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――「海外不動産投資に関する実態調査」(㈱三井住友トラスト基礎研究所実施)分析と実務から学ぶ

[海外不動産投資]実務講座

経済成長を背景にキャピタルゲインや高賃料を狙える「海外不動産投資」。
海外不動産投資の主要国の「ポテンシャル」「リスク」を投資戦略別に整理し、
実務上の留意点(投資スキーム・投資プロセス)や検討事項を解説!

国内企業・投資家の投資戦略から学ぶ!

経済成長や人口増加による「不動産価格の上昇」や、旺盛な需要を背景とした「賃料の上昇」が将来的にも見込める「海外不動産投資」。銀行や年金等の機関投資家による間接投資だけでなく、デベロッパーや商社、ゼネコン等においては、主要国(米国、英国、豪州)を中心に直接投資も拡大しています。しかし、投資にあたっては日本とは異なる法規制や税制、地政学的なリスクなどの検討事項が多くあります。そのため、先行する日本企業や国内投資家の投資戦略を学んだうえで、各国の市場成長性とリスクを判断することが重要となります。

本セミナーは、まず第1部で、㈱三井住友トラスト基礎研究所が実施した「海外不動産投資に関する実態調査」をもとに、日本企業・国内投資家による投資動向や投資戦略を分析したうえで、各国の市場ポテンシャルやリスクについて同社の伊東尚憲氏から解説いただきます。

また第2部では、日本企業に対して海外不動産投資のコンサルティングや支援を行なっている三井住友信託銀行㈱の脇本和也氏から、主要国の代表的な投資スキーム(米国:LLC、英国:直接保有、豪州:MIT)や、国によって異なる投資プロセスを日本との比較を通じてわかりやすく解説。さらに、「意向表明書」「出資契約書」「売買契約書」「JV契約」などの法的留意点や国別の重要検討事項など、実務上の留意点についても解説いたします。

セミナープログラム

【第1部】13:00~15:30

日本の投資家による海外不動産投資動向

●日本の投資家による海外不動産投資動向

・取引金額の推移

・現在の投資残高

・海外不動産投資拡大の背景

・投資動向から読み解く現在のトレンド

●海外不動産投資調査などに見る投資実態

・投資戦略や体制などの実態

・企業・投資家が海外不動産投資に期待する点

・海外不動産投資にあたっての課題とは

・今後の投資意向(国・プロパティタイプ)

●海外不動産投資での主要国の位置づけ

・国としての成長性

・不動産市場のポテンシャル

・カントリーリスクや不動産市場の課題など

・米国政策の行方が各国に与える影響、不動産市場の行方

●今後の有望な国・市場とは

・成長性と懸念材料はトレードオフ

・企業戦略別に考える有望国

【第2部】15:40~17:00

海外不動産の実務上の留意点――米国・英国・豪州を中心に

●代表的な投資スキーム

・米国:LLC(Limited Liability Company)など

・英国:直接保有等など

・豪州:MIT(Managed Investment Trust)など

・日本のスキームとの比較

●国別の投資プロセスと特徴

・米国:LP(Limited Partnership)出資など

・英国:現物投資など

・豪州:LP出資など

・日本の投資プロセスとの比較

●各国共通・個別の留意点

・意向表明書、出資契約書、売買契約書、JV(契約) など

・その他の国別の重要検討事項

・各プロセスにおける留意点(専門家選定、日本との違いなど)

開催日時

2025年10月2日(木) 13:00~17:00

会場

都市センターホテル
東京都千代田区平河町2-4-1 TEL. 03-3265-8211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費

57,200円(1名様/消費税および地方消費税を含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
49,500円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト代を含む。

講師プロフィール

伊東 尚憲  (いとう ひさのり)

株式会社三井住友トラスト基礎研究所
海外市場調査部 研究参事

1986年九州大学工学部卒業、日興証券に入社し住宅・不動産セクターアナリストなどに従事。その後、不動産会社、不動産投資顧問会社において住宅・不動産市場関連のリサーチ業務を担当した後、2008年に住信基礎研究所(現・三井住友トラスト基礎研究所)入社。国内不動産市場調査を担当した後、11年より海外市場調査部にて世界主要都市の不動産市場調査・分析、投資ポテンシャル評価や市場予測などを担当している。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)、不動産証券化協会認定マスター。

脇本 和也 (わきもと かずや)

三井住友信託銀行株式会社
グローバル不動産業務部 部長

1970年生まれ。92年に三井住友信託銀行㈱に入社。仲介、不動産信託業務などを経て、私募ファンド・REITなど不動産ファンドビジネス全般に係るコンサルティング業務に従事。2012年4月からは、海外投資家の対日不動産投資サポートや日本企業の海外不動産投資サポートなど、クロスボーダー取引に係るコンサルティング業務に従事。22年4月から現職。早稲田大学法学部卒、不動産鑑定士、MBA(米国クレアモント大学院大学ドラッカースクール)。主な著書に『不動産ファンドがよ~くわかる本(第3版)』『英語で学ぶ不動産ビジネス(共著、第2版)』がある。

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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