綜合ユニコム｜旅館・観光ホテルの投資判断に活かす［経営数値分析］と［収益改善］実務講座

綜合ユニコム｜セミナー

観光宿泊需要の増大に伴い、旅館・観光ホテルへの投資に目線が集まる
事業の構造把握と各経営数値の分析、投資判断のための価値評価を徹底解説
投資した旅館・ホテルの収益改善の方策も具体提示

旅館・観光ホテルの投資判断に活かす
［経営数値分析］と［収益改善］実務講座
事業評価／売上分析／財務デューデリ／不動産デューデリ／キャップレート実態調査

[セミナーのポイント】
○ 旅館・観光ホテルの事業評価手法を解説
○ 投資判断のためのホスピタリティ・運営面などの詳細チェック項目を公開
○ 抽出された課題から営業方針の決定、経営改善や収益向上のための手法を詳解

ご案内
　インバウンド（訪日外国人客）の躍進、国内観光市場の伸びから、国内外の投資家の旅館・観光ホテルに対する投資熱が高まっています。また宿泊事業経営者の事業拡大や経営中の旅館・観光ホテルの収益改善ニーズも高まるなかで、対象ホテルの経営数値や課題抽出の実態をつかむための評価軸の把握が求められています。
　本セミナーは、旅館・観光ホテル投資に際しての評価、価値についてどう理解すべきか、ベンチマークできる指標を確認し、事業、財務、不動産デューデリジェンスの目線を確認し、投資判断の方法を学んでまいります。そのうえで得られた課題に対してどのような改善策を講じるか、成長が期待できる旅館・観光ホテルの運営法についても徹底分析するセミナーとして開催してまいります。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13:00～17:00　※途中、随時休憩を挟みます。

Ⅰ. 旅館・観光ホテル投資のための事業評価
1. 投資判断のための事業評価の内容と考え方
2. 調査の具体内容と評価軸
　（1）目視調査の内容とポイント
　（2）インタビュー調査の意義と内容
　（3）マーケット調査・競合市場調査
　（4）観光旅館の分析事例
3. 運営数値分析（売上分析）
　宿泊／料飲／宴会／婚礼／付帯施設／数値分析事例
4. 運営数値分析（経費分析）、GOP（営業利益）分析
　原価率の適正化と顧客満足との相関／人件費の適正化と生産性の向上
　エネルギーコストの適正化と見える化／広告宣伝費の適正化と有効活用
　GOP分析

　講師：菅野潔　ホスピタリティマネジメント(株)　代表取締役社長

Ⅱ. 財務デューデリジェンス
1. 財務デューデリジェンスの目的
2. 具体的な手続き
　（1）実態貸借対照表（実態債務調査）、金融機関借入金の償還年数、実態収益力、
　　　　財務3表（貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書）の実態調査
　（2）会社の歴史の数値化
　（3）対象となるホテル・旅館の不動産や経営者の個人所有の資産に対する担保の設定状況
　（4）資金繰り状況の確認
　（5）税務等の確認
　（6）過剰債務・窮境原因・清算配当率の試算

　講師：福島朋亮　FAソリューションズ(株)　代表取締役

Ⅲ. 不動産デューデリジェンス・不動産鑑定評価
1. ホテル・旅館の不動産デューデリジェンスおよび不動産鑑定評価の意義
2. ホテル・旅館に関する不動産調査上の留意点
3. 融資機関（レンダー）、投資家の各調査ポイント
4. ホテル・旅館のリスクファクター
5. ホテル・旅館に期待される利回りの都市別水準およびその動向
　――キャップレート実態調査（2014 年4月）より
6. ホテル価値の上昇に伴う契約形態の考え方
7. 不動産評価手法の適用

　講師：北村剛史
　　　　(株)日本ホテルアプレイザル取締役／(株)ホテル格付研究所（HRI International）所長

Ⅳ. 課題抽出と営業方針の決定～再生のための成功事例から
1. 投資する旅館・観光ホテル物件の課題抽出と改善法
2. 営業方針について
3. 「部門別収益管理」による計画数値策定
4. 収益を最大化するために必要な投資
5. 再生および収益最大化を図るためのポイント
　顧客組織の見直し/提供商品の見直し/販売手法の導入/経費削減のポイント／売上改善のポイント
6. ミステリーショッパー（覆面調査）による客観的な調査とチェック項目
7. 人材教育・研修
　
　講師：菅野潔　ホスピタリティマネジメント(株) 代表取締役社長

開催日時	2015年6月5日（金）　13:00～17:00
会場	アイビーホール　東京都渋谷区渋谷4-4-25　TEL 03-3409-8181 ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	41,040円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 3,040円含む） ●同一申込書にて２名以上参加の場合は 38,880円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 2,880円含む） ※テキスト・コーヒー代を含む。

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部 TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

菅野潔（すがのきよし）
ホスピタリティマネジメント(株)　代表取締役社長
都ホテル東京（現シェラトン都ホテル東京）、ホテル西洋銀座（開発準備室、予約、営業、事業開発室等の各部マネジャー歴任）、国内初の総合会員制ホテル・ウラク青山（取締役総支配人）を経て、2003年ホスピタリティマネジメント(株)を立ち上げ常務取締役就任。ホテル西洋銀座当時よりコンサルティング業務、ホスピタリティ研修、マーケットリサーチなどを手掛ける。現在は、ホテル、旅館、婚礼ビジネス、飲食ビジネスの経営改善、経営分析、事業評価等も手がけると同時に、異業種での講演・セミナー実績も多数あり。2009年5月代表取締役社長。

福島朋亮（ふくしまともすけ）
FAソリューションズ(株)　代表取締役
1991年3月から携わるから監査法人トーマツにて機械部品、繊維、小売、商社、不動産業、レンタル業などの監査業務に携わる、94年公認会計士登録。96年7月DTTドイツデュッセルドルフ事務所駐在。ドイツ進出企業の税務・会計コンサルティング業務を担当。2000年8月大手食品会社の監査を担当する傍ら、M&A関連のデューデリジェンスを多数担当。03年6月デロイトトーマツコーポレートファイナンス(株)へ転籍。M&Aの交渉支援、バリュエーション、コンサルテーション等を担当。04年9月監査法人トーマツ退所、05年5月シーエーエヌコーポレートファイナンス有限会社（現FAソリューションズ(株)）を設立、現在に至る。

北村剛史（きたむら　たけし）
(株)日本ホテルアプレイザル　取締役
(株)ホテル格付研究所（HRI International）　所長
2000年に不動産鑑定評価会社である(株)谷澤総合鑑定所に入社、（旧）産業再生機構に出向し、店舗評価から事業デューデリジェンス、事業再生分野に参画。06年に谷澤総合鑑定所により設立されたホテル旅館専門の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの設立メンバーとして転籍し、現在に至る。13年文部科学省「国立青少年教育施設の組織・制度の見直し等の基本調査」委員、14年には米国RicheyInternational社と提携しミステリーゲスティングサービスを、また同年シンガポールCrescent Rating社と提携しムスリム旅行者向けホテル格付け（ハラルコンサルティング等）を提供。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士後期課程所定単位取得退学、現在は同大学院の研究員でもある。
不動産鑑定士、MAI（米国不動産鑑定士）、MRICS（英国大室認定チャータードサーベイヤーズ）

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