国の成長戦略である「日本再興戦略」(2016年6月)において、「スポーツの成長産業化」が官民戦略プロジェクトとして位置づけられ『スポーツ市場規模を2015年の5.5兆円から、2025年までに15兆円に拡大する』との目標が掲げられています。
経済産業省およびスポーツ庁においても、「スタジアム・アリーナ改革」に取り組んでおり、「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」を2025年までに20拠点を実現することが目指されており、従来のスポーツを「する」場、あるいはスポーツやコンサートなどのライブ・エンターテインメントを「みる」場としてだけではなく、周辺のさまざまな施設と連携して、まちづくりや地域活性化の核施設としての機能が期待されています。
本書は、全国の主なスタジアム・アリーナへの独自アンケート調査によって施設概要や利用動向などの概要を明らかにするとともに、マーケティングツールとして活用いただけるEXELファイル形式のデータもあわせて収載いたします。施設運営者および新たにスタジアム・アリーナ事業に参画する企業および関連事業者の皆さまにご購読をお薦めいたします。