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A-1 特別講演 フジマキ流“資産倍増”の実践論
藤巻 健史(ふじまき たけし)
元・モルガン銀行 東京支店長
(株)フジマキ・ジャパン 代表取締役

1950年東京生まれ。74年一橋大学卒業後、三井信託銀行(現・中央三井信託銀行)に入行。80年米国ノースウエスタン大学大学院でMBA(ケロッグ・スクール経営学修士)取得。三井信託銀行ロンドン支店を経て、85年モルガン銀行に入行。資金為替部長、東京支店長などを歴任し、東京市場屈指の為替・債券ディーラーとして世界に名をとどろかせ、「伝説のトレーダー」と呼ばれるに至る。2000年に同行を退社、ヘッジファンドの雄ジョージ・ソロス氏の投資アドバイザーを経て、現在はフジマキ・ジャパン代表取締役。一橋大学経済学部や早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務め、テレビ・雑誌などでも独自の主張を展開している。著書に『外資の常識』『タイヤキのしっぽはマーケットにくれてやる!』『一ドル二〇〇円で日本経済の夜は明ける』『リスク時代の「資産倍増」勉強法』『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(上・下)』がある。現在、朝日新聞土曜日版beで「藤巻兄弟」を連載中。




A-2 特別講演 2003年日本経済はどうなる
高橋 乗宣(たかはし じょうせん)
明海大学経済学部 教授
(株)三菱総合研究所 顧問

1940年広島県生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)大学院博士課程修了。大学講師を経て、73年三菱総合研究所に入社。主任研究員、主席研究員、研究理事を歴任ののち、2000年4月より同社顧問、同時に明海大学大学院教授に就任し、現在に至る。三菱総合研究所ではマクロ経済問題全般をカバーし、入社以来、景気予測チームの主査を長く務め、"景気予測のカリスマ"と呼ばれるようになる。大学では「日本経済論」、大学院では「現代日本経済特論」を担当している。最近の著書には『2003年 日本経済』(02年11月刊)、『日本國の経営學』(木村剛氏との共著、02年10月刊)、『日本経済の破断界』(02年9月刊)があり、そのほか著書ならびに新聞・雑誌等の掲載論文が多数ある。




A-3 基調講演 ビルマーケットの展望
A-4 パネルディスカッション 不動産バリューアップ戦略
川口 有一郎(かわぐち ゆういちろう)
明海大学 教授

1955年熊本生まれ。91年東京大学にて工学博士の学位取得。96年英国ケンブリッジ大学土地経済学科客員研究員を経て、99年から明海大学不動産学部教授。2000年に新しい実学「不動産金融工学」の体系化を図る。東京大学空間情報科学研究センターや京都大学経済研究所金融工学センター等でも講義を担当、またアジア不動産学会やアメリカ都市経済・不動産学会等において研究活動を行なう。現在、不動産金融工学の完成を目指して、学界や実業界の研究者などと研究・教育に従事。主な著書に『入門 不動産金融工学』『不動産金融工学』『投資決定理論とリアルオプション』『不動産開発の基礎』など多数。




A-4 パネルディスカッション 不動産バリューアップ戦略
山内 正教(やまうち まさのり)
グローバル・アライアンス・リアルティ(株) 代表取締役

1952年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒業、東京工業大学大学院修了、米国マサチュセッツ工科大学(MIT)大学院修了。86年、明治生命保険相互会社に入社し、ニューヨーク事務所副所長、不動産部課長、不動産投資グループ・リーダー、不動産投資部長を経て、2002年に明治生命、東京三菱、三菱信託、近鉄、日本GMACの5社が中心となって設立したグローバル・アライアンス・リアルティ代表取締役に就任。主な著書に『不動産投資理論入門』『考察 不動産投資としてのビル事業』がある。




A-4 パネルディスカッション 不動産バリューアップ戦略
川津 昌作(かわつ しょうさく)
川津ビル(株) 代表取締役
川津商事(株) 代表取締役

1958年生まれ。滋賀大学経済学部卒業後、松下電器産業に入社。85年、川津ビル代表取締役に就任。川津商事代表取締役も兼務する。自ら不動産資産を運用しながら、また不動産コンサルタントとして不動産の売買・仲介にも従事。インターネットWebサイト「不動産何でも相談室」を主宰する。主な著書に『不動産投資マネージメントの戦略』『不動産投資の成長メカニズム』がある。




