する新規事業や商品開発まで幅広く対応している。また22年12月、同社とファイヤーサイド㈱、SaunaCamp.による「一般社団法人アウトドアサウナ協会」を設立。製品基準の策定、技術基準・指導方針の整備、安全啓蒙、専用品の開発・販売を主たる活動とし、アウトドアサウナが安全かつ安心して楽しめる未来を目指す。

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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