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【2005.12.02】

今年も余すところあと1か月

 いよいよ12月、今年も余すところあと1か月となりました。このころになると毎年のように決まって口をついて出るのが「1年経つのは早いなあ」というセリフ。しかも年を経るごとにそのスピードは加速しているように思えるから、厄介です。



 今年のレジャー産業に関連する動きを振り返ると、愛・地球博の盛況、つくばエクスプレスの開業に伴う沿線開発の始動、都心部での外資系ラグジュアリーホテルの開業ラッシュがスタートなどいくつもの大きな話題がありました。

 同時にミクロの部分では、岩盤浴やヨガ、ピラティス、さらにサーキットトレーニング系施設などをはじめとして、新たなビジネスの誕生とブームも。供給と消費のサイクルは、レジャー産業の領域においては、一層加速しているようです。ニーズの変化を捉え新たな業態が生み出され、市場の支持を得て拡大し、定着をみるものがある一方、陳腐化して時代の波間に消え去っていくものもある――当たり前のことですが、この1年をみると、各業態のセグメンテーション(細分化)がますます進んでいることも痛感します。生活者の価値観が多様化するなかで、より的確なピンポイントのサービス提供により、顧客の支持をがっちりつかむ。もはや、マスマーケティングに基づく最大公約数的なサービス・商品提供では、人々の満足を得ることは困難な時代なのでしょう。

『月刊レジャー産業資料』12月号では、激動する消費構造の変化を受けて、今後成長が見込まれる注目のニュービジネスをいくつかのキーワードのもとで整理し、個々の事業性について検証しています。まだ生まれたばかりのフレッシュなものを中心にピックアップしましたが、すでに顧客のニーズをしっかりつかんでいち早く飛躍のステップボードに立つ業態もあります。こうしたニュービジネス参入の場合、タイムリーにビジネスチャンスを捉えることも成功に不可欠ですが、新たな事業化の参考にしていただければ幸いです。

さて、そうしたなかで12月6日(火)、7日(水)の2日間にわたって「東京ビッグサイト」を会場に、「レジャー&サービス産業展2006」が弊社主宰で開催されます。「価値消費時代の新たなビジネスを探す」をテーマに、不動産・ビルオーナーの方々とニュービジネスのコンテンツホルダーの方々との出会いの場を目指すものです。130社を超える出展者の方々を得て、いまもっともホットなビジネス情報の交換の場としてご活用いただけるものと自負しております。

 まだ来場お申込みをされていない方は、弊社ホームページなどからお申込みください。入場は無料です。1人でも多くの方がここで新たなビジネスチャンスを獲得されることを期待しております。

(坂本義朗/月刊レジャー産業資料

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