講師プロフィール


A-1 ゲスト講演 米国におけるオルタナティブ投資最前線

大井幸子(おおい さちこ)
国際金融アナリスト
SAIL社 代表取締役社長

1981年慶応大学法学部政治学科卒業。83年慶応大学院経済学研究科修士号。85年からフルブライト奨学生として米国スミス・カレッジとジョンズ・ホプキンズ大学院高等国際問題研究所(SAIS)に留学。87年慶応大学院経済学研究科博士課程修了。明治生命保険国際投資部勤務後、89年格付機関ムーディーズ社へ転職のためニューヨークへ移住。その後リーマン・ブラザーズ、キダー・ピーボディにて債券調査・セールスを担当。2001年4月、ヘッジファンドを中心としたオルタナティブ投資コンサルティング会社SAIL(Strategic Alternative Investment Logistics)社をニューヨークに設立、代表取締役社長に就任。著書・論文が多数あり、メディアにも数多く登場。近著に『ウォール街のマネー・エリートたち ヘッジファンドを動かす人々』(日本経済新聞社、2004年刊)がある。


A-2 基調講演 不動産金融ビジネス2005年の潮流

川口有一郎(かわぐち ゆういちろう)
早稲田大学 大学院ファイナンス研究科 教授

1955年熊本県生まれ。91年東京大学にて工学博士の学位取得。96年英国ケンブリッジ大学土地経済学科客員研究員を経て、99年から明海大学不動産学部教授。2000年に新しい実学「不動産金融工学」の体系化を図る。東京大学空間情報科学研究センター、京都大学経済研究所金融工学センター、慶應義塾大学メディア研究科で客員教授を歴任。04年4月から早稲田大学大学院ファイナンス研究科で不動産ファイナンスコースを担当。アジア不動産学会やアメリカ都市経済・不動産学会等において研究活動を行なう。現在、不動産金融工学の完成を目指して、学界や実業界の研究者などと研究・教育に従事。主な著書に『入門 不動産金融工学』『不動産金融工学』『投資決定理論とリアルオプション』『不動産開発の基礎』など多数。


A-3 パネルディスカッション “質的構造変化”を迎えた不動産投資市場

冨川秀二(とみかわ しゅうじ)
三井不動産投資顧問(株) 常務取締役

1983年慶應義塾大学経済学部卒業後、三井不動産(株)に入社。88年ハーバード大学大学院ビジネススクール卒業。89年より6年間、三井不動産ニューヨーク社にバイス・プレジデントとして出向、米国東海岸の資産アセットマネジメントを担当。97年10月三井不動産投資顧問(株)設立とともに法人営業部長、98年4月取締役就任。2004年4月常務取締役に就任し、現在に至る。98年より慶應義塾大学経済学部にて非常勤講師を務める。


A-3 パネルディスカッション “質的構造変化”を迎えた不動産投資市場

山内正教(やまうち まさのり)
グローバル・アライアンス・リアルティ(株) 代表取締役社長

東京工業大学大学院修了、米国マサチュセッツ工科大学(MIT)大学院修了。86年明治生命保険相互会社に入社し、ニューヨーク事務所副所長、不動産部課長、不動産投資グループ・リーダー、不動産投資部長を経て、2002年グローバル・アライアンス・リアルティ(株)代表取締役社長に就任。日米両国において長年にわたり不動産投資、アセットマネジメント、売却等を担当。主な著書に『不動産投資理論入門』『考察 不動産投資としてのビル事業』『不動産アセットマネジメント』がある。


A-3 パネルディスカッション “質的構造変化”を迎えた不動産投資市場

本間良輔(ほんま りょうすけ)
ケネディ・ウィルソン・ジャパン(株) 代表取締役社長

1968年慶應義塾大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。泰国三菱商事(バンコク)にてリゾートホテル開発建設業務、三菱商事バグダッド支店にてイラク情報省放送局建設工事を担当。85年MIT Sloan Schoolに留学しMBA取得。三菱商事海外建設部チームリーダー、米国三菱ロサンゼルス部長を務め、米国不動産開発事業を担当。94年MC Realty,Inc.(三菱商事全額出資の米国不動産投資会社)社長に就任。96年10月ケネディ・ウィルソン・ジャパン(株)代表取締役に就任し、現在に至る。


