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老朽化した街の体育館を多機能複合型交流施設にする再整備計画が各地で浮上。
地域活力・地域活性化に大規模集客できる「アリーナ」が求められる時代に・・・

アリーナビジネス研究セミナー
[観戦][体験]できるアリーナ空間の開発・設計・運営手法徹底研究

オリンピック開催やスポーツ需要増大で期待される「アリーナ」施設づくりをどう行なうか

   

○体育館の集客空間化、複合型施設化の重要性
○室内競技におけるアリーナの設備・観戦等の基準とは
○アリーナ経営・運営のあり方

ご案内
 街づくりや地域活性化のアイテムとして「スポーツ」がもたらす効果が今、大いに注目されています。サッカーや野球が、地方都市に立地するスタジアムやドームで実証してきているように、スポーツの力は「する」「観る」の視点で人を呼び込み、地域活性化に資する要素となっています。より地域に密着した活動が期待されるのがバスケットボール、バレーボール、フットサルなどの競技ですが、競技ができて、なおかつ観戦できる体育館やアリーナ施設はまだまだ乏しく、競技人口や観戦客数も足踏み状態となっています。
 こうした課題を改善すべく発足した一般社団法人アリーナスポーツ協議会は、アリーナスポーツの活性化を目指すかたわら、その拠点となる体育館・アリーナ施設整備に着目、「アリーナ標準」を2013年10月に発表し、観客席の適正規模や必要設備を呈示しました。
 一方でスポーツによる人の交流を促すアリーナの整備が街にもたらす活性化の効果を認め、交流機能をもった施設を「スマート・べニュー」と定義し、地域経済の活性化を提唱するレポートが日本政策投資銀行より発表され、注目を集めています。
 現状ある体育館の多くは老朽化し、建替えを検討する時期にきています。2020年の東京オリンピック開催も決定し、スポーツ振興はより重要視され、街づくりや地域活性化策の中にもスポーツは必然的に取り込まれてくると思われます。
 本セミナーはアリーナビジネスについて、基本理解と開発要件、運営ソフトのあり方について研究します。事例では、民設共営で注目される「ゼビオアリーナ仙台」の設計・開発を、観戦席を稼動式とし2012年6月に開業した「大田区総合体育館」の事業概要を通じ、これからのアリーナ事業を研究してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:15 [セミナー@]
T. 交流空間[アリーナ・スタジアム]の収支分析と今後の街づくりでの可能性

○ 人口減少、高齢社会のコミュニティの重要性と交流空間「アリーナ」「スタジアム」の可能性
○ 街づくりの中核となる「アリーナ」「スタジアム」の活用状況と国内施設の現状
○ 「アリーナ」「スタジアム」の収支分析
○ スポーツを核とした街づくりを担う「スマート・ベニュー」の望ましい姿とは
講師:桂田 隆行 (株)日本政策投資銀行 地域企画部調査役



14:20〜15:30 [セミナーA]
U. アリーナスポーツ環境を改善し、年間観客動員数1,000万人を目指す
  一般社団法人アリーナスポーツ協議会の活動指針と「アリーナ標準」の必要性

○ スポーツ立国、日本の課題とスポーツ環境整備の必要性
○ 一般社団法人アリーナスポーツ協議会の設立趣旨と活動内容
○ このほど発表された「アリーナ標準」の目的と概要
○ アリーナスポーツの活性化に向けたスポーツ競技団体、地方公共団体、民間企業の連携
講師:村林 裕 一般社団法人アリーナスポーツ協議会 代表理事
       慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 政策・メディア研究科 教授



15:40〜16:50 [事例@]
V. アリーナ事業の開発・設計の実際
  民設共営型施設「ゼビオアリーナ仙台」の開発を通じて

○ 開発の経緯――「箱」造りではなく、お金を生む「アリーナ事業」を創造した事業スキーム
○ アリーナ開発における設計・ハード上のポイント、事業計画、収益構造
○ 今後のアリーナ事業開発に向けて
講師:鈴木 浩二 (株)アーキボックス 代表取締役 一級建築士
(聞き手:花内 誠 一般社団法人アリーナスポーツ協議会 理事)



