国内ホテルマーケットの最新動向や開発・投資トレンドを整理したうえで、
アパートメントホテルの「事業特性」や「投資評価手法」について解説!
さらに、最新事例『&Here』から開発のポイントや運営上の留意点を具体的に学ぶ!
2024年のインバウンド数は過去最多となり、今後も順調な拡大が予想されるなか、インバウンドの中長期滞在・グループ旅行ニーズをターゲットとした「アパートメントホテル」が注目を集めています。
アパートメントホテルは連泊を基本とした事業構造による安定的な稼働や、人手不足のなかでテクノロジーを活用した効率的な運営が期待できることから、投資アセットとしての関心が高まっています。一方で、投資・開発・運営に携わるプレイヤーは未だ限定的なため、マーケットのブルーオーシャンとして十分な参入余地が残っているといえます。
本セミナーは、いま注目を集めるアパートメントホテルの事業特性や最新動向を整理したうえで、投資評価を行なう際のポイントを解説。さらに、インバウンドの中長期滞在・グループ旅行ニーズを取り込んだホテル開発によって、当初の想定を大きく上回る売上げを実現した『&Here』(日鉄興和不動産㈱)の事例から、事業成功のポイントを、開発・運営・誘客面から多角的に研究してまいります。
新規参入を検討する事業者をはじめ、デベロッパーやホテルオペレーター、金融機関の方々のご参加をお勧めいたします。
13:30~14:10
1. ホテルマーケットを取り巻く環境
2. 長期滞在・グループ宿泊需要の動向
3. ホテルのパフォーマンス動向
4. 国内のホテル開発・投資の傾向
5. 多様化するホテルタイプとトレンド
6. 今後のマーケット予測
14:10~15:20
1. アパートメントホテルの事業特性
・アパートメントホテルの定義
・他宿泊施設とのビジネスモデル比較(宿泊特化型ホテル・サービスアパートメント・民泊等)
2. エリア別の開発動向
3. 主要プレイヤーとその動向(開発サイド、運営サイド、投資サイド)
4. 売買価格の動向
5. アパートメントホテルの投資評価
・デューデリジェンス(事業価値評価)のポイント
…立地条件/建物条件/その他キャップレートに影響を与える要因
・価値を上げるためのポイント
・事業評価シミュレーション
6. 今後の展望
15:30~16:30
1. 『&Here』のブランド概要
・コンセプト/ターゲット/ポジショニング/事業参入の経緯
2. 開発上の検討事項
・コンセプト・ターゲット設定/マーケット調査(エリア・立地・競合調査)/収支計画/
客室設計(面積・間取り・バリエーション等)/備品設備/共用エリア/等
3. 運営上の検討事項
・施設運営・設備管理/人員体制/海外スタッフの確保と育成/
宿泊費設定の考え方/販促活動(OTA等)・海外層へのアプローチ/等
4. 滞在価値を向上させるサービスの導入効果とポイント
・ホテル内イベント/地域との関係構築/&LOVER(スタッフによる街の案内サービス)/等
5. 事例研究
・稼働率/平均滞在日数/同伴係数/ADR/RevPAR/GOP/利用者属性/等
6. 今後の展開
・今後の施設展開
・さらなるバリューアップに向けた施策
開催日時 | 2025年8月6日(水) 13:30~16:30 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 57,200円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
一般財団法人日本不動産研究所
専門プロジェクト室 室長
チーフアナリスト
都市銀行の不動産ファイナンス部門を経て、一般財団法人日本不動産研究所(JREI)に入所。2012年より専門プロジェクト室にて、主にホテル・旅館・ゴルフ場・テーマパークなどレジャーアセットのバリュエーション・マーケットリサーチ業務に従事。17年に金融機関へ出向の後、19年より現職。現在、全国のオペレーショナルアセットのバリュエーション業務と投資家・レンダー・事業者向けに全アセットのマーケットレポートサービスを提供する専門プロジェクト室の統括責任者として活躍。ADR算出プログラムの特許権発明者。不動産鑑定士。
NSKREホスピタリティ株式会社
社長執行役員
日鉄興和不動産株式会社
都市事業本部 ホテル事業部 参与
1981年4月東急不動産㈱入社。㈱東急ホームズ常務取締役、東急不動産㈱ 事業創造本部 執行役員本部長、首都圏事業本部 執行役員本部長等を経て、2020年1月日鉄興和不動産㈱入社。以後、事業開発本部 本部長付部長、執行役員 事業開発本部 事業開発第四部長を経て、22年6月NSKREホスピタリティ㈱ 代表取締役社長に就任。24年6月より社長執行役員、現在に至る。
日鉄興和不動産㈱が2024年に第一号物件(上野)として開業したアパートメントホテルブランド。
付帯設備・客室バリエーションの充実や海外スタッフの確保、周辺地域との連携などの差別化を図ることで、当初の想定を大きく上回る売上げを実現。写真は同ブランド2号店の&Here OSAKA NAMBA(25年4月開業)のレセプション棟外観。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
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