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| 月刊プロパティマネジメント 2007年3月号 | 定価：本体2,905円＋税 |
＜特集＞
新たなビジネスチャンスは中古市場にあり
動きはじめた中古マンション流通市場
ファンドの成長や景気回復に支えられ、新築マンションの需要は依然衰えないが、供給しようにも新たな開発用地の取得は困難な状況にある。そこで脚光を浴びているのが中古マンション市場だ。首都圏だけで毎年8万戸の新築マンションが供給される一方で建替えはほとんど進まず、ストック数は増加の一途を辿っている。そこに事業機会を見出し、ポテンシャルある中古物件に多様な不動産ビジネス手法を駆使して価値を再生・向上させ、再び流通させようというのだ。本特集では中古マーケットで躍進するプレーヤーの取り組みを通して、実需と投資の両面から中古マンション流通市場の可能性を探る。
[Introduction]
■525万戸のマンションストックで不動産流動化事業が変わる
■セカンダリー市場は大きな潜在力をもち着実に成長する
山本卓也[インテリックス]
[Interview]
■ファンドの視点から語る中古マンション市場の魅力と可能性
水永政志[スター・マイカ]
■不動産価格の上昇で、居住用、投資用とも中古マンションは魅力を増す
秋元竜弥[アルデプロ]
[Casestudy]
中古マンション市場を活性化する担い手たち
■既存物件の価値を維持し新たな価値の付加を実現するミラクル構法
ミラクルスリーコーポレーション
■「新築」「再生」両方のプロが挑むリノベーションファンド構想
ラ・アトレ
■物件の情報開示に注力することでユーザーの住宅への意識改革を促す
リヴァックス
■価格の安さや設備機器のグレードに依存しない
魅力あるコンセプトを具備したリノベーション住宅を供給
ブルースタジオ
■都市を取り巻く経済・社会ニーズの変化に対応
自社主体による不動産事業へ展開
アールプロジェクト
■ファンドプレーヤーと一線を画す自己勘定投資での不動産再生事業で躍進
イントランス
■中古マンションをユニバーサルデザイン住宅にリノベーションし
新たな価値を創造
扶桑レクセル
■ネットオークションの展開を通じて透明性と即時性を注入し
流動化の喚起を促す
アイディーユー
■不動産“逆”オークションサイト「楽待」
売り手と買い手の情報ギャップを解消する
ファーストロジック
[Trend]
■信託受益権厳格化がファンドに与えた影響と
脚光浴びる再生プレーヤーの取組み
アトリウム／サンフロンティア不動産／トーセイ
[J-REIT評価レポート]
■森ヒルズリート投資法人
[Index]
■月刊プロパティマネジメント掲載企業INDEX
[Hot topics]
■マンションデベロッパーのマツヤハウジングがファンド事業を本格展開
■プロスペクト・アセットマネジメント、J-REIT特化型ファンドを組成
[NewsFolder]
・日本レップがREIT事業に参入
・東京グロースリート投資法人がJ-REIT初となる駐車場を取得
・CRE戦略の浸透を目的としたCREマネジメント推進コンソーシアムが設立
・住信基礎研究所、2006年の不動産プライベートファンドの実態調査を実施
・住友不動産がオフィス入居工事に一式定価制を導入
・サンフロンティア不動産、江東区で大型コンバージョンを実施
・PMC子会社が国内のゴルフ場3コースを西武ホールディングスから取得
・ゼファー、コンドミニアムとホテルを融合したリゾート施設の
モデルルームを開設
・生駒データサービスシステムがトート・ウィートン・リサーチ社と提携し、
海外投資に有用な情報を提供
・サムティがキャピタランドグループと共同投資および資本提携を締結
・ジョイント・コーポレーション、日本政策投資銀行と野村ホールディングスによる
都市再生ファンド等と、名古屋でオフィスビルを開発
[連載]
■新たな不動産ビジネスのための「実践」ストラテジック・ファイナンス
田中道昭 日本ストラテジック・ファイナンス総合研究所
■不動産ノンリコレンダー日々抄
岩内泡蓋
■藤本隆博の不動産 百聞は一見に如かず
藤本隆博 生駒データサービスシステム
■世界の不動産ビジネス探訪
■J-REIT MONTHLY DATA FILE
藤浪容子 ビー・アール総研
■都心8区 MANSION DATA MAP
岩場貴司 RITS総研
■井出保夫の不動産金融レポート
井出保夫 井出不動産金融研究所
■「サービス業」としての居住系プロパティマネジメント
新美広明 東京建物不動産販売
■施設管理の新潮流
海野勝至＋松村京子 ビルネット
■流通フロントライン
小椋弘志 流通コラムニスト
■ブックレビュー