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【2004.12.10】 |
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コエンザイムＱ１０ブーム 子どもの七五三に出かけてきました。おみくじを引いたついでに、売店の方を捕まえて、その仕入方法について伺いました。 巫女さんのような衣装を召したその女性は、「おみくじは、お守りを作っていただいている会社にお願いしております」と、親切に教えてくれました。「そういった会社はどれくらいあるのですか？」と重ねて聞いたところ、その神社の知る範囲で約１０社程度が営業しているとのことです。本当は、さらに詳しく教えていただきたかった私ですが、今日は取材に来ているのではないと思い直し、怪訝そうな顔をしている巫女さん風の女性店員にお別れしました。 ところで「おみくじ」や「お守り」とは一種の出版物です。どのような製造過程を経るのか見当もつきませんが、要するにそこに盛り込まれている情報こそに価値があります。 その意味で、私の同業者とも申せましょう。 しかし、私どもの編集する雑誌とは異なり、神社で販売している情報には、よほどのことがない限り、実用性は求められておりません。 そこで私が思わず連想するのが、昨今流行しているサプリメントの類です。昨今ではアンチエイジング（老化防止）の観点でコエンザイムＱ１０などが注目されています。 先般私が情報交換させていただいたヘルスケア関連のＮＰＯ団体の方がおっしゃるには、サプリメントとは、もともと日本で開発された機能性食品が、米国に渡って発展・普及したということです。私の家族も先述のコエンザイムＱ１０に夢中で、随分体の調子が違うとコメントしております。 しかし肝心な点は、医薬品と異なってその効果・効用が個人個人で全く異なるということです。しかも日本では、こうしたサプリメントの効用を適切に理解して顧客に情報を提供する情報サービスがまだまだ十分に形成されていないようです。これはサプリメントに限らず、本誌の守備範囲でいえば外国産の医薬品にも当てはまります。 月刊シニアビジネスマーケットは今後、医薬品やサプリメント関連のプレーヤーへの取材も随時強化していくつもりです。我こそはという方がいらっしゃいましたら、ぜひ気軽にお声がけをお願いします。 月刊シニアビジネスマーケット編集長日記のブログを開設しております。ぜひこちらもご覧ください。 （玉置泰史／月刊シニアビジネスマーケット） 【参考ＵＲＬ】 月刊シニアビジネスマーケットブログ http://blog.livedoor.jp/sbm1/ |
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