【A会場】
 6月28日(木) 1日目
【A-1】 6月28日(木) 9:50〜11:00(70分)
【特別講演 震災の教訓】

  清月記の一年。
あらためて問われる葬儀社の使命・役割とは

  ○仙台・石巻エリアのこの一年(地域経済、葬儀の傾向など)
○震災後に高まった「供養」「弔い」「故人の尊厳」への意識
○安易な簡素化への警鐘〜いまこそ提唱すべき葬儀の本質
○社会に必要とされる葬儀社としての方向性

  菅原 裕典
叶エ月記 代表取締役
    1960年仙台市生まれ。東北学院大学経済学部卒業後、名古屋で修業し、85年3月、父親とともに、すがわら葬儀社を創業。2001年から現職。10年5月に清月記に社名変更。 仙台市内を中心に葬祭会館「清月記」12か所と、ファミーユブランドの会館2か所、ぶつだんギャラリー清月記4店舗を展開。11年2月には飲食事業部門「四季の彩り 一乃庵.」を開設し飲食の直営化を図り、葬儀以外にもケータリングを行なう。 昨年の東日本大震災の際には、自社会館も被害を受けつつも、宮城県葬祭業協同組合および仙台地域葬儀会館連絡協議会の震災対策本部長として、棺の輸送と犠牲者の納棺業務を中心に現場を指揮。清月記として4月より石巻市の仮埋葬およびその後の掘り起こし火葬の業務を請け負う。5月には、石巻地域で1500基のミニ仏壇を無料配布し、津波で被害を受けた方々の供養のこころを支援した。震災で両親を亡くした子供達を継続的に支援するNPO法人JETOみやぎを立ち上げ、理事長を務める。

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【A-2】 6月28日(木) 11:15〜12:25(70分)
【市場動向/営業戦略】

  ビジネスの原点は集客にあり。
「直葬」「家族葬」「邸宅葬」時代の[葬儀獲得]新マーケティング戦略

  ○冠婚葬祭互助会というビジネスモデルを再考する
○葬儀見込み客を捉える「事前相談」「セミナー」「エンディングBOX」「御用聞き営業」
○新しいビジネスモデルとしての「写真スタジオ」〜遺影システム構築の提案
○ラック・グループを支える社員研修システム
○模倣のマーケティングと各種の販促物製作


柴山 文夫 潟宴bク 代表取締役社長
    1941年熊本県生まれ。福岡大学法学部卒、同大学院法学研究科刑事法専攻(修士課程)修了。67年に叶シ日本ウェディングセンター(現潟宴bク)を設立。以後、冠婚葬祭事業を進め、現在はラック・グループとして福岡県を中心に結婚式場2か所(福岡市と大分市)、葬祭会館26か所(福岡県、佐賀県、大分県)のほか、婚礼貸衣装、霊柩事業、美容着付事業、花卉事業等を展開。12年の目標売上高は約55億円。
2010年5月まで(社)全日本冠婚葬祭互助協会会長として互助会事業の発展にも力を注ぐ。11年7月5日、これまでの功績が認められ旭日小綬章を受章。また、同年8月に「ストーリーで語る強い会社の創り方」(致知出版社)を上梓した。
日冠連経営者協議会 会長。盛和塾本部理事・盛和塾「福岡」 代表世話人。

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【A-3】 6月28日(木) 13:00〜14:10(70分)
【家族葬・直葬の営業戦略】

  家族葬専門葬儀社オフィスシオンが取り組む
「優良顧客」獲得&「リピーター」育成術

  ○自社会館を保有せずに獲得した年間702件からみる家族葬市場
○葬祭事業開始から4年目の「家族葬」「直葬」対応の課題と方向性
○狩猟型から農耕型(セミナー、出版、事前相談)への転換
 〜Webやチラシに頼らない営業手法の実践
○社会問題に取り組む時代。いま必要なアフターサポートとは
○葬祭事業者がエンディング産業の主役であり続けるために