A-4 パネルディスカッション 不動産バリューアップ戦略
大槻 啓子(おおつき けいこ)
モルガン・スタンレー証券会社 株式調査部
エグゼクティブ・ディレクター 住宅・不動産アナリスト

学習院大学文学部卒業。三菱電機などを経て、1991年からモルガン・スタンレー証券会社にて住宅、不動産、建設担当アナリストとして経験を積んだのち、96年にUBS証券(現・UBSウォーバーグ)に移り同部門を担当。98年にモルガン・スタンレーに再入社。2001年Greenwich Surveyでは、所属する建設/住宅/不動産チームとして日本の大手投資家対象で1位、米国の大手投資家対象で2位。02年には、所属するチームが欧州の大手投資家対象で3位となった。




A-4 パネルディスカッション 不動産バリューアップ戦略
迫田 茂雄(さこだ しげお)
(株)ビルバンク 代表取締役

1940年京都生まれ。大阪経済大学経営学部卒業。日立造船所、航空写真測量会社を経て、オフィス仲介会社に入社。70年、ビルバンクを設立し、代表取締役に就任。東京、大阪のオフィス賃貸業界に詳しく、賃貸仲介、売買仲介、ビル経営、PM業務、サブリース業務、広告企画および製作に関する業務等、その他上記に伴うコンサルティング業務に至る不動産全般業務を手がけている。




A-4 パネルディスカッション 不動産バリューアップ戦略
早瀬 恵三(はやせ けいぞう)
(株)マックスリアルティー 取締役

東京大学経済学部卒業。住友銀行香港にてリスクマネージメントヘッドとして香港地場企業のリストラ、PRC国有企業のワークアウトを手がける。2001年、財務アドバイザリーグループ立ち上げのため、三井住友銀行よりSMBCコンサルティングへ出向。財務アドバイザリーグループヘッドとしてコーポレートリストラクチャリングを手がけ、債務過多の鉄鋼メーカーのターンアラウンド、外資系不動産会社に対するLBOアドバイス等を実施。02年11月、マックスリアルティー(ザイマックスと三井住友銀行の合弁会社で、「不動産と金融のコンサルティングノウハウの融合」がビジネスコンセプト)設立に伴い同社に出向、取締役に就任。





B-1 ファンドビジネスへの挑戦
山口 誠一郎(やまぐち せいいちろう)
(株)東誠不動産(株) 代表取締役社長

1983年慶応義塾大学法学部卒業後、三井不動産販売に入社。86年東誠不動産に入社し、94年に代表取締役に就任、現在に至る。東誠不動産は、不動産流動化事業、マンション・戸建住宅分譲事業、社有ビル・マンション賃貸事業を都心圏エリアに特化して行なっており、中堅不動産会社としてはユニークな住宅・ビル双方の事業領域を有している。近年は、都心圏の中型・小型ビル・マンションのバリューアップ事業・流動化事業・証券化事業を展開しており、私募ファンド「アルゴ」を組成したことでも注目されている。





B-2 レジャー産業の事業再生
吉岡 雅博(よしおか まさひろ)
KPMGビジネスアドバイザリーLLC 東京支店
副支店長/エグゼクティブディレクター

1959年生まれ。83年東北大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。88〜90年に建設省官房政策課に出向。93〜98年、米国駐在(不動産ファイナンス担当)を経て、98年11月にKPMGに入社。同社において、不良資産(実物不動産、不良債権)の処理におけるファイナンシャルアドバイザリー業務、不動産証券化案件におけるデューデリジェンス業務、ホテル・ゴルフ場等のレジャー産業を中心とした事業再生案件のアドバイザリー業務の責任者を務める。





B-3 不動産証券化の進め方と留意点
依田 康(よだ やすし)
(株)プロスペクト 財務部長

1987年慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、三井信託銀行(現・中央三井信託銀行)に入行し、横須賀支店に配属。(財)不動産適正取引推進機構出向を経て、94年から本店不動産部、本店不動産営業部、資産金融部等にて、不動産流動化、ノンリコースローンなどの業務に携わる。2001年にプロスペクトに入社し、現在に至る。





