講師プロフィール

A 1 【基調講演】 変わるシニアビジネス
産業進化ステージに対応したビジネスモデルを構築せよ
シニアビジネスを取り巻く環境変化と事業対応

大割慶一
KPMGヘルスケアジャパン株式会社 代表取締役/パートナー

おおわり・けいいち
慶応義塾大学商学部卒業。1987年、KPMG東京オフィスに入所。その後2001年より、KPMGドイツのジャパンデスク統括責任者として、日系企業の欧州事業戦略等に対するアドバイザリー業務に関与。帰国後は、ファイナンシャルアドバイザーとして国内およびクロスボーダーM&A案件を数多く手がける。2000年、KPMGヘルスケアジャパン(株)を設立。ヘルスケアセクターに特化した戦略立案・業務変革、M&A、ファイナンス関連のコンサルティング・アドバイザリー事業の責任者を務める。日本公認会計士。

A 2 【ゲスト講演】 米国発シニアビジネス最前線 
わが国でも“CCRC(熟年向け生涯型コミュニティ)”は成立するのか
米国シニアリビング事情に学ぶ高齢者向け居住施設

森永知美
MRG Associates,Inc. 代表取締役社長
シニアビジネス・老年学コンサルタント

もりなが・ともみ
早稲田大学社会科学部卒業後、渡米。南カリフォルニア大学にてジェロントロジー修士号および行政学修士号取得。米国エレクトロニクスメーカーにて、経営企画室経営アナリストとして市場分析・生産・販売管理などの業務に携わる。2000年、日米医療・シニア業界をはじめとした、市場調査、経営コンサルタントとして独立。02年、米国法人MRG Associates,Inc.(本社:カリフォルニア州)を設立し、代表取締役社長に就任。「月刊シニアビジネスマーケット」(綜合ユニコム刊)の特派記者を兼ねる。

A 3 【事業戦略】 シニア居住環境の創造
高齢者が“暮らしやすい居住環境”をいかに創造するのか
入居者ニーズに基づく自立型/介護型ホームの事業特性

岩城隆就
株式会社さんわ 代表取締役社長
社会福祉士

いわき・たかなり
北海道大学工学部卒業。三菱商事(株)に英国駐在を含め17年間勤務。同社退社後、高齢者ホーム草創の礎である有料老人ホーム「シルバーヴィラ向山」(東京・練馬、1981年開設)、高齢者向け住宅「アプランドル向山」(同、97年開設)を運営する(株)さんわに入社。2000年同社代表取締役に就任。両施設とも、質の高い介護サービスが付いた“長期滞在型ホテル”を謳う。01年には特別養護老人ホーム・身体障害者療護施設「土支田創生苑」(東京・練馬)を開設。ほかに(社)福祉社会研究所理事、「楽しい高齢社会をつくる会」事務局長を務める。

A 4 【パネルディスカッション】 高齢者住宅“成功”への秘訣
立地・マーケティングから施設開発・運営管理・事業戦略まで
自立型高齢者住宅事業の成功戦略とは何か

パネリスト
古谷健太
株式会社生活科学運営 代表取締役社長

ふるたに・けんた
山口県生まれ。熊本大学大学院工学研究科修士課程修了。1999年(株)生活科学運営に入社。2002年「ライフ&シニアハウス井草」ハウス長に就任。同社取締役、専務取締役を経て、05年4月代表取締役社長に就任。同社は、埼玉、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪に計26棟(開設予定を含む)の「ハウス」(自立型ライフハウス、介護型シニアハウス、複合型コミュニティハウス)を展開、約1,200名の高齢者が生活している。

A 4 【パネルディスカッション】 高齢者住宅“成功”への秘訣
立地・マーケティングから施設開発・運営管理・事業戦略まで
自立型高齢者住宅事業の成功戦略とは何か

パネリスト
川口雄三
株式会社トムス 代表取締役
一級建築士


かわぐち・ゆうぞう
熊本市生まれ。大学卒業後(株)文明建設に入社し、単身者向け賃貸住宅事業に従事。1987年不動産事業に進出し、企画から管理までの一連の業務に携わる。介護保険制度開始に伴いライフサポートマンション事業に着手、同時に通所介護事業・訪問介護事業を開始する。熊本での実績をもとに2003年には福岡でライフサポートマンション事業を開始、東京でも(株)ティ・エル・エスを立ち上げる。中国でのホテル事業なども積極的に展開。

