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好評発売中!
民間が公共と連携しMICE施設参入
アプローチするための事業化ノウハウの必携版!

地域振興のためのMICE施設事業化・管理運営マニュアル

●A4判/縦型/122頁●定価74,000円+税●2020年1月31日発刊

政府が推進する地域の中核となるMICE施設(国際会議場・展示場)。
カジノ誘致以外の地域でも規模は異なるが新設や増築、建て替え計画が進む、
MICE事業の差別化戦略と民間活力にフォーカスした業界唯一の実務マニュアル!


【本書の特徴】
特徴 1 MICE施設の市場環境や形態と特性から経済効果を論究し、
事業の高度化を目指す建設・運営方式別にみた整備事例を詳解
特徴 2 MICE施設のコストダウンを図るプランニングの進め方から、
整備手法のポイントと収支計画の考え方を収録
特徴 3 MICE事業の収益性を重視した営業・管理運営手法として、
貸館利用のターゲティングや期待できる主な催事までを開示

【発刊の狙い】
 IR実施法案が2018年8月に可決され、人々の関心はカジノに目が向けられています。その一方で、政府がMICE(Meeting・Incentive・Convention・Exhibition)施設の誘致に旗を振るなか、会議場・展示場の建設ラッシュが続いています。自治体側もMICE施設の整備による地域経済の活性化や観光振興等に期待を寄せており、カジノ誘致を検討する地域以外の地方都市でも、会議場・展示場の新設に加え、増築や建て替えなどの整備計画が進んでいます。
 本書では、MICE施設の乱立を懸念する声もあるなかで、効果的・効率的なプランニングを推進するために、市場動向を踏まえた「経済効果と建設・運営別にみた整備事例」を押さえたうえで、コストダウンの手立てを含めた事業化計画のための「検討すべき整備手法と収支計画の考え方」を収載。さらには開業後も安定した施設経営を行うための営業・管理運営手法として、具体的な「貸館利用のターゲティングや期待できる主な催事等」を詳解します。
 2020年東京五輪後の成長産業と捉えられ、地域振興の中枢となるMICE施設の[事業化を成功させる]ためのノウハウを網羅した実務資料として、関係各位の皆様にぜひともご購読をお薦めいたします。


【執筆・監修】
太田正隆
東京国際大学 客員教授、慶應義塾大学 特任教授
株式会社JTB総合研究所 MICE戦略室 主席研究員
明治大学大学院博士前期課程政治学研究科修了。轄総ロ会議事務局(現JTBコミュニケーションデザイン)にて、国際会議、展示会、インセンティブ、各種MICEの誘致や企画運営業務に従事。コンベンション総合研究所所長、GMT総合研究所所長を経て2013年より現職。国際会議観光都市、MICE戦略都市のあり方及び計画・戦略策定。集客施設、指定管理等MICE施設のあり方や計画・戦略の策定。大型MICE施設、統合型リゾート等調査、IR/MICE PPP研究会等で活動。



【取材協力】
[第2編1〜4章]
 植田和男 特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 会長兼理事長
[第2編5〜6章]
 東山 基 前田建設工業株式会社 執行役員事業戦略本部副本部長
[第2編7章、第3編]
 桜井秀夫 株式会社DMC Greater Yokohama 取締役(元パシフィコ横浜 常務取締役)




[編集内容]
第1編 MICE施設の市場動向
 1. MICE施設を取り巻く環境
  (1)はじめに――MICEとは
  (2) MICE施設の活用とIRにおける期待
  (3)IRとMICE施設
 2. MICE施設の設置計画
  (1)コンベンション都市の現況
  (2)コンベンション都市の期待
  (3)MICE施設設置計画と期待
 3. MICE施設の経済効果
  (1)MI・C・Eそれぞれの期待
  (2)受入地域の環境整備
 4. MICE施設の開発事例
  (1)PFI・PPP、指定管理、コンセッション等
  (2)立川駅北側「みどり地区」
    ――新街区「GREEN SPRINGS」(民設民営)
  (3)長崎交流拠点施設
    ――出島メッセ長崎(公設民営)
  (4)横浜みなとみらい国際コンベンションセンター
    ――パシフィコ横浜ノース(コンセッション方式)

第2編 MICE施設の事業化計画
 1. MICE施設の整備計画立案の考え方
  (1)立地環境とMICE施設の果たす役割
  (2)MICE施設の規模とその利用形態
 2. 計画立案プロセスの考え方
  (1)ソフト計画(管理運営面)
  (2)ハード計画(施設整備面)
  (3)基本構想と基本計画
 3. 使命(ミッション)の構築と明文化
  (1)法整備の効果
  (2)地域の取組み
 4. 敷地・立地・地域の捉え方
  (1)MICE施設の可否
  (2)MICE施設にふさわしい立地条件
  (3)MICE施設を整備することで地域の価値の最大化を図る
 5. 事業計画の立案
  (1)活動及び事業化計画
  (2)運営母体及び組織
 6. 建築計画・配置計画の立案
  (1)展示場・会議場の建築計画のあり方
  (2)メインホールの建築計画のあり方
  (3)会議室・諸室等の建築計画のあり方
 7. 収支計画の考え方
  (1)収入
  (2)支出
  (3)収支
  (4)長期収支の考え方

第3編 MICE施設の営業・管理運営手法
 1. MICE施設の管理運営の考え方
  (1)施設特性とMICE施設の運営
  (2)供給側と地域ニーズ
  (3)軸となる会議場、展示場とプラスα
  (4)地域との信頼構築
  (5)ステークホルダーとの関係性
 2. 組織体制と業務の考え方
  (1)基本的な組織体制
  (2)直営と委託
 3. MICE施設の営業手法
  (1)営業手法の特性
  (2)会議場の営業戦略
  (3)展示場の営業戦略
  (4)その他ニーズへの対応策
 4. MICE施設の管理運営実務
  (1)予約管理
  (2)会議場、展示場の貸し出し

第4編 関連資料
 公共施設等運営権実施契約書例(コンセッション方式)


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