施設タイプ別の事業特性/必須設備/用地選定/デューデリジェンス/想定賃料にみる収支予測/運営コスト ほか
社会インフラである「データセンター」に不動産企業、REIT、ファンドの資金が集まる!
データセンターの事業特性・収益構造をふまえ、施設開発・運営のポイントを詳解!
データ通信量の増大や生成AIの普及に伴い、データセンターの開発・投資が加速しています。今後さらなる市場拡大が予想されるなかで、その開発・投資判断には賃貸構造・施設設備・セキュリティ・エネルギー確保など、データセンターの事業特性の把握は必須となります。さらに施設タイプやテナント企業によっても事業スキームが異なることから、これらの違いを理解したうえで事業に取り組むことが重要となります。
本セミナーでは、20年以上にわたり国内外のデータセンターの設計・構築に取り組んできたの杉浦日出夫氏を講師にお迎えし、データセンター事業の概要から最新動向、施設タイプ別の特性、収益構造について解説。さらに昨今の主流となっているハイパースケーラー向けデータセンターの開発における検討事項(用地選定、必須設備、建築基準、開発コスト算定、想定賃料にみる収支予測)を詳解いたします。また、今後の新たなビジネスチャンスとなり得るエッジデータセンターやAI向けデータセンターの可能性についても学んでまいります。
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行いたします。
●データセンターの最新市場状況、海外の動向
●今後の日本国内での開発計画予定地、外資系企業の日本進出の動き
●データセンター事業関連各社の役割(デベロッパー、データセンター事業者、利用者など)
●様々なデータセンター ハイパースケーラー、エッジデータセンターなど
●省エネに向けた対策、業界での課題
●データセンター用地の検討、利用者が考慮する点
●デューデリジェンスの対象項目、進め方
●データセンター構築までの想定される期間
●老朽化データセンターの再利用の可能性と課題
●データセンターのIT容量および建設規模の把握
●初期建設費用、運用費用の項目、各種費用の検討
●想定賃料から見る収支予測
●設計から建設までの流れ、プロジェクト推進体制と各社の役割
●設計に求められる建築基準、JDCCティアレベル
●グローバルスタンダードと国内基準の違い
●最新の環境性能、データセンターの様々なKPI
●AI向けデータセンターとは
●エッジデータセンターの定義と種類
●コンテナデータセンターの可能性と導入事例
●地方分散の今後の可能性、新たなテクノロジーの活用
●既存ビルを改修してデータセンターへ
開催日時 | 2025年9月29日(月) 13:00~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
株式会社RSI
代表取締役
1974年生まれ。カナダ・マギル大学MBA修了。2006年モルガン・スタンレー証券を退社し、株式会社RSIを設立。モルガン・スタンレー証券在職時に日本国内の自社用データセンターの設計を担当するなど、20年以上のデータセンター業界での経験をもつ。現在も国内外の様々なデータセンターの設計、構築に従事している。
主な著書に『改定版データセンター読本』(幻冬舎、23年刊)、『データセンターの事業モデルと法務・契約実務資料集』(綜合ユニコム、24年刊)がある。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099