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スーパー銭湯、日帰り温泉施設、スパエンターテインメント、タラソテラピー、岩盤浴etc
最新 日帰り温浴施設の開発計画・運営実態資料集
A4判/縦型/182頁/定価:本体57,000円+税/2005年7月刊行

経営実態調査、事例研究からモデルシミュレーションまで
温浴施設事業を検証できる業界唯一の温浴実態調査資料


競合化時代における差別化、生き残り策は!
リニューアルによる温浴施設再生の可能性は!

天然温泉、岩盤浴の導入、飲食施設の充実
パワーアップする温浴施設は競合化時代へ

 エンターテインメント型温泉施設等の登場もあり、日帰り温浴施設はますます人気を集めています。レジャー・商業施設との複合化はもちろん、医療施設との複合も実現、また、健康づくりやリラクセーション、美しさの追求といった志向性に対応する施設も出てきており、まだまだ多様化しております。
 一方、開発が続く「スーパー銭湯」は首都圏など一部立地においては競合化が著しくなってきました。そのため、天然温泉の常態化、人工温泉の導入、露天風呂の充実はもちろんのこと、付帯アイテムにおいても話題の岩盤浴の導入や新しいリラクセ−ションサービスの提供、飲食メニューにも工夫を凝らすなど、差別化のための手法を次々と導入しており、日帰り温泉施設との境も無くなってきました。
 また、数多くの開発がなされた公共の日帰り温泉施設も“平成の大合併”により、新市町の意向により閉鎖される可能性も出てきており、自施設の方向性を定める時期にきております。
 もちろん、まだまだ立地によっては参入の余地も数多く残っている温浴施設ですが、こうした現況のなか、本書では、現在求められている施設のあり方、リニューアル・再生の可能性、さらに、「レジオネラ属菌」問題で、厳しくなる条例に対応する施設づくりなど、温浴施設事業において成功するための手法を探ってまいります。

本書の特徴

1.「スーパー銭湯」、「民間日帰り温浴施設」、「公共日帰り温浴施設」各タイプの(1)現状、
  (2)事業化のポイント、(3)長期事業収支シミュレーションを解説

2.新たな試みで成功している最新施設事例を取り上げ、開発経緯、施設概要、運営概要、
  利用動向の詳細な取材で事業の実態とその成功要因を探る

3.岩盤浴や炭酸泉など、注目を集めるアイテムを研究

4.全国の主要温浴施設に約60項目のアンケート調査を実施。2004年度の経営実態を、
  健康ランド型、スーパー銭湯型、日帰り温泉施設型、水着浴付帯施設型の4タイプに分類した
  クロス集計で分析する

5.全国温浴施設約1,628施設の所在地、連絡先を一挙掲載

※温浴事業データが一堂に揃った本書は大変充実した内容となっております。
 遊休地の活用をご検討中の方、再生を図る温浴事業者、新規参入をご検討中の方、
 建設・不動産会社、銀行、ホテル、レジャー施設、商業施設、研究機関の皆様にお薦めいたします。




【編集内容】

第I編 温浴施設事業の最新動向
 1.現代社会に求められている温浴
 2.新しいキーワードは「健康」、「リラクセーション」、
  「アンチエイジング」
 3.2004年における温浴施設の開業動向
 4.多様化・高付加価値化する温浴事業
 5.世代別志向性の違いによるマーケットニーズ
 6.今後の事業展開の方向性

第II編 民間施設の事業化計画
1.スーパー銭湯
 
(1)現状
   商圏の多重重層化、競合激化
   施設の大型化/天然温泉付帯の常態化
   付帯施設の充実/入館料の多様化
 (2)立地条件
   商圏人口/敷地条件/周辺条件
 (3)施設内容
   付帯施設/浴室/レジオネラ対策
 (4)利用動向
   利用者数/曜日傾向/滞留時間
   男女比/ピーク時間/客単価
 (5)事業化のポイント
 (6)差別化のための手法
   固定観念を打破する/施設規模の見直し
 (7)長期事業収支シミュレーション
   天然温泉導入型
2.民間日帰り温浴施設
 