A 4 【パネルディスカッション】 高齢者住宅“成功”への秘訣
立地・マーケティングから施設開発・運営管理・事業戦略まで
自立型高齢者住宅事業の成功戦略とは何か

パネリスト
中村憲昭
株式会社福祉民活ネット総研 代表取締役社長 CEO

なかむら・のりあき
1970年神奈川大学外国語学部卒業。太平洋興発(株)に入社し、マンションの企画販売・土地有効活用業務に従事。87年同社子会社の有料老人ホーム運営会社(株)太平洋シルバーサービスに転出、取締役に就任。有料老人ホーム新規開発業務を担当し、東京都内6か所の有料老人ホームを立ち上げる。「シルバーヴィラ聖蹟桜ヶ丘」「シルバーヴィラ武蔵境」「シルバーシティ石神井」の園長を歴任。2002年(株)福祉民活ネット総研代表取締役社長に就任。

B 1 成長戦略キーファクター 〔1〕 制度リスク極小化
制度リスク極小化と今後の成長戦略
介護付有料老人ホーム運営の最大手
「ベネッセスタイルケア」


福原賢一
株式会社ベネッセスタイルケア 代表取締役社長

ふくはら・けんいち
京都大学法学部卒業、国際経営学修士取得。1976年野村證券に入社。アメリカ国際経営大学院留学を経て、ノムラインターナショナル リミテッド ロンドンに勤務。88年に帰国し、海外プロジェクト室長、機関投資家営業部長、金融研究所長兼投資調査部長等を歴任ののち、2000年に取締役就任。野村リサーチ・アンド・アドバイザリー社長、野村ヒューマンキャピタル・ソリューション社長なども務める。04年(株)ベネッセスタイルケア取締役副社長、05年6月から代表取締役社長。(株)ベネッセコーポレーション取締役も兼任。

B 2 成長戦略キーファクター 〔2〕 ライフサポート
“住む”から“暮らす”ためのライフサポートを目指して
セカンドライフの多様性に挑戦する
「ゼクスグループ」


増田達哉
株式会社ゼクス 常務取締役(財務・経理管掌)

ますだ・たつや
早稲田大学大学院理工学研究科修了。1994年伊藤忠商事(株)入社、建設部門に勤務。96年(株)ゼクスを創業メンバーとして立ち上げる。創業時よりCFO(取締役財務部長)を務め、不動産の証券化ビジネス、REIT立上げ、シニアレジデンスの流動化やREIT組み入れなどに携わる。同社は要介護者向け有料老人ホーム「ボンセジュール」15棟、健常者向けシニアレジデンス「チャーミング」3棟のほか、リゾートホテル2か所やゴルフ場5か所を運営している。

B 3 成長戦略キーファクター 〔3〕 介護付高齢者住宅
ミレアグループの一員として介護付住宅ヒルデモアの挑戦
介護品質と経営品質の両立を目指す
「東京海上日動サミュエル」


碓田 茂
東京海上日動サミュエル株式会社 取締役社長

うすだ・しげる
1976年同志社大学商学部卒業後、長塚法律事務所に勤務。82年東京海上火災保険の代理店研修生を経て、83年に碓田経営損害保険として独立。88年(株)サミュエルを設立し、保険代理店事業、デベロッパー事業に携わる。2000年から「介護付高齢者住宅ヒルデモア」の企画・運営を開始し、06年2月にミレアホールディングスとの資本提携により「東京海上日動サミュエル(株)」と社名を変更した。現在、東京・神奈川・京都・長野に9拠点・372室を運営している。