A-3 パネルディスカッション “質的構造変化”を迎えた不動産投資市場

大槻啓子(おおつき けいこ)
モルガン・スタンレー証券会社
投資銀行本部 不動産投資銀行部 シニアアドバイザー

学習院大学文学部卒業。三菱電機、クレディリヨネを経て、1991年からモルガン・スタンレー証券会社にて建設、住宅、不動産担当アナリスト。96年UBS証券会社に移り同部門を担当ののち、同年モルガン・スタンレーに再入社。2001年Greenwich Surveyでは、建設/住宅/不動産チームとして日本の大手投資家対象で1位、米国の大手投資家対象で2位。02年には欧州の大手投資家対象で3位。00年から03年まで早稲田大学大学院などにて非常勤講師として不動産金融分野について講義。04年3月より現職。


A-3 パネルディスカッション “質的構造変化”を迎えた不動産投資市場

田形敏己(たがた としみ)
三井住友銀行
ストラクチャードファイナンス営業部 部長

1957年生まれ。京都大学卒業後、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)に入行。法人営業、審査、金融法人営業等を経験ののち、2000年8月から不動産ノンリコースファイナンス業務に携わり、J-REIT(不動産投資信託)を含む投融資を担当。04年12月から三井住友銀行ストラクチャードファイナンス営業部部長として、不動産ファイナンスを担当している。


A-3 パネルディスカッション “質的構造変化”を迎えた不動産投資市場

平山重雄(ひらやま しげお)
(株)都市未来総合研究所 研究第三部 主席研究員

1958年生まれ。81年早稲田大学政治経済学部卒業。89年みずほ信託銀行の不動産専門調査研究機関である(株)都市未来総合研究所に入社。シルバービジネスおよび商業施設の事業開発、オフィスビルの開発計画やリ・マーケティングを担当したのち、現在は不動産関連分野の企業向け戦略コンサルティングを中心に、不動産投資、一般企業の不動産戦略に関わる調査・コンサルティングを主幹している。



B-1 広がりを見せる「事業証券化」の現状と将来展望

守谷 泰(もりや やすし)
(株)東京スター銀行 執行役 コーポレートファイナンス担当

東京大学法学部卒、米コーネル大学ビジネススクールにてMBA取得。1982年から99年まで東京三菱銀行に勤務し、証券化業務の立上げ、合併業務およびニューヨークで投資銀行業務を担当。2000年みずほ証券ストラクチャードファイナンス部長、01年11月からCIBC World Markets Japanストラクチャードファイナンス部長。03年1月に(株)東京スター銀行インベストメントバンキング部長として入社、04年5月より現職。



B-2 事業用不動産の「出口戦略」について

牧野高樹(まきの たかき)
東急リバブル(株) ソリューション事業第三部長

1965年東京生まれ。青山学院大学卒業後、東急リバブル(株)に入社。流通部門にて売買仲介営業を担当。その後本社にて研修・販促企画・人事等を担当し、2001年より同社ソリューション事業部へ。同事業部は、不良債権処理支援・企業再建支援・不動産投資市場の活性化等に対し、不動産流通業の立場から取り組んでいる。04年よりソリューション事業第三部長として、不動産証券化・不動産投資業務に携わる。



B-3 不動産事業の総合サービスプロバイダーに向けて

濱岡洋一郎(はまおか よういちろう)
ジョーンズ ラング ラサール(株) 代表取締役

三井不動産(株)にてオフィスビルの開発業務を担当。不動産M&A等のコンサルティング業務に携わる。2000年、ジョーンズ ラング ラサール(株)代表取締役に就任。同社は世界35か国100都市に拠点をもつ総合不動産サービス会社で、日本では1985年から事業を開始。投資顧問、アセットマネジメント、プロジェクトマネジメント、ファシリティマネジメント、ホテルコンサルティングなど不動産のフルサービス体制を確立している。



