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企業再生を手がける「投資ファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)」が脚光を浴びてきた。
どのような企業に投資して、どのような手法で事業価値を高めるのか。
各ファンドの企業再生戦略をレジャー・リゾート事業のケースを通して学ぶ!

リスクマネーを提供する投資ファンドは「企業再生」の救世主となる!
投資ファンドによる[レジャー・リゾート事業再生]手法研究

2003年9月24日(水)13:00〜17:00
第1部:「リップルウッド」の投資・再生戦略

今、わが国で最も注目されている外資系投資ファンド「リップルウッド」。
いかに投資先を選定し、どのような手法で企業再生を果たそうとしているのか。
そして「フェニックス・シーガイア・リゾート」の再生は可能なのか!

2003年9月25日(木)10:00〜17:00
第2部:ファンドのレジャー事業投資・成長戦略

本業から切り離されたり、経営難に陥ったレジャー・リゾート事業に
資金をはじめ人材・事業ノウハウを提供するファンドも登場してきた。
各ファンドによるレジャー事業への投資スタンスと成長戦略を探る!


ごあんない
経営不振にある企業において、事業を継続させ企業を存続させる「事業再生」「企業再生」は切実なテーマです。その救世主ともいえるのがニューマネーを提供してリスクを取る投資ファンドの存在です。産業再生機構が業務を開始し、また民間による企業再生ファンドの組成も相次いでいますが、その投資先としては基幹産業や製造業などが目立ち、レジャー・リゾート事業に対しては「装置産業であるがゆえに過剰債務」「安定したキャッシュフローが望めない」「再生しても高いアップサイドが見込めない」といった理由で、投資意欲をもつファンドはけっして多くはありません。そのなかにあって、リップルウッドやスターウッドキャピタルなどの外資系をはじめ国内系のファンドでレジャー・リゾート事業に投資するところも登場してきました。
本セミナーでは、レジャー産業界に投資実績をもつファンド運営者の方から、その投資方針と事業再生・成長戦略を開示していただきます。各ファンドによる具体的施策は、事業のV字回復を目指す経営者・事業者の方々にとって大いに参考となることでしょう。積極的なご参加をお待ちいたします。

<第1部>「リップルウッド」の投資・再生戦略

13:00〜14:50 
1.「リップルウッド」の投資スタンスと企業再生戦略
 ○「プライベート・エクイティ・ファンド」としてのリップルウッドの特徴
  投資環境としてみた日本マーケット
 ○投資の基本的考え方
  投資対象となる産業分野/投資対象となる企業
 ○リップルウッドの事業再生アプローチ
  インダストリアル・パートナーシップ/バイアウトによる経営者派遣
 ○投資実績
  新生銀行/ナイルス部品/日本コロンビア/シーガイア/など
 ○ファンドとしての出口戦略(株式上場、売却)
 ○今後の投資方針
 ○日本におけるプライベート・エクイティ事業の課題と展望

講師:(株)リップルウッド・ジャパン 代表取締役 野宮 博

15:10〜17:00
2.「フェニックス・シーガイア・リゾート」再生に向けての具体的戦略
 ○シーガイアの「再生請負人」をリップルウッドから受諾した経緯
 ○従来のシーガイアにおける問題点
  マーケット/施設構成/営業戦略/事業構造/など
 ○「インターナショナルなデスティネーションリゾート」が再生コンセプト
  ・世界で成功しているデスティネーションリゾートの要件
  ・シーガイアはインターナショナルなデスティネーションリゾートになれるか
 ○シーガイア再生に向けての再生プラン(一つのプラン内の3局面)
  ・フェーズ1:ゴルフ場の大改革
  ・フェーズ2:ホテル部門の改革、スパ・温泉施設の導入
  ・フェーズ3:「オーシャンドーム」の改革
 ○シーガイア事業再生の現状と今後の見通し
  コスト削減/効率経営/集客・営業状況/出口戦略
 ○リゾート事業再生に向けての課題

講師:フェニックスリゾート(株) 代表取締役 マイケル・F・グレニー


開催日時 2003年9月24日(水)13:00〜17:00
[第1部]「リップルウッド」の投資・再生戦略
2003年9月25日(木)10:00〜17:00
[第2部]ファンドのレジャー事業投資・成長戦略

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1  Tel.03-3564-0888
参加費 ●2日間とも参加の場合:73,500(1名につき、税込み)
<第1部のみ>参加の場合:37,800円(1名につき、税込み)
           
2名以上参加の場合:35,700円(1名につき、税込み)
*テキスト代含む
<第2部のみ>参加の場合:39,900(1名につき、税込み)
           
2名以上参加の場合:37,800(1名につき、税込み)
*テキスト代・昼食代含む

インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

野宮 博(ののみや ひろし)
株式会社リップルウッド・ジャパン 代表取締役
1974年東京大学教養学部教養学科卒業後、三菱商事(株)入社。81年欧州経営大学院(INSEAD)にてMBA取得。三菱商事投資統括室主事として同社の行なう企業買収、合併、投資の社内コンサルティング業務および投資後の経営改善支援業務に従事。86年欧州三菱商事(在ロンドン)に出向。90年MCFファイナンシャルサービス(在ロンドン)を設立し社長に就任、日欧間の企業買収に関わるアドバイザリー業務、欧州でのマーチャントバンキング投資およびLBOファイナンス業務に従事。94年三菱商事企業投資部部長代理。96年リップルウッド・ホールディングス(在ニューヨーク)プリンシパル。99年、リップルウッドの日本における投資アドバイザーとして同社全額出資で設立された(株リップルウッド・ジャパンのマネージング・ディレクター、2001年1月より同社代表取締役に就任して現在に至る。


マイケル・F・グレニー
リップルウッド ロッジング 社長兼最高経営責任者
フェニックスリゾート株式会社 代表取締役

1951年生まれ。英国サリー大学ホテル経営学科卒業。ロックリゾート社(ハワイ、カリブ海、ニューヨークでさまざまな運営幹部として勤務)、リンカーン・ホテルズ社(ワシントンD.C.「エンバシー・ロウホテル」総支配人)、ヒルトン・ホテルズ社(ニューヨーク「ウォルドルフ・アストリアルホテル」マネジャー)等を経て、87年にボカ・ラトン・リゾート・アンド・クラブ社社長、98年ボカリゾート社(本社:フロリダ州ボカ・ラトン)リゾート部門担当上席副社長に就任し、最高級のリゾートである「ボカ・ラトン・リゾート・アンド・クラブ」を含む6か所のホテル・リゾート施設(客室計3,000室)の経営にあたる。2001年9月、リップルウッド・ホールディングスL.L.Cの招きに応じ、シーガイアグループ3社の社長兼最高経営責任者に就任。同時に、アジア・太平洋地域におけるリップルウッド社のホテル・リゾート事業を統括するリップルウッド・ロッジング社の社長兼最高経営責任者を兼務する。25年以上の経験をもつ第一級のホテル・リゾート経営専門家で、98年には業界誌『ホテルマガジン』から「優秀ホテル経営者」に選ばれている。
同氏は「シーガイアをアジア・太平洋地域における優良リゾートの一つにする手伝いができることに興奮を覚える。主要施設に必要な追加投資を行ない、付加価値を高めることで、より幅広い市場に対して魅力あるリゾート施設として再生できることを確信している」と意気込みを語っている。


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