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“日本版CCRCの先駆け”と評される「ゆいま〜る那須」(栃木県那須町)
廃校を活用したコミュニティ施設「那須まちづくり広場」
(同)を視察。


 
「ゆいま〜る那須」&「那須まちづくり広場」視察研究

人が集まる仕掛けづくり、コミュニティ形成の要諦を学ぶ

ゆいま〜る那須の入居者でもある近山恵子氏が
“生涯活躍のまちづくりの真髄”を現地視察を交えて徹底解説!

ご案内
 中高年層の地方移住を促しつつ、多世代が交流しながらアクティブに生活できる街づくりを目指す「日本版CCRC(生涯活躍のまち)」。その先駆的存在として「ゆいま〜る那須」が挙げられます。2010年の開設以降、全国からの移住者を中心に高い稼働を続け、その「人が集まる仕組みづくり」や「コミュニティ形成」「入居者の意見を設計段階から採り入れる」などの手法は他に類を見ない独自性を持ち、ゆいま〜る那須の成功の要因となっています。
 さらに18年4月には廃校舎を再利用した「那須まちづくり広場」をオープン。空き教室を利用して「貸オフィス/貸スペース」「コミュニティカフェ」「学びの場」「サ高住/多世代シェアハウス(新設予定)」などを提供する、既存資源を活用した過疎地再生プロジェクトの事例として注目を集めています。
 本セミナーでは、「ゆいま〜る那須」「那須まちづくり広場」を現地視察し、地方移住型高齢者施設の開発〜運営手法を学ぶとともに、地域の人的・物的資源を有効活用したまちづくり事業の展開手法について、自身もゆいま〜る那須に居住する那須まちづくり 代表/(一社)コミュニティネットワーク協会 那須支所長 近山恵子氏より解説いただきます。
 日本版CCRCへの参画を検討されている不動産事業者の方はもちろん、介護事業者、医療関係の方々まで、幅広いご参加をお勧めいたします。


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B)


セミナープログラム&タイムスケジュール ※タイムスケジュールは多少前後する可能性がございます。

12:00 JR東北新幹線「新白河」駅 集合・出発

12:20 「那須まちづくり広場」 到着

12:25 昼食
・那須まちづくり広場内、「コミュニティカフェ ここ」にて昼食

13:05〜14:35
T. 「ゆいま〜る」の展開とビジネスモデル 講演

 ●(一社)コミュニティネットワーク協会の事業概要
   ・「100年コミュニティ構想」とは
 ●「ゆいま〜る」の事例紹介
   ・ゆいま〜る厚沢部
    (北海道厚沢部町/過疎地再生・環境共生型/介護付ホーム/2013年開設)
   ・ゆいま〜る高島平
    (東京都板橋区/団地再生型/分散型サ高住/2014年開設)
   ・ゆいま〜る神南
    (名古屋市港区/団地再生型/分散型サ高住/2018年開設)
 ●今後のゆいま〜るシリーズの展開

U. 「ゆいま〜る那須」成功の理由
  ――過疎地でも人が集まる仕組みづくりとコミュニティ形成のポイント

 ●「ゆいま〜る那須」とは
  ・2010年11月オープン。過疎化が進む自然豊かな土地に5棟70戸
   (33.12u〜66.25u)の木造・戸建て風サ高住が点在。
   食堂、音楽室、図書室などコミュニティスペースとデイサービスが付帯
 ●「ゆいま〜る那須」の運営実態
  ・入居希望者が望む生活スタイルを、企画段階から採り入れる独自の開発手法
  ・入居者属性(入居者数、男女比、平均年齢、平均要介護度、入居の理由)
   ――沖縄を除く全都道府県からの移住者が住まう、その理由とは?
   ――自立高齢者が移住を決めるポイント
  ・いかに入居者コミュニティを醸成しているのか?
   ――ユニットごとに相互に見守る体制を構築。スタッフ削減にもつながる
  ・働く入居者
   ――雇用契約、施設内通貨での相互扶助、ボランティア
  ・収支状況
  ・運営上で得た知見、表出した課題と解決策

