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「CSRを考慮し企業価値向上を図ったCRE事例」から成功のポイントを学ぶ!

「企業不動産(CRE)戦略」実務研究

アクティビストの台頭によって、より効率的な活用が求められる「企業不動産(CRE)」。
自社の事業成長戦略と連携したCRE戦略や実行力ある組織体制をどう構築すべきか!
[不動産][経営][金融][財務会計]の各視点から具体的な検討事項を解説!

■CREを取り巻く事業環境の変化と、実践に必要な「三種の神器」
(CREマネジメントの一元化、先進的ワークスタイルの重視、アウトソーシングの戦略的活用)
■CRE戦略の具体的な検討事項(物件の価値評価、会計・税務への影響等)
■活用戦略別のシナリオ作成のポイント

企業不動産(CRE)の活用戦略が高度化しています。先行する企業では、CSR(企業の社会的責任)を考慮したCRE戦略に取り組むことで、企業価値向上や持続的な成長を図っています。さらに、自社の成長戦略とCRE戦略を連携させることで、ROA(総資産利益率)の改善とPBR(株価純資産倍率)向上を実現しています。このようなCRE戦略に取り組むためには、自社の成長戦略にあわせて、不動産の使用価値や市場価値、バランスシートやキャッシュフローへの影響、税務メリット、売却資金の用途など幅広い視点から活用シナリオを策定することが必要となります。また、不動産の専門知識だけでなく、経営・金融・財務会計・法務など幅広い領域の知見が求められることから、社外の専門家やアウトソーシングを活用しながら、一元的なマネジメント体制を構築することが重要となります。
本セミナーは、まず第1部で、CRE戦略の在り方を社会的価値創出の視点から解説するとともに、CRE戦略に取り組む際に重要となる3つのポイントについて事例を交えて解説。また第2部では、CRE戦略に取り組むうえでの具体的な検討事項について、不動産・経営・金融・財務会計の視点から分析し、活用シナリオ別(保有・売却・買換え・賃貸)に留意点を解説。さらに、「企業価値向上を実現したCRE戦略の先行事例」からCRE戦略を成功に導くためのポイントや、事業会社と不動産会社とのリレーション構築のポイントについて学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00~16:30 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。

[第Ⅰ講座]13:00~14:30

Ⅰ. CRE戦略の在り方~社会的価値創出と三種の神器~

●CRE戦略とは何か
・ 企業経営の在り方 ~社会的ミッション起点のCSR経営~
・ CREをCSR/ESG実践のプラットフォームに ~外部性の視点~
・ CRE戦略の企業経営における位置付け ~社内顧客への貢献~
・ シェアードサービスとしてのCRE戦略 ~主要な3つの役割~
●CRE戦略の変遷
 ──「 企業価値向上」だけでない「地域活性化・社会課題解決」
・ 高まるCRE戦略の重要性、企業を取り巻く環境変化
・ 国土交通省のCREへの主な取組
●CRE戦略実践に必要な「三種の神器」
・ CREマネジメントの一元化
・ 先進的・創造的なワークプレイス、ワークスタイルの重視
・ アウトソーシングの戦略的活用

[第Ⅱ講座]14:45~16:30

Ⅱ. 企業価値向上のためのCRE戦略実務

●CREを取り巻く環境
●CRE戦略における検討ポイント
 ── 事業の状況、不動産の状況、物件の使用価値、
    マーケットバリュー、会計、税務、キャッシュフロー
●不動産活用シナリオ別の検討ポイント
 ── 不動産を多角的に検討、具体的に活用するための戦略構築
● 成功事例研究
 「CSRを考慮し企業価値向上を図ったCRE事例」
 ── 上場企業の不動産担当者との対談「何を考え・どう動いたか」
●まとめ

開催日時

2025年12月10日(水) 13:00~16:30

会場

明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23 TEL 03-3403-1171(代)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費

57,200円(1名様/消費税および地方消費税を含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
49,500円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト代を含む

講師プロフィール

【第Ⅰ講座】

百嶋 徹 (ひゃくしま とおる)

株式会社ニッセイ基礎研究所
社会研究部 上席研究員

 

1985年野村総合研究所入社、証券アナリスト業務、財務・事業戦略提言業務に従事。野村アセットマネジメント出向を経て、98年ニッセイ基礎研究所入社。専門は企業経営を中心に、産業競争力、イノベーション、AI・IoT・自動運転、スマートシティ、CRE・オフィス戦略、CSR・ESG経営等。日経金融新聞(現・日経ヴェリタス)および米Institutional Investor誌のアナリストランキングで素材産業部門第1位(94年)。明治大学経営学部特別招聘教授を歴任(2014~16年度)。国土交通省『企業による不動産の利活用ハンドブック』の発刊に寄せて、論考「地域活性化に向けた不動産の利活用」を寄稿(2019年)。CRE戦略の重要性をいち早く主張し、調査研究活動を通じて普及啓発に努める。

【第Ⅱ講座】

廣瀬 丈士 (ひろせ たけし)

シービーアールイー株式会社
キャピタルマーケット インベストメントプロパティ
シニアディレクター

 

2017年CBREへ入社。不動産×金融の第一人者として、本邦不動産に関与する様々な関係者・業界への接点をもち、現在、その知見や経験を活かして、不動産の活用を通じた企業価値の向上に取り組む。
1987年安田信託銀行(現みずほ信託銀行)入行。大企業RM(リレーションシップマネジメント)営業、事業法人新規顧客開拓営業に従事したのち、みずほグループ発足に伴い不動産営業部次長として大企業を担当し、グループ内連携を推進。本店ソリューション営業部次長として優良大企業融資開拓営業を経て、外資系投資家ファンド、国内大企業、大手デベロッパー・ゼネコン担当の各不動産営業部長を歴任。

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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