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【2004.05.21】

レジャーホテル業界の最新動向

 いま、不動産の証券化が進んでいます。レジャーホテル分野でも、ここにきて、東京スター銀行と新生銀行が、相次いでレジャーホテルの証券化を実行しました。新しい資金調達手法として業界関係者の関心を集めており、今後、この動きはさらに進むとみられます。



 レジャーホテル分野での証券化の動きは数年前にはじまりました。複数の外資系金融機関が、日本国内の投資先を検討するなかで、収益性が高く安定性のある事業として着目し、アプローチをはじめたのです。(具体的なレジャーホテル証券化の内容については「季刊レジャーホテル No.65」(5月末発行)で詳しく解説しておりますので、ご参照ください)。

 レジャーホテルは、以前から不況に強い業種といわれてきました。確かに、90年代の後半、厳しい不況のもとで二極化も進みましたが、前向きに経営に取組むホテルは好調な営業実績を続けてきました。

 昨春、弊誌が実施した「経営者アンケート」(n=216)では、厳しい消費環境にも関わらず、対前年比で売上げを増加させたホテルが27.3%も存在していました。ちなみに、営業利益率は平均40.2%と、その高収益性を裏付ける結果でした。また、最近リニューアルをしたホテルが37.4%あるなど、追加投資も活発に行なわれています。このような状況をみれば、外資系金融機関が注目するのも頷けるでしょう。

 ところで、みなさんは、最近のレジャーホテルをご存知ですか?

 通信カラオケやTVゲームは標準装備。映画は、大画面プラズマに5.1chサラウンドで、しかもリクライニングベッドから見ることができるホテルも少なくありません。浴室もジェット・ブローバスにミストサウナ、露天風呂も増えています。会員登録すれば、さまざまな特典があってケータイにメルマガが送られてきたりもします。ひと昔前の“ラブホテル”とは、その内容も雰囲気も大きく変わっています。

 6月29、30日に、レジャーホテル業界唯一の総合展示会「レジャーホテルフェア2004」を東京ビッグサイトで開催いたします。レジャーホテル事業に興味のある方は、ぜひご来場ください。最新のレジャーホテルの姿がわかります。

(多田義則/季刊レジャーホテル

【参考URL】
レジャーホテルフェア2004
http://www.sogo-unicom.co.jp/pbs/fair/lhf/2004/index.html

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