講師プロフィール
A1 
2012年介護報酬改定からみる
将来の方向と介護事業のあり方


田中 滋

慶應義塾大学大学院 教授/
社会保障審議会 介護給付費分科会 委員

たなか・しげる1971年慶應義塾大学商学部卒業、75年大学院商学研究科修士課程、80年同博士課程単位取得退学、この間、75〜77年ノースウエスタン大学経営大学院修士課程修了。77年大学ビジネス・スクール助手、81年大学院経営管理研究科助教授、93年教授となる。日本介護経営学会会長、医療経済学会理事等を務める。これまでの主要な政策研究では、地域包括ケア研究会座長(2008〜10年)、高齢者介護研究会(03年)副座長、高齢者介護・自立支援システム研究会(94年)委員等を務めた。


A2 【在宅介護全般】
最大手企業の事業ポートフォリオとは

北村 俊幸
(株)ニチイ学館 取締役 ヘルスケア事業統括本部 介護政策調査担当

きたむら・としゆき1979年岡山理科大学卒業後、医療機器のプロパーとして活躍した後、86年(株)ヘルシーライフサービスへ異動。95年特別養護老人ホーム「すずかけの郷」へ出向、運営推進室長。97年(株)ヘルシーライフサービス在宅介護事業部部長、99年合併により(株)ニチイ学館介護事業本部本部長補佐。2000年同社取締役介護事業本部本部長を経て07年(株)ニチイホーム代表取締役社長。08年(株)ニチイ学館取締役施設介護事業本部本部長、09年より現職。


A3 【定期巡回・随時対応サービス】
定期巡回・随時対応サービスの事業ポイント

板垣 貴宏

(株)ジャパンケアサービス 取締役 24時間包括ケア開発本部
24時間訪問介護看護推進部担当部長

いたがき・たかひろ1995年4月に(株)ジャパンケアサービス入社後、「24時間巡回型訪問介護事業(当時の厚生省モデル事業[東京都足立区])」、「北海度空知地区の過疎地域におけるモデル事業(巡回型訪問介護)」、デイサービス事業、社内研修教育事業、介護支援専門員業務等に従事。2009年取締役東京本部長。11年11月より現職。


A4 【訪問介護】
長期的視点に立った収益アップの具体策

荒井 信雄
(株)さくらケア 代表取締役社長
全国訪問介護協議会 会長

あらい・のぶお大学卒業後、大手アパレルメーカーを経て、介護会社(株)やさしい手に入社。事業所長、事業部長、本社取締役介護本部長を歴任。退社後、2003年(株)さくらケアを設立。開設1年で高利益率確保に成功する。「介護ビジネスにはやり方がある」「介護ビジネスは利益を取れる」をモットーに、現在はコンサルタントとしても活躍中。


A5 【デイサービス】
転換期のなかでの新ビジネスモデル

宮野 茂
日本化薬メディカルケア(株) 代表取締役社長

みやの・しげる日本化薬(株)医薬事業本部営業部長、創薬本部戦略室部長、経営戦略室部長を経て、2000年社会福祉法人うらら副理事長、01年北区介護保険運営協議会委員。02年東京都福祉局第三者評価委員会システム分科会委員、03年より日本化薬メディカルケア(株)代表取締役社長を務める。


A6 【特別養護老人ホーム】
経営価値の向上を通じて安定経営へ


小川 利久
社会福祉法人ファミリー 理事・法人本部長
特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」施設長

おがわ・としひさ新潟大学農学部林学科卒業後、現・(株)長谷工コーポレーション入社、住宅企画、有料老人ホームの事業企画等を担当、その後(株)くれいん館・人間行動研究所を経て、2001年現・社会福祉法人きらくえんに奉職、法人事務局長としてけま喜楽苑立上げ後、特別養護老人ホームいくの喜楽苑施設長。04年社会福祉法人ファミリーに奉職、06年より現職。





B1
2025年の医療・介護、そして施設と在宅はどうなる

武久 洋三

日本慢性期医療協会 会長

たけひさ・ようぞう1942年大阪市生まれ。66年岐阜県立医科大学卒業。徳島大学大学院医学専攻科を修了し、徳島大学医学部第三内科勤務後、84年博愛記念病院を開設、現在は、社会福祉法人平成記念会理事長、医療法人平成博愛会理事長等を務める。日本慢性期医療協会会長、厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員、中医協・慢性期入院評価分科会委員、介護給付費分科会委員、経済産業省医療産業研究会委員、経済産業省ヘルスケア産業プラットフォーム推進委員、経済産業省医療・介護周辺サービス産業創出調査事業評価委員、他各種公的委員会委員など幅広く活躍。


B2
健全な発展へ向けた必要施策
シニアリビング産業の現状と将来展望

松田 淳

KPMGヘルスケアジャパン(株) 取締役・パートナー

まつだ・じゅん早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。医療機関、シニアリビング事業者等を含むヘルスケア産業に関連する事業体の戦略立案、投資・ファイナンス、事業再編、事業再生に関するアドバイザリーサービスに従事。KPMGヘルスケアジャパン(株)に参画以前は、日本長期信用銀行に6年間の米国駐在を含めて13年間勤務、トレーディング、ストラクチャードファイナンス、コーポレートリストラクチャリング、M&Aなど投資銀行分野での業務に関与。


