コンバージョン(既存ビルの用途変更)によるアパートメントホテルの開発が注目を集めています。
新築に比べて建築コスト削減と工期短縮ができることや、急増するインバウンドニーズに応えられる都心の好立地を確保しやすいことに加えて、レトロなオフィスビルや歴史的建造物を活かした個性的な空間やコンセプトを打ち出せることから、先行企業ではさまざまな取り組みが行われています。
本セミナーは、まず第I講座で、築18年のオフィスビル一棟をコンバージョンした「illi Haku Asakusa」のデザインや導線、省力化・高効率化オペレーションの実際を現地視察いただきます。
次の第II講座では、国内宿泊市場やアパートメントホテル市場の最新動向を整理することで、今後の注目エリアや需要動向について解説。
第III講座では、国内31か所・137室を展開する「illi Stays & Hotels」の事例を通して、物件選定のポイントやコンバージョンを進める際の課題・対応のほか、事業を成功に導くブランディングの実践手法や、インバウンドの嗜好に応えるクリエイティブディレクションのポイント、高稼働を維持する集客戦略などについて解説いただきます。
13:00~13:30
●エントランス、24時間対応のフロントデスク・ラウンジ
●客室(2部屋程度)、宿泊者導線
●バックヤード、スタッフ導線など
<現地視察後、講演会場(台東区民会館)へ徒歩移動>
13:45~15:15
●国内宿泊マーケット動向とアパートメントホテルの需要
・国内主要都市別宿泊マーケット動向
・宿泊・観光に関する行政・法令等の動き
・アパートメントホテル価格競争力分析
●近接カテゴリーとの整理
・アパートメントホテルの定義
・近接カテゴリーとの比較・整理
・民泊の種類と比較
●今後のアパートメントホテル開発
・東京・大阪の供給推移
・アパートメントホテル事業への参入状況
・今後の注目エリア
15:30~17:00
●国内31か所、137室を展開する「illi Stays & Hotels」のブランド概要
・展開エリア、利用ターゲット等
●コンバージョンによるアパートメントホテル開発のポイント
・アパートメントホテルの事業モデル(新築・コンバージョン/一棟建て・1フロア展開等)
・アパートメントホテルに適した物件の選定ポイント
・コンバージョン(用途変更)における建築・設計上の課題と対応
●アパートメントホテル事業の成功要件
・契約形態・開発スキーム、プロジェクトの進め方
・コンセプトワーク、ブランディング、クリエイティブディレクション
・高稼働を維持する集客の仕組み
・省人化・高効率オペレーションの実際
●コンバージョン事例研究
事例(1):「illi Haku Asakusa」(26年3月開業)
――築18年の地元企業の本社ビル一棟をアパートメントホテルに
事例(2):「illi Tria Shibuya」(25年6月開業)
――渋谷の商業・オフィス複合ビルの最上階(7階)に2室展開
事例(3):「illi Sui Asakusa-Ryogoku」(26年9月開業)
――両国のオフィスビル一棟をアパートメントホテルに
・事業計画、開発スキーム、開業までのスケジュール
・物件の特徴、コンセプト設定、プロデュースワーク等開発のポイント
・販売、マーケティング戦略
・開業後の実際(利用者層/稼働率/平均宿泊日数/平均単価等)
●今後の展開予定
| 開催日時 | 2027年1月19日(火) 13:00~17:00 |
|---|---|
| 視察会場 (13:00~13:30) ※集合場所 |
「illi Haku Asakusa」 |
| 講演会場 (13:45~17:00) |
台東区民会館「特別会議室(中)」 |
| 定員 | 30名様(お申込み先着順) |
| 参加費 | 57,200円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
[第I・III講座]
株式会社BARE NOTE STUDIO 代表取締役
1987年生まれ。2017年に(株)BARE NOTE STUDIOを設立。“Product is Everything.”を信念に掲げ、ホテル開発・運営事業、不動産再生事業、クリエイティブ事業を展開。19年に始動したホテルブランド「illi Stays & Hotels」では、不動産の潜在価値とグループ滞在需要に着目し、ビルの空中階を活用した無人モデルから一棟再生・有人運営へと事業を拡張。建築・不動産・カルチャーの境界を横断しながら、事業計画・投資対効果・運営効率を緻密に見据えた戦略を提示してきた。現在は、主要都市にとどまらず、デザインの力で新たな価値を掘り起こせる地方都市やリゾートエリアへも視野を広げている。地域の魅力とホスピタリティを編み込んだ「illi Stays & Hotels」の展開を通じて、持続可能な「社会的価値」と、事業成長を支える「経済的価値」の両立を追求し続ける。
[第II講座]
ジョーンズ ラング ラサール株式会社
シニア ヴァイス プレジデント
ホテルズ&ホスピタリティ事業部
2006年2月ジョーンズ ラング ラサール(株)に入社。ホテルマーケット調査、フィージビリティ・スタディ、ホテルオペレーター選定及び契約交渉支援、ホテルアセットマネジメント、ホテルの売却支援等多数のプロジェクトに参加。12年以降、ホテル特化型REITの運用会社で全国約30ホテルのアセットマネジメント業務に従事。18年ジョーンズ ラング ラサール(株)に再入社して、シニア ヴァイス プレジデントに就任。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099