V. 「那須まちづくり広場」が目指す生涯活躍のまち
  ――地域に眠る人的・物的資源を掘り起こし、活性化の拠点に

 ●「那須まちづくり広場」とは
  ・18年4月オープン。廃校となった小学校を活用。「多世代交流支援」
   「地産地消支援」「文化交流支援」「6次産業支援」「地域包括ケアの促進」
   「統合医療の普及」をテーマに、空き教室を活用して「事業者へのオフィス提供」
   「地域に潜在する女性などへの創業支援」「体験と交流の場の提供」
   「スペースレンタル」「地域コミュニティの創出」を行なう
 ●今後の展開
  ・那須まちづくり鰍フ設立
  ・月3万円で廃校を一括借り上げし、各教室をテナントとして転貸
   ――地域のアーティストのギャラリーや障害者支援事業所、農産物等の販売所など
     が出店。また各種カルチャースクールも頻繁に開講
  ・開発・維持コスト
  ・収支状況
  ・自治体との連携
  ・看取り可能・低価格なサ高住、多世代型シェアハウスを校庭に新設予定
 ●「那須まちづくり広場」の運営実態
  ・那須の別荘地の空き家活用
  ・高齢者が高齢者を、障害者が障害者を支援する「福福連携」への取組み

14:35〜15:25 【視察】「那須まちづくり広場」

15:45〜16:35 【視察】「ゆいま〜る那須」

17:00 JR東北新幹線「新白河」駅 到着・解散


 
■ ゆいま〜る那須

【施設名称】 ゆいま〜る那須
【事業主体】 潟Rミュニティネット
【所在地】
 栃木県那須郡那須町大字豊原乙627-115
【敷地面積】 9,978.05u
【建築面積】 3,561.04u
【延床面積】 3,528.26u
【構造規模】 
 木造・全5棟1〜 2階建て、
 食堂棟、介護棟、共用棟
【総戸数】 5棟合計で70戸
【間取り】
 1R〜2LDK(33.12u〜66.25u)
【賃料】
 家賃一括前払金/
  1,175万〜2,489万円
 月々払い方式/
  5万8,000〜13万9,000円
 共益費:8,000円
 サポート費:
  3万0,850円(1人入居)
  5万0,400円(2人入居)



■ 那須まちづくり広場

【施設名称】 那須まちづくり広場
【事業主体】 那須まちづくり
【所在地】
 栃木県那須郡那須町豊原丙1340
 (旧・朝日小学校)
【使用用途】
「ミルクプラント」「よろず相談所」「らくサポ那須支部」「こころと体の健康室」「パペレッタ・カンパニー」「NTTデータだいち」「リハビリデザイン研究所」「アートギャラリー」「展示室」「あや市場」「らくらく食卓センター」「コミュニティカフェここ」「コニコマさんのあっ!わかったの部屋」「手仕事工房Etsuko no Heya」「音楽工房 LaLaらうむ」「楽校(イベント・講座)」「卓球室」「貸室」

開催日時 2019年11月21日(木) 12:00〜17:00

集合・
解散場所
JR東北新幹線「新白河」駅
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

会場 ゆいま〜る那須・那須まちづくり広場
定員 15名(申込み先着順)
参加費 48,400円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 44,000円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト・昼食代を含む
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
近山 恵子 (ちかやま・けいこ)
一般社団法人 コミュニティネットワーク協会 那須支所長
那須まちづくり梶@代表


1949年新潟県生まれ。北里大学衛生学部卒業。臨床検査技師として国立病院機構東京医療センター(旧・国立第二病院)などに勤務。母親の介護をきっかけに、高齢期の暮らし方に関心を持ち、一人でも自立して暮らせるケアの仕組みに携わる。87年より高齢者住宅の企画・運営・営業に従事。99年一般社団法人コミュニティネットワーク協会を設立。現在、那須支所長を務める。まちづくりのコンサルティングや講演会をはじめ、これまで「友だち村」や「ゆいま〜るシリーズ」など、数々の高齢者住宅をプロデュースしている。2018年那須まちづくり椛纒\就任。著書に『こんにちは“ともだち家族”』(風土社刊)、『自分で選ぶ老後の住まい方・暮らし方』『どこで、誰と、どう暮らす?』(ともに共著、彩流社刊)など。

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