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ホテル投資が活発化するなか、早期投資回収が見込める滞在型ホテルが改めて注目されている。
再評価されるコンドミニアムホテル&タイムシェアの
事業特性、開発計画、事業収支、販売手法を徹底解説!

コンドミニアムホテル&タイムシェアの事業化計画実務資料集

●A4判/縦型/130頁●定価68,000円+税●2017年2月28日発刊


【ご案内】
投資対象としても注目される新形態ホテル
 インバウンドの急激な増加を背景に、わが国の宿泊産業の市場は成長し続けています。投資市場においても2014年以降、売買案件は件数、客室数とも高水準を維持しております。そうしたなか、投資対象は広がりをみせており、早い投資回収が見込めるコンドミニアムホテル、タイムシェアの販売手法が再評価されています。
 コンドミニアムホテルの購入には投資目的と利用目的があります。投資目的としては、オーナーが客室を購入後、リースバックし、自身が利用しないときに、ホテル客室として貸し出し、収益が還元されるマネジメント手法が導入されています。この方式は、オーナーにはもちろんのこと、デベロッパーには販売価格や販売ペースを高め、ホテルオペレータにはピークシーズンに供給量をふやすことができるなど、三者にとってメリットが生じます。
 一方、ホテル等の宿泊施設を共同で所有する形態としては、タイムシェア方式があります。日本でも以前より商品展開はされていますが、日本版“タイムシェア”には、世界標準規格とはいえない部分があります。基本的に欧米型は、1年を52週に分割し、1週間単位で販売する方式が一般的で、公式には「バケーション・オーナーシップ」と呼ばれています。通常の不動産分譲事業に比べて、収益性に優れている反面、販売口数が多い分、システム設計や販売方法にはいくつもの工夫が必要となります。なお、昨今では欧米型タイムシェアでも、より柔軟な利用を提供するためにポイント制を導入するなど、その手法は多様化してきています。
 本書では、多様化するホテル事業のひとつとして、滞在型ホテルに注目し、コンドミニアムホテル、タイムシェアの事業特性や開発事業計画・販売・運営手法を解説するものです。
 開発・導入を検討されている事業者、ホテル・旅館、投融資に携わる金融機関のご担当者など、広く関連事業者の皆様にご購入をお薦めいたします。

【本書の特徴】
特徴 1 本格的コンドミニアムホテルを手がけた事業者・関係者が、法規制から、開発手法、契約形態など事業の仕組み、事業収支計画、販売手法までを解説!
特徴 2 タイムシェアの世界基準の事業モデルから開発計画、事業収支、ホテル・旅館への導入手法、販売手法・マーケティングまでを詳解!
特徴 3 今後のホテル市場の行方を需要・投資動向のデータから分析!
特徴 4 日本におけるコンドミニアムホテル&タイムシェアの事例を紹介し、その実態を探る!

【著者】
第1章 I〜 III、第2章 IV
 高林 浩司  ホーワスHTL 取締役 マネージングディレクター
第2章 I、 II
 野沢 弘樹  大成建設(株) ソリューション営業本部 ビジネス・ソリューション部 部長
 片野 佳弘  大成建設ビルマネジメント(株) ビルマネジメント部長
 池澤 孝哉  大成建設(株) ソリューション営業部 ビジネス・ソリューション部
ホスピタリティ&レジャー計画グループ リーダー
第2章 III
 中野 龍一  東急リゾート(株) 受託開発部 部長
第3章
 原田 和豊  タイムシェア・コミュニケーションズ(株) 代表取締役



冊子版:絶版

▼PDF版
[編集内容]
第1章 ホテル運営・投資市場と滞在型ホテルの最新動向
T. 国内ホテルの動向とコンドミニアムホテルの定義
 1. 国内ホテルの需要動向

  国内主要都市のホテル主要経営指標
 2. 国内ホテル投資の市場動向と今後予想される投資対象
 3. アジア投資家の動向

  (1)積極的な進出の背景
  (2)投資物件のキーワード
  (3)投資傾向
 4. 「コンドミニアムホテル」の定義
  (1)「コンドミニアムホテル」とは
  (2)コンドミニアムホテルの特殊性
  (3)レンタルマネジメントプログラム

U. 世界のコンドミニアムホテル動向
 1. コンドミニアムホテルのブランド化
 2. ホテル以外の高級ブランドの進出
 3. 都市立地とリゾート立地


V. 国内外の事例からみるコンドミニアムホテルの重要指標
 1. 沖縄の主要コンドミニアムホテル

 2. コンドミニアムホテルの重要指標
  (1)客室面積
  (2)販売価格
  (3)販売ペース
 3. ヴィラタイプのコンドミニアム

W. 国内コンドミニアムホテルの開発動向



第2章 コンドミニアムホテルの開発計画と販売手法
T. 事業化のポイント
 1. コンセプトづくりと販売ターゲットの設定 
 2. 適正立地
 3. 施設概要と施設づくりのポイント