寺尾 俊一
潟Iフィスシオン 代表取締役
    1962年三重県生まれ。東海大学文学部卒業後、地元の葬儀社を経て、92年大手互助会にて会館建設の企画・宣伝広告企画のプロデュース、人事労務管理を担当する。その後、大阪府下の葬儀社等に勤務の後、2000年に奈良県奈良市にてオフィスシオンを設立。当初の主業は葬儀スタッフサービスであった。05年JR奈良駅前に葬儀事前相談サロンを開設、07年に家族葬専門の葬祭事業に参入。さらに08年には「家族葬専門葬儀社オフィスシオン」のボランタリーチェーン制度を開始し、現在に至る。11年2月に消費者向けのアドバイス書『老いじたく練習帖』(中経出版)、12年1月には葬儀をマンガで分かりやすく解説したハウツー本『まんがで丸わかり!はじめてのお葬式』(イーストプレス)出版。
1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定・葬祭ディレクター技能審査)、グリーフケアアドバイザー、儀典オーガナイザー、デスケアネットワーク主宰、葬祭コンサルタント。

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【A-4】 6月28日(木) 14:25〜15:35(70分)
【JA葬祭の営業戦略】

  地方から変わるJA葬祭
地域の未来を創造する新たな取組み 

  ○青森・十和田と佐賀、それぞれの実績推移と現状
○地方都市における小規模化の背景と課題
 〜「過疎化」で進む地方の葬儀小規模化への対応
○「現場力」「提案力」向上の取組みと人財育成
○今後のシェアアップ・業績アップへ、カギとなる指標は何か
 
  沼岡 基晴
葛ヲ同サービス 支配人
    葛ヲ同サービス●1998年9月、当時のJA十和田市(現・JA十和田おいらせ)が100%出資する子会社として設立。当初、自社会館はなかったが、施行件数の増加に伴ない04年12月「まごころホール駒街道」を開設。11年1月には2号店「まごころホール十和田」をオープン。エリアの拡大に備え、サービスレベルの維持・向上に努めている。
 
  成清 弘常 JA佐賀セレモニー梶@取締役部長
    JA佐賀セレモニー梶1998年9月、JA佐賀経済連と8JA(当時)の合同出資により設立。同時に葬祭会館「プレアホールさが」を開設し、設立2期目の年間200件から13期目には年間300件を達成。県内JA葬祭7会社の1会社としてさまざまな改革を実施しており、2012年7月には2号店「プレアホールなべしま」を開設する。
 
  コーディネーター
丹野 浩成
開A東京中央セレモニーセンター 代表取締役社長

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【A-5】 6月28日(木) 15:50〜17:00(70分)
【企業経営/営業戦略】

  家業から企業へ
岐阜・のうひ葬祭の30年、地域一番店への成長プロセス

  ○企業化への取組み〜給与体系の刷新、大卒者の定期採用
○「ブランディングはお客様との約束」〜地域に訴えてきたこと
○会館ドミナント展開から主婦ネットワーク「モニター会」まで、
 マーケティング戦略の変遷
○総件数からリピート件数へ、年間数値目標の転換
 〜新規はマーケティング力、リピートは現場力・人間力で獲得

  鈴木 哲馬
株Z飛葬祭 代表取締役
    1968年生まれ。バイクショップ勤務を経て88年に父親の鈴木朝典氏(現会長)が創業した「濃飛葬祭」に入社。99年に初めての葬祭会館を開設。現在までに7会館を展開する。2000年、二代目社長に就任。ハード面の整備とともにソフト面にも力を入れ、04年に可茂地域での一番店となる。以降も研鑚を重ね成長を続け、11年度の年間施行件数は約750件。
濃飛葬祭は81年に設立、83年に株式会社として法人化。本社岐阜県美濃加茂市。

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 【A会場】
 6月29日(金) 2日目
【A-6】 6月29日(金) 10:00〜11:15(75分)
【企業経営戦略】

  次世代経営者が牽引する
近未来の葬儀社経営

  ○現在の社会環境を踏まえたこれからの基本戦略
○地域に必要とされるハード、ソフトとは(商品戦略・マーケティング)
○組織体制はどうあるべきか(組織・財務・コンプライアンス)
○将来を創る会社経営〜葬送儀礼と科学的マネジメントの両立
○日本の精神文化の継承を目的に、業務のイノベーションと
 スタッフのモチベーションアップを図る「ネクストワールド・サミット」