(1)現状
   充実する施設内容と温泉を取り巻く厳しい環境
   塩素過多の温泉施設
   温泉の枯渇、揚湯規制/医療との融合
   エンターテインメント型温泉施設の登場
 (2)事業化にあたっての留意点
   立地条件の把握/施設コンセプトの策定
   施設規模・内容の検討 ほか
 (3)泉質を重視した本来の温泉施設づくり
   泉質/湯量と温度
 (4)複合型温浴施設〜メリットとつくり方のポイント〜
   複合化の留意点/温浴施設側のメリット
   複合化のポイント
 (5)注目施設別事業化のポイント
   エンターテインメント型日帰り温泉施設
   露天風呂重視型温泉施設
   眺望を活かした本格日帰り温泉施設
   ペット温泉付帯型施設
 (6)リニューアル・再生のポイント
   現状把握/問題点の整理
   温泉施設としての事業の継続性を判断
   リニューアルの方法、内容/資金計画
   リニューアルを積極的にPR
 (7)長期事業収支シミュレーション
   エステティック機能併設型中規模温泉施設(併設型)
   リラクセーション重視型大規模温泉施設(ビルイン型)


第III編 公共施設の事業化計画
公共日帰り温浴施設
 (1)現状
 (2)小規模投資で行なう展開手法
   利用対象者の設定 /事業化のポイント
   今後の展望
 (3)プール付帯型健康増進施設の展開手法
   立地条件/事業化のポイント/今後の展望
 (4)タラソテラピー施設の展開手法
   立地条件/施設内容
   事業化のポイント〜日本型タラソテラピーの構築〜
   今後の展望
 (5)指定管理者制度(公設民営)の活用と課題
   指定管理者制度の制定/導入のメリット/課題
 (6)長期事業収支シミュレーション
   小規模日帰り温泉施設型
   中規模タラソテラピー施設型


第IV編 注目付帯アイテム研究
1.リラクセーションサービス
 ボディケア/リフレクソロジー/エステティック/アカスリ/
 ヘアカット
  1.一般化したリラクセーションサービス
  2.温浴施設におけるリラクセーションサービス(手技療法)の
    内容と現状
  3.新サービスの内容と現状
  4.導入手法とそのポイント
  5.導入効果
  6.今後の方向性
2.岩盤浴
  1.岩盤浴とは/2.事業性
3.人工温泉/炭酸泉


第V編 最新事例研究
野天湯元・湯快爽快・ちがさき(神奈川県茅ヶ崎市)
 “ワンランク上”の温浴施設へのリニューアルで売上げ7割増を実現
おがわ温泉 花和楽の湯(埼玉県小川町)
 異業種からの事業参入で飲食利用9割超、
 高客単価を実現
大谷田温泉 明神の湯(東京都足立区)
 温泉の演出と充実の料理メニューで都会のなかの湯治場を実現
天然温泉いこいの湯 多摩境店(東京都町田市)
 多彩なリラクセーション施設を付帯し空間を
 贅沢に使った注目の大型施設
長久手温泉 ござらっせ(愛知県長久手町)
 サービス業の視点から独自の運営ノウハウで
 年間50万人の集客を実現
アジアンリゾート・スパ シーレ(広島県坂町)
 SC内で、「美」と「癒し」をテーマに
 長期滞在型のハイグレードなスパ空間を展開


第VI編 全国温浴施設アンケート実態調査分析
 1.アンケート調査の概要
 2.標本構成
 3.開発運営方式
 4.総事業費
 5.施設規模
 6.温浴機能および付帯施設の内容
 7.営業・運営内容
 8.利用状況
 9.経営状況


第VII編 全国温浴施設一覧(1,628施設)
全国1,628の施設名、所在地、連絡先を掲載

参考資料
 レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針
 公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について温泉法施行規則の
 一部を改正する省令
 地方自治法の一部を改正する法律



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