国際的な研究開発競争を背景に需要の高まる
新たな不動産活用・価値向上施策としてデベロッパーが続々参入!
企業が自ら開設する研究施設に代わって、近年注目を集めているのが「賃貸ラボ」です。自社でラボを建設するよりも初期コストを抑えられることに加えて、都市周辺に近くに立地する施設が多いことも魅力となっています。
近年は大手デベロッパーが参入するケースもふえて、新設のほか、オフィスや倉庫などの既存建物をコンバージョンするなど、新たな不動産ビジネスとして期待されています。
本マーケットレポートでは、賃貸ラボの需要が高まっている背景や、開発動向、収益化のポイントを整理するほか、首都圏における主要参入施設の取組みなどから、同業態における課題と今後の展望を整理します。
●A4判カラーPDF/25頁 ●定価33,000円(本体30,000円)●2025年10月20日発刊
(1)日本の研究開発市場
(2)賃貸ラボが注目される背景
①需要側の動機
②供給側の動機
(3)国・自治体の施策
①国の施策
②自治体の施策
(1)賃貸ラボの分類
①ウェットラボ
②ドライラボ
③業態による類型化
(2)首都圏賃貸ラボの供給動向
①首都圏賃貸ラボ施設の地域別分布
②施設タイプの傾向分析
(3)首都圏賃貸ラボユーザー企業の業種・規模
①業種構成
②地域別業種分布
③企業規模
(4)賃貸ラボの施設・設備要件
①建物要件(変更難易度:高)
②設備要件の詳細分析(変更難易度:低~高)
(5)首都圏賃貸ラボの立地・賃料目安
①立地
②賃料目安
(6)賃貸ラボにおける他施設からのコンバージョン
①オフィスからのコンバージョン
②倉庫からのコンバージョン
(7)賃貸ラボにおける事業収支モデル
①収益設定(賃料)
②費用構造
③リスク要因
(1)大手デベロッパー系事業者の戦略展開
(2)地域密着型事業者の包括的展開
(3)公的・第三セクター事業者の社会的役割
(4)専門特化型事業者の戦略的ニッチ展開
(5)新興業態施設の取り組み
(1)有望なターゲット市場
①製造業(中型機器型)
②IT(大規模データ解析)
③コンバージョン
④事業成功の鍵
三原直也 ㈱KPMG FAS Global Strategy Group所属 マネージャー
二ノ宮 裕大 ㈱KPMG FAS Global Strategy Group所属 アソシエイト
綜合ユニコム株式会社 企画情報部
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