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月刊プロパティマネジメント 2010年5月号 定価:本体2,905円+税

<特集>
コア、バリューアッド、オポチュニスティックの資金特性を検証し、
今後のマーケットを推察する

不動産投資のリ・スタート
コアvsオポチュニスティックの構図


マーケットの底打ち感が見え始めるなか、幾多のファンドプレーヤーが「破綻ファンドの再生・再編」と「中長期安定型ファンドの組成」を喫緊の課題に挙げている。それは同時に、原点回帰と臨機応変を熟考しながら戦略計画を建て直す節目ともいえよう。今回の特集では、コアやバリューアッド、オポチュニスティックといった投資マネーの整理を導入部に、「マーケットのアドバンテージはどの資金なのか」「適する投資戦略・運用対象とは何なのか」を検証。こうした新たな資金を背景に運用を担うプレーヤー像を通じて、今後のマーケット環境を推察してみた。



【OVERVIEW】
4つの投資戦略に適した投資対象とは
 井出保夫[井出不動産金融研究所]

【VIEWPOINT】
長期コアと短期オポチュニスティック、どちらに勝算があるのか!?
 “セカンドステージ”の不動産投資戦略
投資家第一主義を貫く独立系AM会社
 レスキューAMのニーズを幅広く取込む
 谷口大輔[ファーストブラザーズ]
状況とともに変化する不動産ファイナンスへの姿勢
 ―レンダーの視点から
 永野 良祐[金融アナリスト]

【INTERVIEW】
都心100億円前後オフィスの高い流動性を評価
 「取れるリスクの大きさ」と「投資期間」で決まる投資スタイル
 川野真治[東京海上不動産投資顧問]
市場の底割れリスクのないS/Aクラスビルこそ長期安定運用に相応しい資産
 山内正教[グローバル・アライアンス・リアルティ]
安定資産として選ばれた物流施設
 変化するコアマネーの投資ニーズに合致した“新たな投資先”提供を
 推進していく
 萬野雅史[ダイアモンド・リアルティ・マネジメント]
安定感に比重が置かれるなか、
 レジデンシャル試算に注目している
 村田均[東京建物不動産投資顧問]

【ANOTHERVIEW】
改め不動産投資マネーを確かな指針で司る、
 不動産投資ビジネスの[ニューノーマル]とは



【特別寄稿】
出動できる方は、お早めに
 ―またぞろ失敗を繰り返さないために
 越純一郎[せおん]

J-REITが、収益金を効率的に内部留保する方法についての提言
 三國仁司



【REPORT】
世界の不動産関連ビジネスのトップが一堂に、
 カンヌ国際不動産見本市会議(MIPIM)
 投資家に楽観ムード
 ヨーロッパ主要都市に回復の兆しあるも日本の存在感は薄まる
 篠田香子[ジャーナリスト]
REITのオフィスビル動向
 山崎成人[REITアナリスト]



【VIEWS】
不動産と会計の高度な知識を駆使し、
 資産除去債務の実務的対応とコンサルティングサービスを提供
 トキワユナイテッドパートナーズ

低炭素社会における不動産運用の方向性[前編]
 動き出した欧州の低炭素都市化の傾向
 大竹喜久[国際公共政策研究センター]



【Hot Topics】
◎国交省による地方不動産証券化の支援対象事業、21年度は2事業者が証券化スキーム組成を実現
◎優良ストックの再生・区分販売手法が好調に推移 トーセイが展開する新たな流動化事業「Restyling事業」
◎J-REIT初、日本リテールファンドが米国預託証券に登録 米国内のニューマネー獲得に望む
◎尼崎セントラルホテルが、外構やフロント、レストラン、客室のリノベーションを実行し、女性客を中心とした顧客層を拡大
◎東京都心部に廃校を利用したアートスペースが誕生 賃料収入による民間運営でサスティナブルな運用を目指す
◎破綻した開発型ファンドの再生に成功 ジャパンアセットトラストによるバックアップAMに成果

【News Folder】
・大和証券グループ グループ体制を再編し、大和REAMが私募ファンドの運用にも乗り出す
・三菱地所ら12社による大阪駅北地区先行開発プロジェクト着工
・JLL グローバル不動産取引総額が2010年に更に増加すると予想
・住信基礎研究所 09年第4四半期までの「マンション賃料INDEX」を発表
・中央三井信託銀行 AM専門子会社を設立
・東京 多摩ニュータウン、初の建替え決議で高層マンション建設へ
・住宅エコポイントの申請・発行は約96%がリフォームによるもの 国交省による集計
・森ビル 大規模オフィスビル需給動向レポートを発表
・FCレジデンシャルリート 増資と同時にいちごアセットとの提携を発表
・CBRE総研、東京、大阪、名古屋で「不動産セミナー2010」を開催
・CLSACP アジア不動産2号ダンドの日本における1号物件を取得
・アクロス、五反田に7棟目となるサービスオフィスを5月1日にオープン
・三菱地所 886億円の特別損失を計上し業績予想を修正
・日本賃貸住宅とプロスペクト・リートの合併が正式合意

【連載】
井出保夫の不動産金融レポート
 ――日銀が追加的な金融緩和策として新型オペ増額へ
 井出保夫[井出不動産金融研究所]
法令ニュース――賃料自動増額特約と賃料減額請求権
 野間敬和 [TMI総合法律事務所]
流通フロントライン――茨木初・日本初の『問屋モール』
 小椋弘志[流通コラムニスト]
J-REIT MONTHLY DATA FILE
 藤浪容子[アイビー総研]
藤本隆博の不動産百聞は一見に如かず
 ――ベイジン、シャンハイ、ハンジョン……

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