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全国の高齢者住宅への4,000回以上にもわたる訪問・調査を実施し、
1,471法人のオペレーターを格付けした専門家が“見極めの神髄”を明かす!

高齢者住宅の[格付け]と
「オペレーター評価」手法研究

入居者目線で選ばれる「特撰優良ホーム」の条件とは?
投資家・レンダーにとってもオペレーター評価の格付けは重要な指標になってきた!

施設の優劣を判断する12のポイントと
レジェンド経営者20人に学ぶ高齢者ホーム経営の極意とは?

 高齢者住宅の優劣は何によって決まるのでしょうか?
 介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、制度・基準によって高齢者が居住する住宅・施設の類型は異なりますが、「高齢者ホーム」という大きな枠のなかで共通した評価軸によって捉え直す必要があります。しかも、これまで有料老人ホーム等のオペレーターの[格付け]にあたっては、財務的側面や経営母体の与信度が重視され、実際の運営現場にまで踏み込んで評価することはほとんどありませんでした。
 しかし、高齢者住宅に投資する不動産ファンドが登場し、金融機関の融資先としてシニア・ヘルスケア分野が拡大するなど、高齢者住宅事業に関わるステークホルダーが複数存在して大きな産業になってきた今日にあって、しっかりとオペレーターを評価することがきわめて重要です。
 本セミナーでは、海外21か国の高齢者住宅700か所を訪問し、国内でも4,000回以上にわたって訪問・調査を実施し、入居者目線で独自の格付け・評価手法を確立した上岡榮信氏(有料老人ホーム入居支援センター 代表理事)を講師にお迎えし、高齢者住宅の優劣の見極め方など、その豊富な知見と見識を開示していただきます。特に、超優良なオペレーター20事例をピックアップして、その優れた点を解説いただきます。
 高齢者住宅を運営される事業者の皆様はもとより、介護事業者や医療機関、不動産ファンドや金融関連の方々のご参加を強くお勧めいたします。

開催終了

セミナープログラム

13:00~17:00 ※15時前後にコーヒーブレイクを挟みます。

Ⅰ.高齢者住宅を取り巻く現状と課題
 ── 多様な類型と複雑な公的表示が、入居希望者には理解できない

● 日本が直面している超高齢社会とは(エイジング・リテラシー)
● 複雑すぎる日本の高齢者住宅の定義・類型と難解な表示
 特別養護老人ホーム/介護老人保健施設/介護付有料老人ホーム/住宅型有料老人ホーム/
 サービス付き高齢者向け住宅/認知症対応グループホーム、等
● 高齢者のライフステージに基づく6つの分類
 高齢者を「老後」「介護」「最期」の3つのステージで捉え、それぞれに2種類の高齢者住宅のタイプがある

Ⅱ. なぜ、高齢者住宅の格付けとオペレーター評価が必要なのか

● 介護は認可事業であるが、良否・優劣の見分けが付かないことが問題
● 入居者・家族の立場・目線・視点に基づく選択の基準が必要
● 劣悪な高齢者住宅が存在する背景
 国の規制・基準の緩さ/多すぎる類型、複雑な表示/利益優先事業にはそぐわない/
 介護に不向きな人物による経営・運営/紹介センターの存在/入居者・家族の理解不足
● 介護事業5つの特性
 地域密着・地産地消/倒産リスクが極小/高収益事業ではない/人徳・人財産業/
 マスマーケティングの対極にある

Ⅲ. 高齢者住宅・オペレーターの評価手法と格付け基準

● 高齢者住宅の格付けとオペレーター評価の実績
 全国の高齢者住宅を4,000回以上にわたり訪問・調査し、オペレーター1,471法人を格付け(2024年2月末時点)/
 「特撰ホーム」の認定は審査を毎年実施
● 施設評価・施設長評価・オペレーター格付(逆三角形ピラミッド)
● 電話での問合せで判断できる3つの質問
● アポなし訪問で見るべき施設のポイント
● 高齢者住宅の優劣を見極める12の判断基準
 ① 従業員総数と入居者数との比率
 ② 食事提供のスタイル(自前、外注または委託)
 ③ 介護保険適用外のサービス提供
 ④ 勤続3年未満の現場スタッフの比率
 ⑤ 月額利用料金と従業員総数との比率
 ⑥ 非常時の食料や簡易トイレなど備蓄品の充足度
 ⑦ 入居者のコミュニティ参加度合い
 ⑧ 経営者・施設長・介護スタッフの資質
 ⑨ 経営方針
 ⑩ 認知症ケア、看取り対応
 ⑪ スタッフのモチベーション
 ⑫ M&A、投資ファンド等への対応
● 評価にあたり着目すべきステークホルダーは?(入居者・家族、スタッフ、経営者、運営母体、投資家、レンダー)
● デューデリジェンスに盛り込むべき「定性的」な視点
● 個別ケアこそが公平で平等
● 事故発生でも訴訟に至らない運営のあり方
● モンスターファミリー等からのクレームへの対処方法

