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実務解説!
中国企業の対日投資の最新動向とビジネスチャンス

企業や中国投資家による対日投資に精通する徐大鵬氏をお招きし、
拡大し続ける中国企業による日本企業買収や不動産投資の最新動向、
中国企業や中国投資家の特性や、中国法人との関係構築のポイント、
M&A・投資における日本企業が気を付けるべきリスク管理等を解説!

ご案内
  中国企業や中国投資家による対日投資が増加しています。
 これまでは割安感のあるマンションやホテル・旅館等が投資対象でしたが、近年では不動産のみならず、特定業界の先端技術や知的財産を保有する中小企業、医療設備や医薬品等の研究開発技術をもつ中堅企業、製造ラインや金型工場など、幅広い分野で投資を行なうようになっています。
 さらに、債務危機による法的手続きを免れたい中小企業や、後継者不足に悩む老舗企業なども、コストパフォーマンスの高い投資プロジェクトとして、中国企業からは高い関心が寄せられています。
 本セミナーは、中国の弁護士として、中国の大手IT企業や大手保険会社などをはじめとした中国企業や投資家による対日投資に精通する徐大鵬氏をお招きし、中国企業や中国投資家による日本企業買収や不動産投資の現状、投資家属性を整理したうえで、中国企業との関係構築のポイントについて解説。
 さらに、中国企業による企業買収や投資時にパートナーとなる日本企業が気を付けるべき留意点を、法的側面を中心に実例を基に解説いたします。

印刷用PDF(1.9MB)

セミナープログラム&タイムスケジュール 

13:30〜16:30 (※15時前後に15分間のコーヒーブレイクのほか、随時休憩を挟みます)

T. はじめに
 1. 中国企業による対日投資の現状
  ●公開データ等による概況解説
 2. 近時の中国企業による対日投資の変化
  ●投資家たちの構成
  ●最近の出資案件の一部紹介
  ●対日投資のメリット
  ●不動産売買のニーズと考え方

U. 投資の不安要素
 1. 日本側の立場から
  ●経営方針や人員への影響
  ●投資の本気度
  ●粉らわしい情報源とコミュニケーションの壁
 2. 中国側の立場から
  ●バリュエーションの適正、利益還元の可能性
  ●投資後の会社管理、管理人材の不足
  ●税務・人事労務・社会保険・ビザ等諸制度
 3. 相手の不安を払拭するには?
  ●事前勉強、相手情報の取得と分析
  ●情報源の選定、投資条件の明確化
  ●堂々たる情報開示と説明、実力やバリューの見せつけ
  ●積極的かつ実務的な協力姿勢
 4. 【Case Share】 不動産の買収をめぐる交渉現場の実話

V. 対日投資のネックを理解しよう(1)
 1. 日本の会社制度に対する認識不足
  ●外国投資家に対する特別な制限はないか
  ●会社登記、定款の内容など実務上の困惑
  ●株式の制限、株主の権利など会社法上の相違
 2. 【Case Share】中国某大手IT企業による日本投資の実例
 3. 実務上の対策

  ●日中両国の状況に詳しい専門家の起用による交渉参加
  ●小異を捨てて、大同につく

W. 対日投資のネックを理解しよう(2)
 1. 対外投資の監督管理
  ●関係法律の規定
   ・境外投資管理弁法
   ・境外投資案件の許可及び届出に関する管理弁法
   ・中央企業による境外投資に対する監督管理弁法、等
  ●通常の申請手続
  ●最近の監督のポイント
   ・2016年11月29日「中国人民銀行306号文」
   ・2016年12月5日「海外買収または入札にかかる情報報告の書式に関する国家発展改革委弁公庁の通知」
   ・2016年12月6日「現在の対外投資状況における中国の関係部門による対外投資への管理監督の強化に
    関する記者会見での発展改革委等四部門の回答」
   ・2017年1月26日「外貨管理改革の推進及び真実性・コンプライアンス審査の改善に関する
    国家外貨管理局の通知」
   ・今後の行方
 2. 実務上の対策
  ●直接投資
  ●日本、香港、BVI(ブリティッシュ・ヴァージン・アイランド) 等の海外投資プラットフォームの活用
  ●国境を跨いだ融資(海外での社債発行、シンジゲートローン、内保(存)外貸)
  ●株式交換
  ●M&Aファンド
  ●少額不動産売買の場合

X. その他の投資検討上の注意点
 1. 投資相手の目的に注目しよう
 2. 交渉長期化の回避
 3. NDA(秘密保持契約)、LOI(基本合意書)等の契約書作成のポイント
 4. 【Case Share】 投資案件に影響するその他の事情

  ●キーマンの不在
   ・中国某大手ネットショッピング企業の投資検討
  ●予想図の変更
   ・中国某大手オンラインゲーム企業の投資交渉(IPO[新規株式上場]、既存投資先)
  ●パイプの力不足
   ・中国某大手自動車メーカーの投資検討
  ●特殊業界の高いハードル
   ・都内某医療法人の海外融資の検討

Y. おわりに

※本プログラムは事前の予告なく内容が一部変更になることがございます。
 
 
 
 

開催日時 2017年9月8日(金) 13:30〜16:30

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 43,200円 (1名様につき/消費税および地方消費税 3,200円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は

 38,880円(1名様につき/消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む

▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
  徐 大鵬(じょ だいほう)
泰和泰律師事務所 シニアパートナー

1980年生まれ。2002年大連外国語大学日本語学部卒業。2006年神戸大学法学研究科修了後、都内の日本企業3社(メーカー、商社及びIT企業)でそれぞれ勤務し、数年間において海外営業及び企業法務に取り組み、日本企業のグローバル進出及び中国における関連会社の管理・支援をサポートする。その後、上海の某渉外法律事務所を経て、2015年11月より現職。
現在、海外投資、企業買収、解散清算及び日常コーポレート業務を専門とし、契約交渉、合弁企業の設立・撤退のほか、コンプライアンスについても豊富な経験を有し、幅広い業界にわたり日系大手企業に対して助言を提供する。
今年1月には、日本企業の中国EC市場への進出支援強化を目的としたヤマトグローバルロジスティクスジャパン鰍ニ中国ECサイト大手のJD.COM INTERNATIONAL LIMITED(本社:香港/以下JD)による、JD日本パートナーの潟tランクジャパンへの出資ではリーガル面でのサポートを担当したほか、中国大手保険会社のリーガル面でのアドバイザーとしても活躍するなど、対日投資のエキスパートとして精力的に活動している。
著書には、2017年3月に発行した『親会社が気づいていない中国子会社のリスクとそのマネジメント』(共著/第一法規)において、M&Aの関係部分を担当。同書はアマゾンで人気を博しており、同書籍部門にてお薦め商品として挙げられている。

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