B3 
高齢者住宅ビジネスの成長戦略と
不動産ファンドが果たす役割


A.バリー・ハーシュフェルド,Jr.
エイ・アイ・ピー・ジャパン合同会社 代表

ハーバード大学卒業(東アジア研究)、同校大学院でMBA取得。1998年(株)エイ・アイ・ピー・ジャパンを共同創設し、現在はエイ・アイ・ピー・ジャパン合同会社の代表。2001年よりヘルスケア分野に焦点を当て十数件の病院再生案件の投資・回収を完了、また08年より投資対象を介護施設に特化し、日本各地の優良オペレーターを中心に十数件の投資を実施済み。


B4 
施設介護オペレーションの高度化に関する事例研究


若菜 信彦
(株)キャピタルメディカ 介護事業推進室 室長

わかな・のぶひこ1990年同志社大学商学部卒業後、大手有料老人ホーム運営会社にて、介護施設の運営管理に従事。その後、大手鉄道会社のシニア住宅事業の立ち上げに参画。2010年9月(株)キャピタルメディカに入社。11年3月(株)クラーチ溝の口代表取締役就任、同年10月(株)クラーチ・エレガンタ本郷代表取締役就任。


B5 【特別対談】
多様化する高齢者向け住宅
2025年に向けて存続させるためには
トップランナー2人が「サ高住」「有老ホーム」の事業要件を徹底討論


[サービス付き高齢者向け住宅]
向井 幸一
(株)シルバーライフネットワーク 代表取締役

むかい・こういち芝浦工業大学卒業後、警視庁入庁。92年同庁退任後、同年(株)不動産中央情報センター入社。ゆうゆう壱番館館長、営業本部長、常務取締役を経て2001年に同社退任。その後、(株)ミーム取締役、日本エコネット(株)代表取締役を経て、04年(株)シルバーライフネットワークに入社、代表取締役に就任し、現在に至る。


B5 【特別対談】
多様化する高齢者向け住宅
2025年に向けて存続させるためには
トップランナー2人が「サ高住」「有老ホーム」の事業要件を徹底討論


[有料老人ホーム]
三重野 真
(株)荒井商店 シニアライフ&メディケア事業部 取締役事業部長

みえの・まこと玉川大学文学部卒業後、セコム(株)に入社。その後、関連会社勤務を経て、2003年にベジフルーツ(株)にて代表取締役を務める。05年4月(株)荒井商店に入社し、同年6月に同社取締役に就任。また、同時に(株)セントラルメディカルサービス(現・(株)アライブメディケア)取締役にも就任。06年2月同社専務取締役に就任。


B6 【パネルディスカッション】
動き出したUR柏豊四季団地
プロジェクトへの期待
サ高住を核にした事業モデル実現に向けて


[コーディネーター]
辻 哲夫
東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授

つじ・てつお東京大学法学部卒業後、厚生省(当時)に入省。老人福祉課長、大臣官房審議官(医療保険担当,健康政策担当)、保険局長、厚生労働事務次官等を経て、2008年4月から田園調布学園大学教授。2009年4月から東京大学高齢社会総合研究機構教授を務める。


B6 【パネルディスカッション】
動き出したUR柏豊四季団地
プロジェクトへの期待
サ高住を核にした事業モデル実現に向けて


[パネリスト]
小早川 仁
(株)学研ココファンホールディングス 代表取締役社長

こばやかわ・ひとし1990年(株)学習研究社入社。2004年社内ベンチャーで(株)学研ココファンを設立、08年の持ち株会社移行に伴い(株)学研ココファンホールディングス代表取締役社長に就任。傘下の事業会社3社の代表取締役を兼務。11年(株)学研ホールディングス執行役員就任。一般財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会(旧・高専協)副会長も務める。


B6 【パネルディスカッション】
動き出したUR柏豊四季団地
プロジェクトへの期待
サ高住を核にした事業モデル実現に向けて


[パネリスト]
小山 剛
社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長

こやま・つよし1977年東北福祉大学卒業後、知的障害児施設等の児童指導員を経て、「高齢者総合ケアセンターこぶし園」に主任生活指導員として勤務。その後、新潟県長岡市を拠点に地域包括ケアの実践に取り組む。新潟医療福祉大学客員教授、東北福祉大学特任准教授、認定NPO災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード代表理事、全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会副理事長、他多くの公職を併任。主な著書(共著・監修等)に『高齢者ケアはチームで』『介護保険制度と福祉経営』など多数。


B6 【パネルディスカッション】
動き出したUR柏豊四季団地
プロジェクトへの期待
サ高住を核にした事業モデル実現に向けて



[パネリスト]
荒井 恵二
スギメディカル(株) 代表取締役社長

あらい・けいじ1992年東京薬科大学卒業。調剤薬局勤務を経て、薬局開設事業等を手掛ける(株)ファルマプランを設立。2001年(株)スギ薬局入社、薬事部長に就任。03年スギ薬局取締役薬事部長、07年同取締役医療事業本部長、08年スギホールディングス執行役員医療事業戦略担当・スギホールディングス子会社スギメディカル代表取締役社長就任。