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好評発売中!
EC市場急拡大で安定収益を得る物流施設の事業化計画&PM実践本!

物流施設の開発計画・プロパティマネジメント実務マニュアル

●A4判/縦型/110頁●定価74,000円+税●2019年8月29日発刊


物流不動産ビジネスとして収益拡大を目指すべく、
開発計画のプロセスと事業収支モデルプランをはじめ、
物流特有のPM業務ノウハウを網羅!


【本書の特徴】
特徴 1 活性化する物流不動産の高いニーズを踏まえ、開発動向と今後の展望を掲載
特徴 2 物流施設を不動産事業として捉えた際の、開発計画の流れと事業収支モデルプランを併載
特徴 3 オーナーやAMサイドのニーズにマッチした、物流特有のPM業務のテクニックを徹底開示
特徴 4 収益を維持・向上させるテナントリーシングの実務と、実例に基づく収益アップ策を一挙収録

【発刊の狙い】
  EC市場や3PL市場が拡大するなか、物流施設に対するロケーションや機能面でのニーズが変化してきており、それに伴い好立地・高効率な大型物流施設に対する需要が増加しています。ここ数年には新規物流拠点の開設をはじめ、既存物流施設の改修や統廃合など、大きな転換点を迎えると予測されます。さらに施設間競争の激化が予想される一方で、賃料水準アップは期待できないことから、いかに投資コストを抑えた開発を行い、施設運営・管理、リーシング機能を強化していくかが物流不動産事業の重要なポイントになっています。
 そこで本書では、物流施設の開発計画で施設タイプごとに特性を把握し、開発における構造や設計上の要点を体系的に整理。さらにはプロパティマネジメント実務、安定収益を実現するためのリーシング戦略(成功の条件)について、市場動向を踏まえながら事業推進上のスキルを開示します。 
 物流施設開発や投資を計画・実行する実務者や管理運営に携わる事業関係者をはじめ、金融・投資関係者など事業評価ノウハウを求める方のための実務資料として、関連事業者の皆様にぜひともご購読をお薦めいたします。


【著者】
【第1編〜第3編】
武田啓志
 デロイトトーマツPRS 且キ行役員部長
大手組織設計事務所にて構造設計に従事し、その後、損害保険系リスクコンサルティング会社にて、不動産取引のデューデリジェンス業務や自然災害のリスク分析に従事し、現職に至る。構造設計や地震リスク評価といった得意分野を活かし、物流施設を中心とした不動産開発における設計及びコンストラクションマネジメントを行っている。特にブラックボックスになりがちで建築主側でコストコントロールのしづらい構造設計に着目し、構造躯体工事のコストダウンを試みることで、投資効果の高い施設の開発をサポートする。また免震・制振構造などの高耐震性能建物について、地震リスク分析技術を用いた費用対効果を試算することで、開発判断の助言や事業継続計画の支援を行う。


【第4編〜第6編】

古川武史 開PM 代表取締役社長
1990年より潟Vーアールイーにて物流不動産を中心とするマスターリース業務に従事し、主にPM受託物件の管理・リーシングを担当して物件の価値向上を、貸主視点でのPM業務で展開。2018年、物流施設・商業施設・工場・底地等、事業用不動産の管理・仲介、事業用不動産の売買・開発に関する実践及び助言を行う開PMへ移籍し、代表取締役社長に就任。これまでの物流不動産PMの経験を活かして、大型物流不動産のPMを強化。現在、マルチテナント型からシングルテナント型まで管理面積6万坪を超えた、PM、バリューアップ業務を展開中。





[編集内容]
第1編 物流施設の市場動向
 1. 物流施設の市場動向
  (1)物流の変化
  (2)物流施設の変遷
  (3)投資対象としての特徴
 2. 物流施設の開発動向
  (1)物流施設の開発状況の変化
  (2)データからみる開発動向
 3. 物流施設事業者の動向
  (1)物流施設の開発状況の変化
  (2)データからみる開発動向
 4. 物流施設の今後の行方
  (1)宅配便取扱いとEC市場
  (2)物流施設のストック状況

第2編 物流施設の開発計画
 1. 物流施設の種類
  (1)法律的側面による分類
  (2)物流不動産的側面による分類
 2. 物流不動産の開発計画・建築計画
  (1)立地条件
  (2)市場賃料
  (3)施設コンセプト
  (4)配置計画
  (5)平面計画・断面計画
  (6)オペレーション動線
  (7)建設コストの特徴
  (8)設備計画
 3. 物流施設の複合化
  (1)ニーズの多様化
  (2)法規制・施設的制限
 4. 冷蔵倉庫の特徴
  (1)冷蔵倉庫の分類
  (2)冷蔵倉庫の建築計画
  (3)老朽化施設とフロン規制
 5. コンバージョン・改修
  (1)工場から物流施設へ
  (2)改修のポイント(倉庫から倉庫へ)

第3編 物流施設の事業化計画
 1. 事業計画の進め方
  (1)事業方式の選択
 2. 資金計画
  (1)資金調達
  (2)イニシャルコスト
  (3)ランニングコスト
  (4)収益
  (5)固定資産税評価額
 3. 開発スケジュール
 4 . 事業収支計画

  (1)事業性の確認
  (2)事業収支シミュレーション

第4編 プロパティマネジメント(PM)業務
 1. 物流施設のPMの本質
  (1)投資用物流不動産をめぐる経営・管理・運営のスキーム
  (2)物流不動産特有のプロパティマネジャーの業務
  (3)オフィス、商業施設との違いは何か
 2. PMの視点からみた、施設タイプ別にみる収益構造の実際
  (1)施設タイプ別の特徴
  (2)施設タイプ別の賃料と共益費
 3. AM・投資家の収益維持・向上のためのPM業務
  (1)不動産価値向上のテクニック
  (2)従業員満足、危機・安全管理等、物流PM特有の問題
  (3)PMフィー設定の考え方

第5編 テナントリーシング・賃貸関連業務
 1. リーシング実務(成功の条件)
  (1)入居企業の今日的なニーズは何か
  (2)リーシングに結びつけるための建物・契約手法
  (3)リーシングを成功させる重要事項
 2. 実例に基づく収益アップ策
  (1)空きスペース活用による収益化
  (2)CAPEX(資本的支出)の投入方法

第6編 関連資料
 1. 定期建物賃貸借契約書(対テナント)
 2. 事業用建物管理委託契約書(対オーナー)


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