B-3 不動産証券化の進め方と留意点
古川 令治(ふるかわ りょうじ)
アセット・マネジャーズ(株) 代表取締役社長

1976年慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、日本長期信用銀行梅田支店に入行。同行広州事務所、マーチャントバンキンググループ副参事役、池袋支店次長を経て、96年に加ト吉へ出向し、業務企画国際部長、取締役を歴任。99年にコーリヤーズエムエフ取締役に就任ののち、2000年4月にアセット・マネジャーズ代表取締役社長に就任。





B-4 集客施設の資産評価と証券化
諸井 文雄(もろい ふみお)
(有)ホスピタリティー・アセット・アドバイザリー 代表取締役社長

1971年日本航空入社。82年日本航空開発(現・JALホテルズ)へ出向、同社所有・運営ホテルの運営管理、買収業務、米国ホテルの大規模な財務・運営リストラ等に携わる。ホテル日航サンフランシスコ総支配人などを歴任したのち、2000年プライスウォーターハウスクーパーズ/ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスに入社、マネージング・ディレクターとしてホスピタリティ・レジャー・サービス部門を統括。01年独立し、(有)ホスピタリティー・アセット・アドバイザリー設立に参画し、代表取締役社長に就任。





B-4 集客施設の資産評価と証券化
ガブリエル 西園(ガブリエル さいおん)
ウェストウッドキャピタルLLC
アジア地域代表 マネージングディレクター

1950年生まれ(米国籍)。ハワイ大学政治学部卒業。カトリック大学法律大学院修了。ジャーナリスト、米国国務省嘱託、国際弁護士業務を経て、現職。ニューヨーク州、ニュージャージー州弁護士会会員。ウェストウッドキャピタル社は、米国では主にストラクチャードファイナンスによる証券化融資と、金融機関とのM&A取引が多く、また最近ではラスベガスのカジノに対する10億ドル規模の融資実績等がある。





C-1 「不動産ノンリコースローン」による資金調達手法
篠田 勲(しのだ いさお)
モルガン・スタンレー証券会社
証券化商品部 エグゼクティブ・ディレクター

三菱信託銀行に入行し、不動産部にて不動産仲介、海外不動産部にて米国西海岸ならびに英国での不動産仲介を担当。ロサンゼルス支店勤務を経て、97年より大型収益不動産や不動産担保付債権のバルク仲介を担当。2002年、モルガン・スタンレー証券会社に移籍し、不動産ノンリコースローンの普及に携わる。





C-2 都市再生の切り札として期待される「コンバージョン(用途転用)」
松村 秀一(まつむら しゅういち)
東京大学 工学系研究科建築学専攻
助教授 工学博士

東京大学大学院工学系研究科建築学専攻終了(工学博士)。89年に東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教授に就任。92年からローマ大学客員教授、トレント大学客員教授を経て、現在に至る。専門分野は建築構法、建築生産で、主な著書に『コンバージョンによる都市再生』『団地再生―甦る欧米の集合住宅』『21世紀型住宅のすがた』など多数。2001年より「都市空間の有効活用のための建物のコンバージョンに関する研究」に取り組んでいる。





C-3 財務リストラによる「企業再生」支援の実務
真部 敏巳(まなべ としみ)
企業再建コンサルタント協同組合 代表理事
(株)アセットパートナーズ 代表取締役

92年オフィスサクセスロード(現・アセットパートナーズ)を創業し、不動産有効活用の企画・コンサルティングを始める。93年、税理士・弁護士・不動産鑑定士等によるサテライト・コンサルティング・パートナーズを設立し、取締役に就任。2001年、企業再生支援の実務研究会である企業再建協議会、企業再建コンサルタント協同組合を設立し、代表理事に就任。主な共著に『企業再生支援の実務』など多数。





