■国内外の成功事例から勝ちパターンを学ぶ!
オレンジカウンティ(米国)/グンゼタウンセンターつかしん(尼崎市)/大阪・梅田街区(大阪市)
勝ち組ポジションへ転換し、売上が3倍となった地方SCの事例も!
徹底的なデータ分析で“立地ポテンシャル”を洗い出し、
適正な“ポジショニングと業態の選択”により自施設を成長軌道へと導く、
「マーケティング・デザインモデル」の分析手法を事例とともに詳解!
施設数の減少にみられる「SCの飽和期」が到来し、真の地域ニーズに基づいたSCでないと事業の成功は難しくなりました。SCは、立地するマーケットの可能性と地域生活者の購買行動の綿密な分析のもと、時代に即した独自の価値を提供し、売上や収益力を高めることがこれまで以上に重要になっています。
本セミナーは、SC開発における「マーケティング・デザインモデル(共有商圏の中で互いに異なる得意分野を発揮して棲み分け、“競存共栄”するマーケティング戦略)」の考え方をもとに、独自基準による解析や評価、対策の立案・実行ステップを解説するとともに、国内外の事例研究を通して、自施設を「勝ち組」に導くポジションと業態の確立手法を学びます。
また、マーケティング・デザインモデルを活用したリニューアル事例のなかには、年間売上が80億円から280億円まで上がったケースもあるなど、企画・開発時はもちろん、再生の場面でも有効な手法です。
商業施設事業者はもちろん、SCへの投資や開発・再生を行なう不動産ファンドやデベロッパーの皆様の確実な成長を実現する根拠ある計画策定と、その実現に向けた道筋を明らかにする機会として、参加をお勧めします。
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。
1. 新・旧タイプのSCが混在するなか、地域で存在価値を高めるための条件
~ ECとの連携に取り組む時代、ECがリアル店舗を活用する時代のSCのあり方
2. SC飽和期の成功モデル「棲み分けによる一番型SC」3つの成立手法
①勝ちパターンの定義は「売場効率」が基軸
②3つの勝ちパターン「ナンバーワン戦略」「オリジナルワン戦略」「オンリーワン戦略」
3. 固有マーケットのなかでSCの棲み分けを目指す「マーケティング・デザインモデル」
1. MRI解析(マーケット・リポジショニング・インデックス)
── 1つの固有マーケット内でのポジショニング再構築のための数値的解析
①固有マーケット内の各SCとの相関と競争優位性
②固有マーケット内のマーケットデータと立地ランク
③固有マーケット内の潜在的な勝ちパターン要因解析
2. MMR解析(マーケット・マネジメント・リサーチ)
── 商圏内生活者の買物と生活に関する行動メカニズムの数値的解析
①商品別(50品目)の購入先(30か所)探索
②主要SC(自社SC・競合SC)の利用度・選択理由分析
③SC別の特性・機能評価、当該SCの自己評価
④マーケットおよび当該SCへの地域住民のニーズ探索
⑤商圏およびSCのプロフィール探索(ライフステージ、衣食住の傾向等)
3. IPS解析(イノベーショナル・パワーアップ・システム)
── 革新するSC強靭化フォーマット
①成功モデル構築のための「勝ちパターン」化の基本フォーマット
②「勝ちパターン」進化の3ステップ(業態づくり・業格づくり・業彩づくり)
③「勝ちパターン」確立へのプロセス設計(調査・戦略・計画・運営)
1. ロス&チャレンジ解析
①来ている客、来ていない客の実態と属性・要因の解析
②売り損ねているニーズと挑戦すべきニーズの解析
2. マーケットの深耕戦略~ニーズ把握、方向性解析、アプローチポイント
①外部要因分析 ~ 客層、エリア、競合における進出分野の選択と深耕戦略
②内部要因分析 ~ 商品、SC機能、顧客ニーズ対応におけるアプローチポイントの選択
3. マーケットソリューション(マーケットの課題解決)のポイント
1. 郊外型「オレンジカウンティ(米国)」の現在
~ 30年間のエリア内競争の末、地域一番店との棲み分けで複数SCが勝ち組ポジションを獲得
2. 周辺市街地エリア「グンゼタウンセンターつかしん(兵庫県尼崎市)」の再生
~ 20年に及ぶ不振から、核テナント退店を機に業態の棲み分けを図り再生を実現
3. 中心市街地型「大阪・梅田街区」の進化
~「棲み分け型一番戦略」により、直近10年間で“新しい日本一の中心街”へと進化
| 開催日時 | 2026年1月20日(火) 13:00~17:00 |
|---|---|
| 会場 | 都市センターホテル |
| 参加費 | 57,200円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
㈱ダイナミックマーケティング・パートナーズ
代表/シニアコンサルタント
明治大学大学院商業研究科修了。SCおよび流通理論に基づく実践手法のコンサルタントとして、SCの開発・リニューアルに関するコンサルティングを専門に実施。1つの固有マーケットのなかで競合SCと棲み分けをする「消費者がもう1つほしいSCづくり」「もう1つ成立するSCづくり」を、マーケティングデザイン理論から解明することをミッションとし、2006年「グンゼタウンセンターつかしん」のリニューアル案件では、マーケティングデザイン理論によって再生を実現した。同社のホームページでは流通・SCの情報発信を積極的に行ない、年間60万アクセスがあるなど好評を博している。SC経営士。
・SCの開発やリニューアルで勝ちパターンを構築したいデベロッパー
・今後の出店にあたり、勝ち筋のSCを選択したいテナント企業
・保有するSCの価値を確認、向上したい不動産ファンド・AM会社、商業PM会社
・SC業態の今後を見通したい流通関係・シンクタンク・金融機関等
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099