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葬儀社担当者・納棺スタッフのための
【ご遺族参加型納棺】・【死化粧】の手順とポイント

最新の新型コロナウイルス感染症対応・対処法を研修内容に追加しました。
家族を守る 感染予防策、「触れたい」と思っていただける 処置技術 や 納棺の進め方 など、
納棺担当者が 技術と接し方 で提供できる“グリーフサポート”を参加型納棺から学ぶ!

  • 葬祭業
  • セミナー
担当者必須!
納棺業務に必要な知識の範囲・技術の基本・コミュニケーションの姿勢がわかる
■医療の知識・・・
 感染予防/死後経過(臭い・体液等)/メンタルケア/引き継ぎ状況からの予測
■納棺処置の技術・・・
 前処置(目閉じ・口閉じ)、復元処置/硬直解き、フェイスマッサージ/死化粧/脱がし、着替え
■グリーフケアの視点・・・
 適切な「説明・同意・実行・報告」/家族に配慮した言葉の変換/「表情」「雰囲気」づくり

新型コロナウイルス感染症は葬儀業にも大きな影響を与えております。納棺は慌ただしい葬儀のプロセスのなかで、家族が故人と向き合える貴重な時間です。特に昨今は葬儀の小規模化によって故人との距離は近くなっており、家族が故人に触れることを通じて想いを昇華させることができる最後の機会として、参加を可能にする処置技術と雰囲気づくりの重要性が増しています。
本講座では、【ご遺族参加型】の納棺を実践する笹原留似子氏を講師に迎え、ご遺族とともに進める納棺の手法と、求められる技術の習得を目指します。『【ご遺族参加型納棺】・【死化粧】の手順とポイント』では、笹原氏が現場で行なう「参加型納棺」の進め方を、そのなかで求められる感染予防、ご遺体処置の技術(軽度)、コミュニケーション手法、医療現場からの遺族ケア情報とともに学びます。
その続編として、『【状況別ご遺体復元と管理】・【新型コロナウイルス感染症・COVID19対応・対処法】』では、【ご遺体処置のケーススタディ】と【新型コロナウイルス感染症対処法】を通して、しっかりと故人と向き合って送りたいというご遺族の希望に応える、ご遺体の状態づくりをご指導いただきます。知識や手順、処置技術と、遺された家族への適切なコミュニケーションによる支援を目指す葬儀社様、納棺担当者様のご参加をお待ちしております。

当講座は、関連する2つの講座『【ご遺族参加型納棺】・【死化粧】の手順とポイント』と『【状況別ご遺体復元と管理】・【新型コロナウイルス感染症・COVID19対応・対処法】』講座を2日続けての開催となります。両講座を受講いただくとさらに効果的です。

セミナープログラム

10:30〜16:45 ※昼食休憩および適時休憩をとりながら進行いたします。

1. ご遺族参加型納棺の目的と全体像

@状態の観察・予測(A死斑 B腐敗 C死臭 D感染を理解する)

● 現場実践のためのグリーフケア基礎知識
 〜悲嘆のしくみ・言葉の変換法・説明法
● 感染予防策・管理・保全(疾患別・イレギュラー対応)
 〜粘膜対処、止血、漏液止め、死臭止め、汚染物処理等、感染管理と説明法

2. 参加型納棺実践の前処置

【実習】 E目閉じ F鼻処置 G口閉じ H硬直解き

● 造形心理学(安心できる表情)
● 進行時のグリーフケア(説明・同意・実行・報告)
● 個性を引き出し、故人の微笑みを戻す技法
● 火葬まで口が開かない技法

3. ご遺族が求める身だしなみ(死化粧)

【実習】 Iドライシャンプー J整髪 K産毛・髭剃り Lフェイスマッサージ M軽度変色復元(傷・痣・黄疸・死斑) N死化粧(血色・個性復元)

● 死化粧に必要な死後変化の基礎知識と技術の実践
● 死化粧は化粧を求められているわけではない
● 厚塗り、やりすぎ、違う人にして嫌われないために

4. 参加型納棺の着付け

【実習】 O着付け

● 着付けの流れ・ポイントの実践
● 納棺場面での協力依頼のポイント
● 柩の中の顔まわりの飾りつけ
● 火葬まで持たせる安置法

5. 質疑応答



開催日時 2021年11月25日(木) 10:30〜16:45
会場 BDK会議室(和室)
東京都港区芝4-3-14 仏教伝道センタービル TEL.03-3455-5851
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 53,900円(1名様/消費税等含む)
※資料代・実習備品代・昼食代を含む。
定員 16名(申込み先着順)

講師プロフィール

笹原 留似子(ささはら るいこ)

株式会社桜 代表取締役/復元納棺師
北海道出身。幼少の頃よりキリスト教日曜学校に通い、聖書の教え、マザーテレサの精神を学ぶ。のちに巫女として奉職し、神楽や舞楽を神前で奉納。3年後、巫女長となる。その後、病院に勤務。感染予防対策・褥瘡対策・接遇対策委員会等の活動で専門知識の習得に努めるとともに、患者と患者家族との関わりのなかで、メンタルケアをチームおよび病棟単位で実践。病棟で沢山の患者さんを看取るなか、医師の勧めで復元納棺師となる。病棟時代の経験を活かし、納棺の施行を通してのオリジナルのグリーフケアに取り組み、これまでに延べ 2万件以上の施行実績を持つ。2007年11月、株式会社桜の立ち上げに伴ない現職。医師や看護師、ケアマネージャー、看取り実践施設等とのネットワークを持ち、水沢学苑看護専門学校の非常勤講師を務めるほか、医療・福祉関係者を対象とした勉強会等でも活躍中。また東日本大震災の際には、復元ボランティアとして被災地を奔走。多方面の協力のもと、3か月以上かけて約300体の復元処置を行なった。東日本大震災後、警察協議会委員に選任され、東北管区の警察庁・消防庁・海上保安庁・各警察本部・法医学教室諸教授・歯科医師のチームで行なわれる災害テロ訓練に年2回依頼を受けて、毎年参加している。現在も岩手県北上市を中心に、日々「参加型納棺」と「復元処置」を提供している。
<書籍紹介>
おもかげ復元師(ポプラ社)/おもかげ復元師の震災絵日記(ポプラ社)/増補版 納棺・遺体処置実務 実践資料集(綜合ユニコム)/看護職・介護職が行うエンゼルケア・死化粧とグリーフケア(日総研出版)/新生児・小児のエンゼルケアとグリーフケア(日総研出版)

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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