B 4 成長戦略キーファクター 〔4〕 介護予防サービス
“介護予防サービス”を軸にした中長期の成長戦略
在宅介護ビジネス最大手
「ニチイ学館」


北村俊幸
株式会社ニチイ学館 取締役 介護事業担当

きたむら・としゆき
1979年岡山理科大学理学部卒業後、(株)ニッショー入社。(株)ニプロに出向し、医療機器プロパーとして活躍。86年(株)ヘルシーライフサービスへ異動し、企画開発部部長。95年特別養護老人ホーム「すずかけの郷」へ出向、運営推進室長として法人設立、施設建設、運営を担当。97年ヘルシーライフサービス在宅介護事業部長、99年合併により(株)ニチイ学館ヘルスケア事業統括本部部長、2000年取締役に就任。ヘルスケア事業本部長、マーケティング本部長などを歴任。「ホームヘルプサービスの基本的考え方」など執筆・著書多数。

B 5 成長戦略キーファクター 〔5〕 脱・施設
脱・施設! 総量規制時代を迎え目指すもの
高齢者住宅という新たな“住まい”を提案する
「メッセージ」


橋本俊明
株式会社メッセージ 代表取締役社長
医学博士

はしもと・としあき
岡山大学医学部卒業後、同大医学部第一外科医局に入局。1981年橋本胃腸科外科医院を創業。87年医療法人自由会を設立(理事長現任)。94年社会福祉法人敬友会を設立(理事長現任)。99年(株)メッセージ代表取締役社長に就任。2005年(株)介護システム研究所代表取締役に就任。1990年以降、老人保健施設や特別養護老人ホーム、グループホーム、ケアハウスを開設ののち、介護付き有料老人ホーム「アミーユ」を全国113か所で展開している。

 

C 1 シニアビジネスソリューション 〔1〕 事業計画

高齢者対応型住宅のタイプ別特性と事業モデル

金井一浩
綜合ユニコム株式会社 企画調査部 統括部長

かない・かずひろ
綜合ユニコム(株)企画調査部では、シニア住宅関連をはじめ、温浴や宿泊・リゾート等の商業施設、フィットネスクラブやフットサル等のスポーツ施設、葬祭会館やミュージアム等の文化施設など、集客ビジネスにおける事業開発や事業再生のための調査、立案、設計、コンサルティングを行なっている。

C 2 シニアビジネスソリューション 〔2〕 資金調達

介護・医療分野に多彩なファイナンスプロダクツを提供

滝川秀則
株式会社東京スター銀行 コーポレートバンキング グループ
ビジネスディベロップメント III 
ジェネラルマネジャー


たきがわ・ひでのり
神戸大学経営学部卒業。日本長期信用銀行、日本興業銀行にて法人融資、為替・株式のトレーディング等に従事。2003年(株)東京スター銀行に入行し、新規融資プロジェクトの立上げを担当。病院・介護施設向けにパッケージファイナンス、買収ファイナンス、ノンリコースファイナンスなど多様なプロダクツを展開、また環境企業向けプロジェクトファイナンス、不動産企業向けの提携型ノンリコースアパートローンの組成も手がける。

C 3 シニアビジネスソリューション 〔3〕 施設開発

有料老人ホームと小規模多機能施設について

松浦正悟
大和ハウス工業株式会社 営業本部
建築事業推進部 建築企画プロジェクトグループ
(シルバーエイジ研究所 設計) 次長/一級建築士

まつうら・しょうご建築設計事務所を経て、1987年大和ハウス工業(株)に入社。建築設計部門を経て91年よりシルバーエイジ研究所設計部門に所属。老人保健施設・特別養護老人ホーム・ケアハウス・デイサービスセンター等の高齢者施設および病院・診療所等の医療施設の設計を専門に携わる。高齢者社会と介護環境を考慮した有料老人ホーム(ダイワレアンジュ ソプラ)・グループホーム(ダイワカーム アビオス)等の商品開発にも設計として参画。


C 4 シニアビジネスソリューション 〔4〕 募集戦略

有料老人ホーム・高齢者住宅の入居サポート

土屋 有
株式会社アイレップ 取締役
シニアマーケティング事業部 事業部長

つちや・ゆう有料老人ホーム紹介事業の業界大手「日本有料老人ホーム紹介センター」運営。同社インターネットマーケティング事業部にて多くの企業向けに企画開発、プランニング、コンサルティングを行なう。シニアマーケティング事業部にて紹介センター運営、業界分析を行なう一方、介護業界特化型人材紹介業、マーケティングコンサルティングを通して有料老人ホーム運営事業者向けのサポートを実施。提携施設約430施設、年間相談件数約3,000件。