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[最新]シネマコンプレックス開発・運営資料集
A4判・並製/161頁/定価:本体60,000円+税/2003年2月刊行

複合機能施設の“集客の核”として依然、
人気が高い「シネコン」の開発・運営ノウハウの詳細を実態ベースで詳細!

 わが国にシネマコンプレックス(シネコン)が登場して約10年。旧来の映画館にない“快適な映画鑑賞環境”を提供するこの業態は、生活者の絶大な支持を得て全国各地に広まっています。

 (社)日本映画製作者連盟の「全国映画概況」によると、2001年の映画興行収入は、2,001億5,400万円(対前年比17.1%増)とはじめて2,000億円の大台を突破、映画館入場者数も1億6,328万人(同20.6%増)と、1986年以来、15年ぶりに1億6,000万人台に達しています。

 2001年の成績は、同年7月20日に封切られ同年末までに興行収入283億円をあげた宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が押し上げた形となっていますが、同作品が短期間にこれだけの興行収入を稼いだ背景には、複数のスクリーンを有し、作品の興行力(集客力)を見ながらフレキシブルに上映体制を組むことができるシネコンの普及があります。つまり、シネコンが複数のスクリーンを同作品の上映にあてがうことにより、劇場からあふれかえる観客をすくいあげたのです。

 こうしたシネコンのもつ「驚異的な集客力」への期待から、“集客の核”施設としてシネコンを導入する都市再開発施設や郊外型ショッピングセンターが激増しており、シネコンのスクリーン数はいまや、総スクリーン数の約半分を占めるまでになっています。

 本資料集では、シネコンの普及による映画館業界の変化を踏まえ、複合機能施設におけるシネコンの効果的な配置計画や、シネコン事業の収益性アップの柱となる付帯施設の効率的な開発手法、集客アップのための効果的なプロモーション展開等のソフト面での施策など、シネコンの開発・運営における留意点を明らかにするとともに、さらにはデジタルシネマ等の映画業界の新たな動きとその影響を分析しすることで、シネコン運営に意欲的な映画興行関係者ならびにシネコン導入を計画されているデベロッパーの皆さまにご購読をお勧めいたします。

編集内容

第1編 シネマコンプレックスの事業環境
1.映画館産業の現況とシネマコンプレックス
2.アメリカにおけるシネマコンプレックス事業の現況
3.わが国における映画配給制度の仕組み

第2編 シネマコンプレックス開発計画
1.シネマコンプレックス開発における留意点
2.複合施設へのシネマコンプレックス設置のポイント
3.シネマコンプレックス内施設の設計のポイント
4.シネマコンプレックスのタイプ別モデルプラン

第3編 シネマコンプレックス運営計画
1.効果的な番組編成のポイント
2.効果的な集客プロモーション戦略

第4編 主要運営企業の事業戦略
1.ワーナー・マイカル
2.ヴァージンシネマズジャパン
3.日本AMCシアタース
4.松竹マルチプレックスシアターズ
5.東宝
6.ヘラルド・エンタープライズ

第5編 デジタルシネマの現在
1.映画製作のデジタル化
2.上映・配給のデジタル化
3.デジタルシネマの今後

第6編 ケーススタディ
1.ワーナー・マイカル・シネマズ板橋(東京都板橋区)
2.AMCキャナルシティ13(福岡市博多区)
3.ヴァージンシネマズ南大沢(東京都八王子市)
4.MOVIX利府(宮城県利府町)
5.高岡TOHOプレックス(富山県高岡市)
6.T・ジョイパークプレイス大分(大分県大分市)
7.シネプレックス10幕張(千葉市美浜区)

第7編 資料編
1.シネマコンプレックス利用者アンケート
2.シネマコンプレックスの宣伝・販促ツール



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