不動産私募ファンドに関連する基礎知識を整理したうえで、
組成・運用時の具体的な検討事項についてわかりやすく解説!
不動産投資・開発において不動産私募ファンドの活用が進むなか、オフィスやレジデンスだけでなく、商業施設やホテル、物流施設等へと投資対象が拡大しています。そのなかで、不動産ファンドに従事する新任担当者は、「そもそも不動産ファンドは何のために必要なのか」「不動産ファンドに向かうマネーの現況」「各プレーヤーに求められる役割」など、不動産私募ファンド組成・運用に関わる基礎を理解したうえで、拡大する投資マーケットに対応する実務を学ぶ必要があります。
本セミナーは、不動産ファンド市場の最新動向や事業環境の変化を整理したうえで、不動産事業における私募ファンド組成の意義や、各スキーム(TMK、GK-TK、不動産特定共同事業法、REIT、不動産クラウドファンディング等)の概要、各プレーヤーの役割、各種規制など、不動産私募ファンドを取り巻く基礎知識を解説。さらに不動産私募ファンド組成にあたって重要となる、スケジュールやアセットタイプ別のスキーム選択の考え方、ドキュメントに関する留意事項についてわかりやすく解説いたします。
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行します
●「ファンド」とは何か
――ファンドの種類と性格
●不動産ファンドの時代潮流
・J-REITの拡大
・不動産私募ファンドの拡大
・地方への広がり
●多様化する不動産証券化
●今の不動産事業におけるファンド組成の意義
●ファンドにおけるプレーヤー
●二段階課税の回避
●倒産隔離
●レバレッジ効果
●不動産ファンド組成スケジュール
●開発型・物件取得型、商業施設、レジデンス、物流施設ごとにおけるスキーム選択の実践
●各種ドキュメントの概要
●ファンド稼働後の運用&マネジメント
●EXIT(出口戦略)
●TMK(特定目的会社)スキーム
●GK-TK(合同会社-匿名組合)スキーム(信託受益権保有型)
●GK-TKスキーム(不動産特定共同事業法上の特例事業・現物保有型)
――平成25年不動産特定共同事業法改正を踏まえて
●GK-TKスキーム(不動産特定共同事業法上の適格特例投資家限定事業・現物保有型)
――平成29年不動産特定共同事業法改正をふまえて
●不動産クラウドファンディング
●REITスキーム
●各種類型の制度比較
| 開催日時 | 2026年3月6日(金) 13:00~17:00 |
|---|---|
| 会場 | 都市センターホテル |
| 参加費 | 57,200円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
三宅坂総合法律事務所
弁護士
1983年3月東京大学法学部卒業、86年4月弁護士登録(第二東京弁護士会)、90年4月三宅坂総合法律事務所を開設し、現在に至る。
主たる取扱い分野は経営支援全般、企業提携・再編、国際業務、企業リストラクチャリング・投資プロジェクトなど多岐にわたる。特に不動産分野では、不動産関連・商業施設、オフィス、住居、レジャー、ホスピタリティ施設、物流施設などの開発、運用( 流動化案件を含む)に関して、不動産プレーヤーに対する助言相談・実務対応に多数の経験をもつ。
三宅坂総合法律事務所
弁護士
2004年3月東京大学法学部卒業、06年3月東京大学法科大学院卒業、06年~07年最高裁判所司法研修所司法修習生(60期)、07年12月弁護士登録(東京弁護士会)。17年より三宅坂総合法律事務所パートナー。18年不動産私募ファンド(適格特例投資家限定事業)投資委員就任、20年私募リート投資法人監督役員就任。
主な取扱い分野として、ファイナンス(不動産、債権等の資産の流動化・証券化、LBOファイナンス、再生エネルギーファイナンス、PFI、キャピタルマーケット、バンキング等)、各種の不動産取引、金融規制法、金融コンプライアンス、企業の買収、統合、再編、不動産・金融・商事関連の紛争解決、LPS、LLP等投資ファンドの組成・運営、金融商品取引業の登録および体制整備、会社法務全般など。
■TMKスキーム等についてわかりやすく説明いただき、よく理解できた(デベロッパー)
■私募ファンドのスキームの違いをはっきり理解できていなかったが、本セミナーを受講したことで整理・理解ができた(AM)
■基本的な部分をわかりやすく解説いただき満足(信託銀行)
■曖昧だったストラクチャーについて具体的に説明いただき、とても参考になった(AM)
■現実的にどのスキームが使われているのか、どうしてこのスキームが使われているかの理由を理解できた(デベロッパー)
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099