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【2005.07.01】

フューネラルビジネスフェア&シンポジウム2005開催報告

 毎年1回、恒例となった弊社主催「フューネラルビジネスフェア&シンポジウム2005」が、去る6月15〜16日東京・平和島の東京流通センターで開催されました。

 第9回目となる今回の出展社数は、はじめて100社を超え、103社・183小間と昨年を上回り、来場者数も2日間で6,341人と、前年比103.2%と盛況をきわめました。

 今年の出展品目は、葬祭分野にも押し寄せるIT化のトレンドや映像や音響システムを駆使した、葬儀の演出機器の高度化が目立ちました。お葬式の遺影写真が昔のアナログから、デジタル化と電送システムによりカラー化・拡大してきた延長線上に、スライドショーや動画ビデオを使って故人の在りし日を忍ぶといった演出が手軽にできるようになってきました。

 また、故人をきれいなお花で飾る花祭壇は東京などでもここ数年に急速に増加し、全国的な流行になっています。さらに、無宗教葬を望む声に応える形で従来の社寺建築様式の白木祭壇より、モダンなデザインの近代祭壇が多く展示されるようになりました。結婚式で使われたようなキャンドル装飾などでアレンジするスタイルなども見られました。

 そのほか、お葬式には付き物の返礼品・ギフト用品についても、従来のような決まり切った内容からさまざまなバリエーションのあるものへ、また定番のお茶・のりなどについても各社ともその品質・おいしさを競う内容となっていました。

 今年、特に注目を集めたのは故人の遺灰をアメリカに送り、人工ダイヤモンドをつくるサービスや、葬祭ホール向けに開発された癒し系グッズやオルゴールなど新しい風を感じさせる内容が多かったといえます。

 同時開催のフューネラルビジネスシンポジウム2005は、19講座延べ約2,200人の受講者がありました。特に今回は、シンポジウム会場を3つに分けて、葬儀社経営者向けセミナーと葬祭実務系セミナー、そしてサービス実技講習セミナーに分けて開催しました。

 なお、第10回目となる「フューネラルビジネスフェア2006」は、2006年6月27〜28日に開催予定です。会場は、横浜・みなとみらいの「パシフィコ横浜」で、展示会場と講演会場が隣接しているため、フェアとシンポジウムとの行き来がスムーズになり、これまでご迷惑をかけた会場探しの不便が大幅に解消される見通しとなっています。

【参考URL】
<月刊フューネラルビジネス公式サイト>
編集スタッフのつぶやきコーナーもあります。
http://www.funeral-biz.com/
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