  (1)客室
  (2)パブリックスペース
 4. 関連法規

U. 事業の仕組み
 1. プレーヤー

  (1)開発事業者
  (2)所有者
  (3)運営者
  (4) コンドホテル事業者
 2. コンドホテル事業者の役割
 3. 契約スキーム
 4. 賃料ペイバックの考え方
 5. 「賃貸借契約書」と「運営計画書」の作成

  (1)賃貸借契約書作成の留意点
  (2)運営計画書
 6. 開発・運営上の注意点
  (1)各プレーヤーの意向
  (2)運営上の注意点

V. 販売手法
 1. 販売価格の設定

  (1)販売価格の考え方
  (2)利回りの考え方
  (3)管理費
  (4)利用料
 2. 販売方法
  (1)一般的な販促手法の考え方
  (2)開業後の販促手法の考え方
  (3)販売コストの内容と考え方
  (4)完売までの適正期間
  (5)契約締結時に必要な書類

W. コンドミニアムホテルの事業収支計画
 長期事業収支計画

  (1)設定条件
  (2)投資計画・販売計画
  (3)運営計画



第3章 タイムシェアの事業特性と開発戦略
T.タイムシェアの基本理解
 1. はじめに
 2. 世界基準のタイムシェアとは

  (1)タイムシェアとバケーション・オーナーシップ
  (2)タイムシェアの基本的概念
  (3)日本型会員制リゾートクラブとの違い
  (4)世界基準のタイムシェアの基本形とは
 3. タイムシェア産業の本質と市場性
  〜米国業界団体による世界的規模での調査より
  (1)世界基準でみたタイムシェアの市場性
  (2)タイムシェアの採算性
  (3)開発デベロッパー側の利点
  (4)購入者側の利点
  (5)タイムシェア事業の主な収入源

U.タイムシェア施設の開発・運営計画
 1.タイムシェアのシステムとプログラムの種類

  (1)タイムシェアのシステム
  (2)浮動週制と固定週制|プログラムの種類
  (3)ポイント制と週単位制
 2.タイムシェア施設の開発形態
  (1)転換型施設
  (2) タイムシェア専用施設(パーパスビルトリゾート)
  (3)ホテルタイムシェア
  (4)ミックス型リゾート
 3.日本のリゾート会員権取引と関連法
 4.タイムシェア事業の基本的要件
 5.ユーザー志向の施設とは

  (1)リゾートでのアクティビティ
  (2)消費者が求めるリゾートの形成
 6.タイムシェア事業参入への準備
  (1)事業の成否を決めるのは本質的な戦略・戦術
  (2)開発に向けた準備作業「スタートアップ」
  (3)新規参入デベロッパーの心得
 7.タイムシェアの建築/施設概要
  (1)タイムシェアとリゾートホテルとの建築上の違い
  (2)タイムシェア用客室の種類
  (3)客室内の設備
  (4)付帯設備
 8. 事業収支の考え方
  (1)タイムシェア価格設定の目安
  (2)固定週制・浮動週制の設定
  (3)事業収支の考え方
 9.管理と運営
  (1)サービスの内容
  (2)管理会社の役割
 10.既存旅館・ホテルへの導入メリット
  (1)平均的な旅館・ホテルの課題考察
  (2)コンバージョンの再投資について
 11.海外の先進事例紹介
  (1)ポイント制タイムシェア
  (2)週単位制タイムシェア

V. タイムシェアの販売手法
  ―セールス&マーケティングの仕組み
 1. 販売方法

  (1)オンサイト・セールス
  (2)オフサイト・セールス
  (3)説明会セールス
  (4)紹介者セールス/Referrals
 2. セールスセンターのプラン例
 3. タイムシェア販売が進まない場合の問題点
 4.タイムシェア参入の好機


第4章 注目先進事例
[コンドミニアムホテル]
 ワールド・スキー・アワードのワールド・ベスト・ブティック・ホテルを
 3年連続受賞した最高級コンドミニアムホテル
 ザ・ヴェール・ニセコ(北海道倶知安町)

[タイムシェア]
 日本におけるタイムシェアリゾートのパイオニア。RCIと提携した
 ポイント制も用意し、新たなリゾートの楽しみ方を幅広い世代へ提案
 ビッグウィーク


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