Ⅳ. 超優良な高齢者住宅オペレーターとは――レジェンド経営者20人に学ぶ

● 超優良なオペレーター・施設・経営者20選
 ① 医療法人社団 慶成会:青梅慶友病院(東京都青梅市)=療養型病院
 ② セコムフォート㈱:コンフォートガーデンあざみ野(横浜市)=介護付有老ホーム
 ③ ㈱さんわ:シルバーヴィラ向山(東京都練馬区)=住宅型有老ホーム
 ④ 社会福祉法人 藤雪会:厚木ポポロ(神奈川県厚木市)=特養・グループホーム等
 ⑤ ㈱かいごデザイン:ハッピーニューライフ東船橋(千葉県船橋市)=住宅型有老ホーム
 ⑥ 合同会社むつみあい:ホームピアむつみあい(東京都足立区)=住宅型有老ホーム
 ⑦ 社会福祉法人 合掌苑:鶴の苑(東京都町田市)=介護付有老ホーム
 ⑧ 社会福祉法人 新生会:シティタワー・アンキーノ(岐阜市)=住宅型有老ホーム
 ⑨ 認定NPO法人ぐるーぷ藤:ぐるーぷ藤一番館(神奈川県藤沢市)=住宅型有老ホーム
 ⑩ ㈱シニアライフアシスト:ロイヤルケア高松(高松市)=介護付有老ホーム
 ⑪ 一般社団法人 南湖荘:茅ヶ崎太陽の郷(神奈川県茅ヶ崎市)=住宅型有老ホーム
 ⑫ 社会福祉法人 協同福祉会:あすならハイツ恋の窪(奈良市)=サ高住
 ⑬ ㈱スパーテル:ひなの家 彩~いろどり(石川県野々市市)=住宅型有老ホーム
 ⑭ 特定非営利活動法人き・ら・ら:ほっとハウス星ヶ谷(神奈川県逗子市)=グループホーム
 ⑮ INDEPENDENCE KINGDOM㈱:インディペンデンスヴィレッジ成城西(東京都世田谷区)=シニア向け分譲マンション
 ⑯ ㈱YSナーシング:ナーシングホーム横浜・長者町(横浜市)=マンション&介護付有老ホーム
 ⑰ 医療法人社団 八心会 上田医院:我が家 中国分(千葉県市川市)=住宅型有老ホーム
 ⑱ ㈱ドレミハウス:ドレミハウス世田谷(東京都世田谷区)=改装住宅型有老ホーム
 ⑲ ㈱ちとりのランプ:ここあんすの家 ひまり館(千葉県鎌ヶ谷市)=住宅型有老ホーム
 ⑳ ㈱縁:こころ(埼玉県深谷市)=住宅型有老ホーム
● 優良な高齢者ホームに共通する事項は何か
● 特徴的な優良オペレーターの施策から参考にすべき点

Ⅴ. 「新たな資本主義」と介護事業

●「新たな資本主義」とは“社員のため”“人の幸せのため”“五者のため”の資本主義
● 介護事業に求められる「新たな資本主義」の経営哲学とは
● おわりに

開催日時

2024年4月25日(木) 13:00~17:00

会場

東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費

55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
48,400円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト・コーヒー代を含む

講師プロフィール

上岡 榮信(うえおか・しげのぶ)

(一社)有料老人ホーム入居支援センター 代表理事
終末期を考える市民の会 副会長

愛媛県出身。フリーランスの英語通訳として、企業やジャーナリスト向けの海外視察の通訳・案内業務を開始。1980年ごろから、厚生労働省や全国有料老人ホーム協会、高齢者住宅財団、シルバーサービス振興会などの介護系団体、三井不動産、竹中工務店、鹿島建設などの不動産・建設会社に対して、海外の高齢者施設の視察、研修、調査の企画・手配・業務通訳・添乗を行なう傍ら、独自に高齢者施設の調査を進める。2010年に有料老人ホーム入居支援センターを設立。入居者の視点に立ち、独自の基準に基づいて国内の施設の調査・格付けを行なっている。良質な老人ホームを紹介して依頼者の「終の棲家」選びを支援するほか、入居後3年間のフォローも行なう。
これまでに視察・訪問した高齢者施設・住宅数は、海外21か国700か所、国内では4,000回以上の訪問件数となり、1,471法人の格付けデータを蓄積している。数多くの講演やマスコミ出演、新聞連載のほか、優良施設を適正に評価して紹介を行なう「老人ホーム診断士」の資格認定・育成、介護人材の紹介事業も展開する。
著書に『絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方』(河出書房新社刊)、『老人ホーム探し 50の法則』(日経BP社刊)、『安心・快適 高齢者施設ガイド』(日本経済新聞出版社刊)がある。

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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