B-4 「不動産ノンリコースローン」の効果を最大限に活かすために

佐藤明彦(さとう あきひこ)
グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー(株) 代表取締役

1984年京都大学法学部卒業後、日本興業銀行に入行。興銀証券(現・みずほ証券)に出向し、ストラクチャード・ファイナンス部門にて不動産証券化に従事。2001年アーバンコーポレイションに入社し、開発型案件等を組成。02年、不動産ファイナンスに関するアレンジャー業務を主要業務とするグラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー(株)を設立し、現在に至る。



B-5 「プロパティマネジメント」業務の本質

植野正美(うえの まさみ)
U.A.P.M. Consulting 代表

慶大商卒。ハザマ入社。国際開発センターに出向。米国など海外各地に勤務。シアトルで超高層オフィスビルのアセットマネジメント、プロパティマネジメントに従事。1996年米国ラサールパートナーズ社(現・ジョーンズ ラング ラサール)に入社、主に米国西海岸でプロパティマネジメント、インベストメントバンキング業務に従事したのち独立。現在は外資購入物件のプロパティマネジメントのコンサルティング等のため来日中。



B-6 大型温浴施設における「開発型証券化」活用事例

松野八郎(まつの はちろう)
(株)松野八郎綜合建築設計事務所 代表取締役

1961年愛知県立愛知工業高校建築科卒業。大林組名古屋支店設計部、吉田五十八研究室を経て、73年松野八郎綜合建築設計事務所を設立。主な作品に「森林公園アスレジャークラブ」「銀座COMビル」「ルネッサンスリゾートオキナワ」「大江戸温泉物語」等がある。現在設計中の「浦安温泉物語」(千葉県)と「すんぷ夢ひろば」(静岡県)の大型温浴施設では、開発段階で資金調達を図る開発型証券化に取り組み、初めて実現した。



C-1 地方企業が不動産証券化ビジネスで飛躍するために

吉川克弥(よしかわ かつや)
不動産ビジネス・コンサルタンツ(株) 代表取締役

1967年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、90年野村不動産(株)入社。ビル開発・分譲マンションの企画・販売を経て、99年4月より不動産証券化・投資ファンド業務に従事。外資系とのジョイント・ベンチャー投資、プライベート・ファンド組成、J-REIT組成を通して黎明期から5年間、常にマーケットの最前線に立つ。2004年3月野村不動産を退社、独立して不動産ビジネス・コンサルタンツ(株)を設立。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。



C-2 “福岡発”の中堅デベロッパーによる不動産証券化事業への取組み

黒木 透(くろき とおる)
(株)ディックスクロキ 代表取締役

1955年宮崎県生まれ。84年賃貸マンション経営のコンサルタント業・黒木公益計算事務所を福岡市にて創業。91年一級建築士事務所・特定建設業・宅地建物取引業の許認可を併せもち、賃貸マンションの一棟単位での供給に特化した企業を目指し、(株)クロキビルディング(現・(株)ディックスクロキ)を設立。2000年10月ジャスダック上場を契機に不動産ファンドへの物件供給を開始。04年3月には不動産ファンド(約30億円規模)も組成した。



C-3 リプランニング事業で“都心”の中小規模物件を再生

望月雅博(もちづき まさひろ)
サンフロンティア不動産(株) リプランニング事業部 取締役部長

1972年生まれ。明海大学不動産学部卒業。銀行系不動産コンサルティング会社を経て、99年にサンフロンティア不動産(株)に入社。不良債権処理を背景とした銀行担保不動産の流通セクションの立上げに参加。2001年より同社内に不動産再生事業を立上げ、リプランニング事業として不動産の購入・バリューアップ・再販売・証券化の業務を担当。これまでに40棟以上のビル再生の企画に携わる。04年より同社取締役を兼務。



