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【予約】インバウンド成長時代の
ホテルマネジメント契約&ユニフォームシステム実務資料集

割引特価で予約受付中!
外資系オペレーター選定、マネジメント契約交渉、開業後の経営管理の実務知識を習得
ホテル事業を成功に導くための要点を網羅
【予約】インバウンド成長時代の ホテルマネジメント契約&ユニフォームシステム実務資料集

【予約】
インバウンド成長時代のホテルマネジメント契約&ユニフォームシステム実務資料集

 

●A4判/縦型/約100頁
●定価104,500円(本体95,000円)
●2026年1月下旬発刊予定
●予約特価94,050円(本体85,500円)
※予約特価お振込み期限:2026年1月29日

ご案内

 国内ホテルマーケットは、インバウンドの牽引によりパフォーマンス成長が継続しています。この先もインバウンドのさらなる拡大と地方への波及が見込まれるなか、ラグジュアリーからミッドスケールまで外資系ブランドの出店が加速しています。
 外資系オペレーターとの提携で基本となるのが「マネジメント契約」(MC)です。その契約交渉には経済合理性のみならず、マネジメント契約の原理原則やオペレーター・スタンダード、国内外でのトレンドに対する理解が欠かせません。そして、開業後も長期にわたる契約においてオーナーとしてのマネジメント機能を適切に果たすことによって、オペレーショナルアセットであるホテルの資産価値の最大化が図られます。
 本書はマネジメント契約を成功に導くために、ハイアットで豊富な実績を積まれた著者が、オペレーター候補の提案評価、契約合意におけるオーナー・オペレーターそれぞれの争点と交渉実務、開業までのプロセス、オーナーシップとして重要な予算承認・業績管理において求められる管理会計について詳しく解説します。ホテルオーナー・デベロッパーをはじめ、ステークホルダーとして事業に参画する関連事業者の皆様にご購入をお薦めいたします。

本書の特徴

特徴1

プロジェクトの検討から、オペレーター選定、契約交渉、開業準備、開業後の経営管理まで、「情報の非対称性」「利害の不一致」を防ぎ、パートナーシップを構築するための要点を解説します。

特徴2

マネジメント契約について、外資系オペレーターの戦略と契約の原則を理解し、合意に向けた争点と各種フィーに対する評価のバランスを明確にします。

特徴3

オペレーターから提出されるビジネスプラン、マンスリーレポートのレビューのポイントを整理。パフォーマンスやGOPフロースルー、FTEなど、開業後の経営管理に求められる専門的な視点を養います。

執筆

阿部博秀 H.A.アドバイザーズ㈱ 代表取締役
東京大学を卒業後、東京ガス㈱に入社。その後、コーネル大学ホテル経営大学院卒業後、パーク ハイアット 東京マーケティング部長、宿泊部長を経て、2002年からハイアットインターナショナル本社でインターナショナルマーケティングを統括。06年に日本に帰国し、日本ハイアット㈱の代表として新規ホテル開発、国内ホテルの運営を統括。17年からは香港アジア・パシフィック本部の副社長として、アジア地区約150ホテルのレベニューマネジメントを統括。20 年にハイアットを退社後、H.A.アドバイザーズ㈱を設立。現在、大手ホテル運営会社、不動産デベロッパーなどをクライアントに、ホテルチェーンの経営、ブランディング戦略、新規プロジェクトへのアドバイザリーサービスを提供している。その他、ホーワス・アジア・パシフィック,ジャパン顧問、立教大学特任教授、香港中文大学非常勤助教授を務める。

編集内容

第1編 オペレーター選定における考え方

1. 国内系オペレーターと外資系オペレーターの勢力図
 (1)新規開発にみる国内系・外資系オペレーターの出店動向
 (2)多様化するホテルタイプとその拡大
2. 外資系オペレーターの優位性
 (1)ロイヤリティプログラムと送客力
 (2)ブランド力
 (3)利益創出力
 (4)人材力
 (5)M&Aによるサブブランドの拡大
3. 外資系オペレーターの課題
 (1)ホテル数増大によるコモディティ化
 (2)ブランドの特徴の希薄化
 (3)契約の競合避止による出店制約
 (4)F&Bでの集客力不足
4. 外資系メジャーオペレーターの戦略
 (1)マリオット・インターナショナル
 (2)IHG
 (3)ヒルトン
 (4)アコー
 (5)ハイアット
5. その他の外資系オペレーター
 (1)ウルトララグジュアリー
 (2)アジアブランド
 (3)ヨーロッパブランド
 (4)アメリカブランド
6. 国内系オペレーターの特徴
 (1)ビジネスホテルセグメント
 (2)賃貸による出店
 (3)ホテル開発&REITによる出口戦略
 (4)地域、地方自治体との関係による出店
 (5)コンセプトが明確なホテル
7. 国内系オペレーターの課題と対策
 (1)送客力が弱い→マーケティング提携
 (2)海外での認知度が低い→海外SNSの活用
 (3)出店数が少ない→M&A、海外出店
 (4)ブランド力が弱い→差別化コンテンツとスタンダード構築
 (5)人材力に課題→ダイバーシティー&リーダーの養成
 (6)GOP創出力が明確でない→ベンチマーキング、フロースルー指標
8. 国内系オペレーターの戦略
 (1)西武プリンスホテルズ&リゾーツ
 (2)オークラニッコーホテルズ
 (3)星野リゾート
 (4)東急ホテルズ
 (5)三井不動産ホテルマネジメント
 (6)三菱地所ホテルズ&リゾーツ
 (7)野村不動産ホテルズ
 (8)Plan・Do・See
 (9)TRUNK(HOTEL)