C-4 ファイナンスとマネジメントによる「不動産価値の創造」
キム・チョーホー
日本GMACコマーシャル・モーゲージ
マネージング・ディレクター

デューク大学経済学部卒業。ドイツ銀行およびバンカース・トラスト銀行に勤務し、東京およびニューヨークにて不動産投資銀行業務に携わる。現在は、日本GMACコマーシャル・モーゲージ(日本GMACCM)投融資部の統括責任者として、アジアオペレーションの融資、ポートフォリオ資産投資およびスペシャル・サービシング業務を統括する。2001年5月にGMACCMに入社し、日本GMACCMのマネージング・ディレクター。





C-5 「Jリート」発展で生まれる新たなビジネスチャンスとは
山崎 成人(やまざき しげと)
日本不動産投資顧問業協会 会長
Jリートアナリスト

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、三菱開発入社。三菱商事、三菱住宅販売、潟Cヤコミュニティーを経て、三菱住宅販売に復職。札幌支店長、業務部長、情報システム室長等を歴任。2001年に日本不動産投資顧問業協会の設立に伴い、会長に就任。公正な立場でのJリート保有物件の分析に定評がある。





D-1 不動産の収益最大化を図る「プロパティマネジメント事業」の現状と課題
兵頭 洋一(ひょうどう よういち)
野村不動産(株) ビル事業部
副部長兼プロパティマネジメント事業課長

立命館大学卒業後、野村不動産に入社。日本橋支店長を務めたのち、99年にビルディング事業部へ異動。2000年4月、PM事業の立上げ。2001年4月、プロパティマネジメント事業課の設立に伴い、ビル事業部副部長およびプロパティマネジメント事業課長を兼務して現在に至る。





D-2 最適な資産運用を支援する「アセットマネジメント」の新しいあり方
浜岡 洋一郎(はまおか よういちろう)
ジョーンズ ラング ラサール(株) 代表取締役

三井不動産にてオフィスビルの開発業務を担当。不動産M&A等のコンサルティング業務に携わる。2000年、ジョーンズ ラング ラサール代表取締役に就任。同社は世界35か国100都市に拠点をもつ総合不動産サービス会社で、日本では1985年から事業を開始。投資顧問、アセットマネジメントなど不動産のフルサービス体制を確立している。





D-3 オーナー・テナント双方のメリットとなる「定期借家契約」の結び方
小田木 弘康(おだぎ ひろやす)
エステートリンク(株) 代表取締役

83年に生駒商事(現・生駒シービー・リチャードエリス)入社、89年イコマ アメリカink.代表取締役に就任。NY州の不動産ライセンスを取得し、日系企業を対象にしたオフィス移転仲介を行なう。帰国後はフリーレントやコンセッションの考え方を導入し、アメリカ的なオフィス仲介を手がける。99年に独立、エステートリンク設立とともに代表取締役に就任。





D-4 「テナントリーシング」からみたビル経営
松崎 健二(まつざき けんじ)
生駒シービー・リチャードエリス(株) 専務取締役

一橋大学商学部卒業後、日本生命保険相互会社に入社。不動産部次長、不動産部専門部長を務め、同社保有のビル500棟の経営管理を担当。2001年に同社を退社、生駒シービー・リチャードエリスに入社し、事業開発部部長、取締役アセットサービス本部長を歴任ののち、03年1月から専務取締役に就任。





D-5 「IT活用」による不動産の効率的管理手法
石岡 英明(いしおか ひであき)
山武ビルシステム(株) マーケティング部 次長

早稲田大学大学院理工学研究科修了(建設工学専攻)後、セコムに入社。社命で米国に留学し、ニューヨーク大学経営大学院(スターンスクール)修了(MBA取得、ファイナンス専攻)。セコムにて新規事業などの企画担当を経て、96年に山武計装(現・山武ビルシステム)入社、サービス事業関連の企画を担当している。





D-5 「IT活用」による不動産の効率的管理手法
板谷 敏正(いたや としまさ)
プロパティデータバンク(株) 代表取締役社長

早稲田大学大学院理工学研究科修了(建設工学専攻)後、清水建設入社。エネルギー施設等に関するエンジニアリング業務に従事。総合企画部などを経て、2000年10月に社内ベンチャー制度を活用しプロパティデータバンクを設立、現在に至る。主な共著に『建設業マルチメディア革命』など。