16:50〜17:40 [事例A]
W. 賑わいを求めた公共体育館「大田区総合体育館」の運営と集客動向

○ 指定管理者制度で運営する住友不動産エスフォルタの特徴
○ 2012年6月に完成した体育館の設備の特徴
○ スポーツ観戦機能導入による効果
○ 集客の実際、現状の課題
講師:斉藤 邦裕 大田区総合体育館 館長(住友不動産エスフォルタ(株))



17:45〜18:15
X. 「大田区総合体育館」アリーナ設備見学

固定席2,186席/ロールバックチェア1,816席/ アリーナ面積4,887uの
メインアリーナ設備を見て学ぶ

開催日時 2014年1月21日(火) 13:00〜18:15

会場 大田区総合体育館 サブアリーナ
東京都大田区東蒲田1-11-1
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

企画協力 一般社団法人アリーナスポーツ協議会

参加費 31,500円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,500円含む)
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

桂田 隆行 (かつらだ たかゆき)
1999年日本開発銀行(現(株)日本政策投資銀行)入行。エネルギー部、中国支店、産業・技術部、北海道支店、中堅・成長企業ファイナンスグループにて化学業、ホテル・旅館業、観光業等の企業への融資業務に従事。現在は地域企画部に在籍し、大規模スポーツ施設整備についての資金調達に関する調査研究や総合特区エリアでの企業向け融資の支援業務等を担当。2013年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程修了。


村林 裕 (むらばやし ゆたか) 
1976年東京瓦斯(株)入社。ブルックリン・ユニオンガス(現キースパン)社への研修、東京ガスハウジング(現 東京ガスリモデリング)社、リビング・デザインセンター社への出向、ザ・コンランショップの東京ガスパークタワー誘致などで活躍。97年7月同社のJリーグクラブ設立準備事務局長に就任。東京フットボールクラブ(株)設立に携わり98年設立時に常務取締役として出向、Jリーグ加盟を果たした。2002年ワールドカップ宮城会場のべニューコーディネーターを兼務。05年7月同社専務取締役を務めるかたわら、慶應義塾大学の教授(スポーツビジネス専攻)を兼務、FC東京バレーボールチームの部長(現在は退任)も務めた。08年代表取締役社長に就任、FC東京を観客動員数第3位(04年-09年実績)に躍進させた。11年1月同社を退任。13年教授を務めながら一般社団法人アリーナスポーツ協議会の設立とともに代表理事に就任。


(株)アーキボックス
仙台を拠点とする一級建築士事務所。さまざまなジャンルの設計を手掛け、公共・民間問わずその規模は多岐にわたる。設計のみならず、開発に関わることも多く、近年、沖縄での開発にも関わっている。2012年10月に開業した「ゼビオアリーナ仙台」(仙台市太白区、敷地面積7,930u・延床面積約1万u、座席数:スポーツイベント時4,000人、コンサート時6,000人収容)の開発提案と施設設計を行なった。

大田区総合体育館
老朽化による建替えとして2012年3月に竣工した屋内スポーツ施設。施設は大田区が所有し、住友不動産エスフォルタ・JTB・NTTファシリティーズグループが指定管理者として運営管理を行なっている。総事業費は71億円、体育館全体の高さを低くするためにアリーナを地下に配置している。大田区は「みる」スポーツと「する」スポーツを基本コンセプトとし、「みる」では各スポーツのプロリーグや国際試合、全日本レベルの大会を誘致。観戦できるよう固定席2,186席、ロールバックチェア1,816席を設置した。



一般社団法人 アリーナスポーツ協議会
「観る」スポーツ、さらには「魅せる」スポーツとしてのアリーナスポーツをより一層振興することを目的に2013年6月に設立。
同年10月に観客席数に対応した開催できるスポーツ競技、必要設備、メディア対応、安全管理事項、照明・音響の設備要件などを取りまとめた「アリーナ標準」を発表した。
今後は施設と、アリーナスポーツ競技団体の情報流通がスムーズにできるようなシステムを整備していく方針。

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