C-4 “関西圏”の地域不動産事業者による不動産ファンド組成と物件開発

小川靖展(おがわ やすひろ)
サムティ開発(株) 不動産流動化事業部 課長

南山大学法学部卒業。都市銀行勤務を経てサムティ開発(株)へ入社。2002年8月に近畿財務局受付第一号となる「サムティファンド」の組成実務に携わる。その後、自社開発物件を中心とする「関西特化型レジデンシャルファンド」(資産規模約100億円)を組成し、運営中。サムティ開発は関西圏において数少ない不動産証券化プレーヤー。



C-5 パネルディスカッション “不動産ファンド向け”物件開発にビジネスチャンス あり!

橋本 隆(はしもと たかし)
ブリッジ・アドバイザーズ(株) 代表取締役

京都大学工学部建築学科卒業。1979年積水化学工業(株)入社、ユニット住宅「セキスイハイム」の商品開発、マーケティングに従事。90年に証券アナリストに転じ、カウンティ・ナットウェスト証券会社にて建設・住宅・不動産業界を担当。94年よりソロモンブラザーズ証券会社(現・日興シティグループ証券(株))に勤務。2004年4月ブリッジ・アドバイザーズ(株)を設立し、代表取締役に就任。一級建築士。日本アナリスト協会検定会員。



C-5 パネルディスカッション “不動産ファンド向け”物件開発にビジネスチャンス あり!

山崎成人(やまざき しげと)
不動産投資顧問業(建設大臣登録一般第3号)
REITアナリスト

1971年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、三菱開発(株)に入社。三菱商事(株)、三菱地所住宅販売(株)、(株)ダイヤコミュニティーを経て、三菱地所住宅販売に復職。2000年、不動産投資顧問業に登録。日本初のREITアナリストとして、J-REIT登場から一貫してモニタリングを実施し、評価書という形で公表を続ける。不動産実務に精通しているのみならず、J-REITファンドを中立的な立場で評価できる唯一の人物。



C-5 パネルディスカッション “不動産ファンド向け”物件開発にビジネスチャンス あり!

伊達孝紀(だて たかのり)
(株)ゼファー 執行役員 不動産流動化推進部長

上智大学外国語学部卒業後、アサヒ都市開発(株)入社。ブラジル支店執行役員としてサンパウロ市内のビル管理業務に従事。海外事業部長等を経て、1998年LNR Partners Japan,Inc.に移り不良債権の評価・購入および不動産のAM、PM業務を担当。2002年(株)新生銀行不動産投資部次長を経て、03年7月(株)ゼファー入社。05年1月同社執行役員に就任。ファンドの組成およびAM、PMを主業務とする(株)ゼファー不動産投資顧問役員も兼務する。



C-5 パネルディスカッション “不動産ファンド向け”物件開発にビジネスチャンス あり!

姜 裕文(かん ひろふみ)
(株)リプラス 代表取締役CEO

1971年生まれ。95年東京大学経済学部卒業後、(株)ボストンコンサルティンググループ入社。97年平和(株)取締役に就任。2000年6月(株)ドリームインキュベータを創業し、執行役員に就任。02年9月(株)リプラスを設立し、代表取締役CEOに就任。同社は賃貸住宅の家賃保証と不動産ファンド(投資残高300億円強)のアセットマネジメントを両輪に急成長しており、04年12月には東証マザーズに上場を果たした。



C-5 パネルディスカッション “不動産ファンド向け”物件開発にビジネスチャンス あり!

春原尚幸(すのはら なおゆき)
(株)オー・エム・コーポレーション 取締役 営業本部長

1968年長野県生まれ。フランス料理人を経て不動産業界に転身。一般の賃貸マンションに疑問をもち、98年(株)オー・エム・コーポレーションに入社。デザイナーズマンションの企画・プロデュースを手がける。2001年より現職。同社は89年設立、デベロップメントやプロパティマネジメント、リノベーション・コンバージョン企画、資産運用コンサルティング・賃貸人代行業務・賃貸店舗運営を業務内容としている。



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