第2編 外資系オペレーターの契約形態の多様化

1. ストラクチャー
 (1)所有
 (2)経営
 (3)運営
2. ホテル開発におけるステークホルダー
 (1)アセットマネジメント
 (2)プロジェクトマネジメント
 (3)ホテルアドバイザリー
 (4)インテリアデザイン
 (5)ブランディングエージェント
 (6)FF&Eエージェント
 (7)サードパーティー・オペレーター
3. 契約形態の特徴
 (1)所有・経営・運営一体型
 (2)賃貸借契約
 (3)マネジメント契約
 (4)フランチャイズ契約
 (5)ソフトブランド
 (6)マンチャイズ契約
4. マネジメント契約の理論
 (1)基本的な考え方
 (2)オーナーとオペレーターのエージェンシー関係
 (3)エージェンシー理論のメリットと課題
 (4)エージェンシー理論の課題解決方法
5. マネジメント契約の条項
 (1)商標ライセンス
 (2)ホテル建設
 (3)開業前期間
 (4)開業日
 (5)運営期間
 (6)パフォーマンステスト
 (7)運営・義務
 (8)年次予算
 (9)運営口座
 (10)従業員
 (11)マネジメントフィー
 (12)保守修繕
 (13)エリア制限
 (14)資金調達
 (15)譲渡
 (16)保険
6. チェーンマーケティング
 (1)提供サービス
 (2)フィー
7. テクニカルサービス契約
 (1)主要な条項
 (2)フィー
8. オペレーター・ブランドスタンダード
 (1)コーポレートブランドスタンダード
 (2)テクニカルスタンダード
 (3)オペレーションスタンダード
 (4)パフォーマンスマネジメント

第3編 オペレーター選定・パートナーシップ締結における実務と留意点

1. オペレーターの開発体制
 (1)開発責任者・担当
 (2)フィージビリティスタディ担当
 (3)法務担当
 (4)テクニカル・デザインサービス
 (5)オペレーション担当
 (6)エリア・カントリーヘッド
2. オペレーター選定のための事業要件整理
 (1)開発計画の確認
 (2)マーケットレポート・収支予測
 (3)オペレーター選定の期間
 (4)オペレーター候補の調査
3. オペレーター候補の選定
 (1)初期オペレーター候補リストの作成
 (2)初期リストから最終候補を選定
 (3)オペレーター提出の収支予測
 (4)オペレーター候補のプレゼンテーション
 (5)最終オペレーター候補の評価
4. 意向表明書・マネジメント契約の交渉
 (1)コマーシャルタームの考え方
 (2)マネジメントフィー
 (3)契約期間
 (4)キーマネー
 (5)パフォーマンステスト
 (6)パフォーマンス保証
 (7)FF&Eリザーブ
 (8)チェーンシステムサービスフィー
 (9)ビジネスプラン・年次予算
 (10)報告事項
 (11)従業員の選任および雇用
 (12)譲渡
 (13)オーナー保険
 (14)金融ノンディスターバンス契約
 (15)賃貸ノンディスターバンス契約
 (16)保護区域
 (17)言語
5. リブランド
 (1)リブランドプロセス
 (2)リブランドにおいて注意すべき事項
 (3)ブランドスタンダードへの対応
 (4)プロパティインプルーブメントプラン
6. プロジェクトマネジメント
 (1)ブランディングエージェンシー
 (2)インテリアデザイナー
 (3)モックアップルーム、プロトタイプルーム
 (4)開業予算
 (5)開業準備スケジュール
7. 契約後のトラブル回避のためのリスクマネジメント
 (1)マネジメント契約の理解とパートナーシップ促進
 (2)外資系オペレーターの限界と課題解決
 (3)オペレーターによる強み、弱みの理解
 (4)総支配人とのパートナーシップ
 (5)不可抗力条項の確認
 (6)ビジネスプラン・予算策定
 (7)保険関連・コンプライアンス

第4編 ホテルユニフォームシステムによる経営管理

1. ホテルユニフォームシステムとは
 (1)ホテルユニフォームシステムの目的
 (2)部門別収支の考え方
 (3)メリット・デメリット
 (4)主要KPI
2. ホテルビジネスプラン・年次予算
 (1)ビジネスプランの目的とプロセス
 (2)開業ビジネスプランについて
 (3)ホテルコンセプト&ポジショニング
 (4)SWOT
 (5)競合分析
 (6)重要課題
 (7)部門別予算案
 (8)宿泊部門
 (9)料飲部門
 (10)その他部門
 (11)非配賦部門
 (12)FTEと人件費
 (13)S&M施策
 (14)施設・設備更新・リノベーション
 (15)顧客満足
3. マンスリーパフォーマンスレビュー
 (1)マンスリーレポートの目的
 (2)ホテル部門別分析
 (3)競合分析
 (4)宿泊部門
 (5)料飲部門
 (6)その他部門
 (7)非配賦部門
 (8)FTEと人件費
 (9)S&M施策
 (10)顧客満足
 (11)3か月予測・施策

※編集内容は一部変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画情報部
TEL.03-3563-0120

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