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全国3,000か所に拡大したSCの競争力を維持し、収益性を高めるために必須な
リニューアル投資、テナント入替、ターゲット変更をどう進めるか
テナントの売場移動や退店交渉をトラブルなく進めるための法務とリスク回避法とは

SCリニューアル計画の立て方と
契約トラブル法務実務研究

競争力と収益力あるSCへの再構築法徹底研究
リニューアルを体系的に捉え、単なる改装に終わらせない計画性を提示、
リニューアルを目的にしたテナント契約のあり方と運用手法を示す

ご案内
　わが国のショッピングセンター（SC）数は3,000か所を超え、激しい競争の中にあるといえます。競争力に施設の優位性は大きく、経年劣化したSCでは、老朽化や陳腐化は思いのほか早いスピードで進んでおり、耐震性の低い施設は否が応でも「リニューアル」に迫られる時期となりました。
　常に消費者ニーズを汲み取り、魅力ある生活提案がなされたSCであることが、集客を生み、安定した売上げを作りますが、「魅力創造」をどのように進めるか、同質化からいかに脱却するか、リニューアルにも課題は多くあるのが現状で、リニューアルしても売上げが上がらないと悩むSCも散見されるのが現状です。
　急速に進む人口減少、高齢化はSCに変化と進化を求めています。今、SC事業者がリニューアルをどう行なって、収益力を維持・向上させていけばいいでしょうか。
　本セミナーは、リニューアルを体系的に捉え、単なる改装に終わらせない計画性を提示します。また、リニューアルを目的にしたテナント売場移動、退店交渉などでは常にトラブルが付き物です。実務担当者が必須な知識であるリニューアル時のテナント交渉・契約のあり方と運用手法を解説します。SCの競争力を蘇らせる有益な実務を学んでまいります。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13：00～14：50
Ⅰ. SCリニューアルためのマーケティング・投資計画の立て方
　　――競争力と収益力あるSCへの再構築法徹底研究
1. SCを取り巻く今日的課題
　● 人口減少とＳＣ同質化
　● Ｅコマースの成長とリアルの減退
2. リニューアルの必要性と目的性
3. SCライフサイクルから考えるリニューアル
4. リニューアルだからこそのコンセプトの作り方
　● SCマーケティングの今日的ポイント
　● ターゲットセグメントの捉え方、狙い方
5. リニューアル時のMDプラン、テナントミックスの策定方法
6. リーシングステップ
　● テナント売上げ分析
　● 市場調査からみたテナント分野の価値付け法
7. リニューアルの経済性評価、事業評価手法、投資分析
8. リニューアルに向けたテナント契約のあり方
　● 新規誘致テナントとの契約
　● 既存テナントとの再契約時の留意点
9. 質疑応答

講師：
西山 貴仁　東京急行電鉄株式会社 都市創造本部 開発事業部 プロジェクト開発二部 統括副部長

15：00～17：00
Ⅱ. 商業施設・SCリニューアルにおける出退店契約トラブル対策実務
1. SCの出店契約の法的留意点とは
2. リニューアル時に生じるトラブルとその対策
　（1）退店交渉時のトラブル
　　　●退店要請と退店補償における正当事由
　　　●期間満了､契約解除､中途解約､合意解約などの法的留意点
　　　●定期借家契約終了時に生じるトラブル対策
　（2）売場変更テナントとの交渉と実務
　　　●移動補償や条件の提示法／売場移動、面積変更、休業補償
　　　●移動時に出店契約の見直しをどう図るか
　（3）新規テナントとの出店契約の今日的留意点
3. リニューアルの契機と営業秩序に課題のあるテナントへの対応
4. トラブル判例から見る留意点
5. 質疑応答

講師：
松田 恭子　フロンティア法律事務所 弁護士 パートナー

開催日時 2015年11月13日（金）　13:00～17:00
会場 アイビーホール　
東京都渋谷区渋谷4-4-25　TEL 03-3409-8181
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 3,040円含む）
●同一申込書にて２名以上参加の場合は
　38,880円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 2,880円含む）
※テキスト・昼食・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

西山 貴仁 （にしやま　たかひと）
東京急行電鉄株式会社
都市創造本部 開発事業部 プロジェクト開発二部 統括副部長
東京急行電鉄(株)に入社後、宅地開発、新駅開業に伴う駅前開発事業、土地区画整理事業、商業施設事業を担当後、(株)東急モールズデベロップメントの出向を経て2014年4月から現職。これまで「グランベリーモール」の企画、開発、運営、「たまプラーザテラス」の企画立案、「レミィ五反田」のリニューアルPJに携わる。現在は商業用不動産の開発事業を主な業務とする。
主な活動として、SCアカデミー（日本SC協会）指導教授、『月刊レジャー産業資料』にて「実践！SC経営 続・SC経営に活かすマーケティング理論」を連載中。SC経営士（第12期）、宅地建物取引主任者。

松田 恭子 （まつだ　きょうこ）
フロンティア法律事務所　
弁護士 パートナー
1970年生まれ。早稲田大学法学部卒業。第二弁護士会所属。2012年12月よりフロンティア法律事務所のパートナーに就任。不動産賃貸関係を主な取扱業務とし、SCや百貨店等におけるデベロッパーとテナントとのトラブル交渉を日常的に手がける。裁判事件でも、テナントへの定期借家契約への切替えを求める裁判、賃料値上げ・値下げに関する裁判、原状回復工事関連の裁判等を数多く手がけ、リニューアル工事に協力しないSCのテナント退店を求めた裁判では、路面店とは異なるSC独自の特殊性を主張し、一審の敗訴判決を翻し、高裁で明渡認容判決（後に確定）を獲得。
主な講演実績として、日本ショッピングセンター協会をはじめ、百貨店、SC、マンション管理会社等において、社員研修、スキルアップのための講演を数多く実施

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