  中川 貴之 潟Aーバンフューネスコーポレーション 代表取締役
    1998年10月、結婚式運営企画会社潟eイクアンドギヴ・ニーズの設立に参画。2001年12月には同社をナスダックジャパン(現・ヘラクレス)へ上場させる。02年10月、家族のための葬儀を目指して潟tィールを立ち上げ代表取締役に就任。同年11月、潟Aーバンフューネスコーポレーションに名称変更。翌12月には東京・西葛西にアーバンホール東京ベイ(現・西葛西セレモニーホール)をオープン。07年12月ハイ・サービス日本300選 第1回選定企業受賞。11年8月、本社を東京都江戸川区上篠崎に移転。2012年4月より明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部の非常勤講師に着任。
 

井上 万都里 鰍「のうえ 常務取締役
    建設業を経て、2002年に父親である井上峰一氏が社長を務める鰍「のうえに入社。08年8月に取締役に選任され、新体制構築の陣頭指揮を執る。09年、常務取締役就任、現在に至る。
鰍「のうえは1913(大正2)年創業、来年100周年を迎える。岡山県南地域に葬祭会館12か所、家族葬会館2か所、法要会館1か所を有し、年間2,200件の葬儀を施行する。またグループ企業で仏壇・仏具や墓地・墓石、ギフト商品やペット葬も取り扱っている。

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【A-7】 6月29日(金) 11:30〜12:40(70分)
【直葬・家族葬の営業戦略】

  神奈川こすもすの新展開。進化する「火葬のダビアス」、
多様化する葬祭サービスへの布石

  ○オープン1年、ダビアスリビングの利用動向からみる消費者像
○2012年度目標6億5,000万円。前年比30%アップ実現の方策
 〜大胆な組織変更。搬送部門の独立、エンバーミングセンター開設
○小規模化への対応。直葬での高付加価値化とは
○「こすもす川崎会館」ダウンサイジングリニューアルの狙い 
○目標人口カバー率80%「火葬のダビアス」ボランタリーチェーンの発展
○これからの成長に必要な商品と集客、販売方法とは


清水 宏明 叶_奈川こすもす 代表取締役
    1973年横浜市生まれ。大学卒業後、父親が経営する叶エ水康益社に入社。同社川崎営業所において従来にない新しい営業手法を試み、成果を上げる。2001年に叶_奈川こすもす設立、代表取締役に就任。以降、04年1月提携式場「こすもす川崎会館」完成、05年3月「こすもすライフサポート倶楽部」発足、06年3月葬儀相談所「こすもすサロン渡田店」開設、08年6月葬儀のこすもす「祈りと癒しの店 みかげのたま」開設、葬儀相談所「こすもすサロンパレール店」開設、09年2月「火葬のダビアス」サービス開始、同年8月葬儀相談所「こすもすサロン銀座店」開設、遺体安置施設「フューネラルアパートメント川崎」開設と、着実に拠点とサービスの拡充を図り、直近の数年間で毎年前年対比25%アップの売上を達成している。

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【A-8】 6月29日(金) 13:00〜14:15(75分) 【企業経営戦略】

  日本で一番「ありがとう」と言われる葬儀社を目指して。
「新生ティア」の新たなる挑戦

  ○ティア創業の精神と15年の軌跡
○新生ティアをスローガンに掲げた新たなる挑戦
○関東進出一号店、ティア越谷にかける想い
○ティアの人財育成と感動葬儀


冨安 徳久 潟eィア 代表取締役社長
    1960年愛知県生まれ。18歳の春、知人から紹介されたアルバイトで葬儀業界に入る。大手葬儀社で葬儀施行や会館マネジメントに携わった後、97年7月7日(株)ティアを設立。翌98年名古屋市中川区に第1号店をオープン。2006年名証セントレックス上場。現在、中部地区を中心に直営店舗30店、フランチャイズ26店を展開。 12年4月、関東進出およびティア越谷の8月オープンを発表した。

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