デジタル化・人口減少社会を見据えた新たな“価値創出”の方向性
商業施設(SC、百貨店、商業・飲食ビル等)の最新動向分析から、
[収益力][集客力]向上のポイントと“これからの商業施設”のあり方を学ぶ!
Eコマースの急速な普及や人口減少が本格化する社会の中で、商業施設は時代に即した業態の再構築や施設の価値創出が課題となっています。これまでも商業施設は、社会環境の変化に柔軟に適応することで、新しい付加価値やライフスタイルを顧客に提供して成長を続けてきました。今後の商業施設事業においても、外的要因(デジタル化の進展、インバウンド需要等)を取り込んで、新しい価値の創造や成長戦略を構築することが急務となっています。
本セミナーは、商業施設に特化したコンサルティング業務を行なう㈱ビーエーシー・アーバンプロジェクトの矢木達也氏を講師に迎え、国内の商業施設の進化の変遷や直近の国内マーケット分析、さらにアメリカの先進事例等から、これからの商業施設開発に求められるコンセプトや新しい価値創出のヒントを導き出して、今後の業態の方向性を解説してまいります。 商業デベロッパーをはじめ、AM、PM、投融資に携わる方々の参加をお勧めいたします。
13:00~17:00 ※適時休憩をとりながら進行いたします
①ポストコロナで明暗を分けた業態・施設
●全国の小売業販売額の推移、業態別にみた成長の変遷、Eコマースとの関係
●立地別(都心・郊外・駅前)の成長要因
●タイプ別(近隣型NSC・大規模郊外型RSC等)の成長要因
●業態別の成長要因
②賃料トレンドにみる立地価値の変遷
●SC賃料・路面賃料・業態別の賃料負担力等から、ポテンシャルの高い立地の変遷を掴む
①デジタル化と小売の再構築
●Eコマース、D2C(Direct to Consumer)、SNS×商業施設
②商業施設運営に求められる対応力
●人手不足、高騰するコスト、テナントリーシング
③人口減少・高齢化のインパクト
●年齢別の潜在消費の推計と影響
④消費スタイルの多様化
●非日常消費の成長─トラベルリテール、パーソナルショッピング、推し活、マイホビー
●日常消費での競争激化─食業態の進化、バリュー志向
⑤業種業態の変化予測
●進化する「食」、二極化する「ファッション」、“モノよりコト”の「住生活」、
「個」に対応する余暇レジャー
⑥今後「伸びる商業施設」「縮む商業施設」
①レジャー産業化する商業施設
●トラベルリテール、エンターテインメントセンター、メディアとしての商業施設
②近隣型商業施設(NSC)の再定義とクオリティオブライフ(QOL)
③時代とマッチさせる既存施設のリニューアル・コンバージョン
●NSCをタウンセンターへ転換した例
●RSCからミックスドユース(複合用途)のまちづくりを目指した例
④注目すべき業態
●「Market Place」「タウンセンター」「メインストリート」
開催日時 | 2025年7月30日(水) 13:00~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
株式会社ビーエーシー・アーバンプロジェクト
代表取締役社長
1961年生まれ。筑波大学社会工学類都市計画学科卒業。大手百貨店を経て、87年に㈱ビーエーシー・アーバンプロジェクトに入社。取締役を経て、2006年代表取締役社長に就任。店舗賃料データ「ReReM(リリム)」などオリジナルの調査システムを駆使し、ショッピングセンター等商業施設に特化したマーケットレポートや、SC・百貨店など商業施設を投資対象としたデューデリジェンス業務におけるレポート、開発・リニューアル時のマーケティング・コンサルティングを行なう。多数の開発プロジェクト・リニューアルプロジェクトなどへの参画実績とともに、同社レポートは投資家からの信頼も厚い。
17年4月よりショッピングセンター協会SCアカデミー指導教授、SC経営実践論を担当。著書に『タウンセンター:商業開発起点によるウォーカブルなまちづくり』他、専門誌等に執筆。日本SC協会認定SC経営士、インターナショナルショッピングセンター協会認定CSM(Certified Shopping Center Manager)/CRRP(Certified Retail Real estate Professional)。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099