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葬祭事業者なら知っておきたい
予想される「看取り難民」の増加。介護保険制度による「看取り支援」の強化。
「地域包括ケア」が目指す「在宅」での最期。
これら3つが結びついたとき、葬祭事業者と介護事業者の連携は必須となる!

いまから始める
介護事業とのアライアンス講座【施設・住宅事業者編】
〜特養・サービス付き高齢者向け住宅における看取りの実際と事業者へのアプローチ策〜

●介護保険制度による「看取り支援」強化=介護施設・住宅を通じた葬儀受注の可能性大
●高齢者施設・住宅における看取り支援の実際とその後のプロセス
●フリーディスカッションから得るアライアンスのヒント

ごあんない
 2015年以降、団塊世代の本格的なリタイアが始まります。これにより、今後ますます老老介護、独居老人といった問題がクローズアップされ、わが国の“シニアシフト”もより強固なものになってきます。ことに「独居世帯」増による孤独死といった課題とともに、死に場所が定まらない「看取り難民」に対応する体制づくりも急務です。介護保険制度では、重度化対応の先に施設や在宅での「看取り」を重視して、介護事業者に「看取り加算」や「ターミナルケア加算」を上乗せする施策を打ち出しています。これは言い換えれば、介護事業者を通じた「葬儀受注」の可能性を示唆しています。したがって、葬祭事業者としても介護事業者とのアライアンスを重視していく必要があるといえるでしょう。
 本セミナーでは看取り支援に早くから取り組んだ介護施設・住宅の実務担当者を講師に招き、介護施設における「看取り」の実情と、介護事業者の立場からみた「葬祭事業者との連携に関わる視点」について言及することで、アライアンスの方向性を探ってまいります。
 自社の営業強化を検討されている葬儀社経営者や経営幹部、実務担当者の皆様の積極的なご参加をお待ちいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00(※コーヒーブレイクおよび休憩を適時とってまいります)

13:00〜14:45
T. 特養における「看取り支援」の実際と葬儀社連携の実際
◎ 介護保険制度からみる「看取り支援」の実態と介護保険制度の方向性

  2015年度介護保険制度改正トピックス解説/「地域包括ケア」とは何か
◎ 特養で「看取り支援」を積極的に行なわなければならない背景
  施策上設定された「看取り加算」/「看取り加算」対象事業は何か
◎ 特養における「看取り支援」の実際
  看取り支援を実践するまでのフロー解説(事例解説)
  ※本人意向確認、家族会の設立、葬儀社講師による施設内セミナー開催等
◎ 「看取り」支援後における施設事業者の対応
  お別れ会のセッティング/表玄関からのお見送り/その他
◎ 葬儀社を受け入れることに抵抗感はないのか?
  施設長/看護師/職員・スタッフ/入居者(およびその家族)
◎ 当初の“パンフレット設置のみ”から“葬儀社受入れ”へと変貌した理由
◎ どのような葬儀社なら受け入れたい(紹介したい)のか?


15:00〜16:15
U. サービス付き高齢者向け住宅における「看取り支援」の実際と
  葬儀社連携の可能性

◎ サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは何か?
◎ 経営・運営主体によって変わる入居者像

  自立者対象と要介護者対象。提携先となる可能性は要介護者向けサ高住?
◎ サ高住における「看取り支援」の実際〜「銀木犀」での実例を中心に
◎ 「看取り」後のプロセス
◎ 提携したくなる葬儀社像


16:25〜17:00
V. フリーディスカッション
■ディスカッションテーマ
◎ 介護事業者と葬祭事業者はそれぞれお互いをどのように見ているのか?
◎ 葬祭事業者が介護事業者にアプローチすることは「不文律」なのか?
◎ 施設で行なわれる「お別れ会」が「葬儀」として勘違いされないのか?

 ※「お別れ会」=「葬儀」と見なされ「直葬」となるケースも……
◎ 両事業者が違和感なくコミュニケーションをとれる機会はあるのか?
◎ その他(事前アンケートに寄せられた質問もテーマとして取り上げます)

 ★講師2人と参加者による双方向型のディスカッションでアライアンスに向けたヒントを学びます。

開催日時 2015年3月3日(火・友引前) 13:00〜17:00

会場 都市センターホテル
東京都千代田区平河町2-4-1TEL.03-3265-8211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 3,040円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

【第T講座】
小川 利久(おがわ・としひさ)
エイジング・サポート実践研究会 代表/チーフ・プロデューサー
1981年、新潟大学農学部林学科森林計測学教室卒業。現(株)長谷工コーポレーション入社後、住宅販売企画、有料老人ホーム・シニア住宅の事業企画等を担当、民間企業第一号となる有料老人ホームを立ち上げる。その後、民間シンクタンクにてシルバー事業等の企画、主にグループインタビュー手法に基づくマーケティングおよびコンサル業務に携わる。2000年国内第一号の認知症高齢者グループホーム立上げ。01年現・社会福祉法人きらくえん、法人事務局長として個室ユニット型のモデル的事業・特別養護老人ホーム「けま喜楽苑」立上げ後、西日本初の個室空間化・居住エリア分散型の特別養護老人ホーム「いくの喜楽苑」施設長。複数の社会福祉法人経営マネジメント、施設オペレーションマネジメントに携わる。04年社会福祉法人ファミリーに奉職。同法人理事・法人本部長兼特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」施設長として特養における摂食機能評価、看取り援助を確立。学習療法実践モデル施設となり、足立区学習療法実践研究会を創設し、首都圏における学習療法普及に貢献。14年3月に社会福祉法人ファミリーを退職、4月よりエイジング・サポート実践研究会にてサポート業務をスタート。茨城大学教育学部非常勤講師、一般社団法人日本ウエルエージング協会理事。東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター東京分室(SAIRC) スマート・エイジング・カレッジ東京事務局長(非常勤)、NPOエイジング社会研究センター(CSAS)理事。主な執筆活動として、「月刊シニアビジネスマーケット」に「高齢者の行動から考える環境・技術・ひと・数字」、「特養の看取り援助に学ぶ高齢者ターミナル住宅の提言」(ともに連載)のほか、『いのちをつなぐ看取り援助〜特養の介護を支える経営と看護から』(共著/エイデル研究所刊)、『点滴はもういらない』(共著/ヒポ・サイエンス出版)がある。

【第U講座】
下河原 忠道(しもがわら・ただみち)
(株)シルバーウッド 代表取締役社長
1971年東京都生まれ。92年より父親が経営する鉄鋼会社に勤務、薄鋼板による建築工法開発のため、98年に単身渡米。「スチールフレーミング工法」をロサンゼルスのOrangeCoast Collegeで学び、帰国後2000年に(株)シルバーウッドを設立。7年の歳月をかけ、「スチールパネル工法」を開発し特許を取得、国土交通省より大臣認定を受け、耐震性に優れた住宅・店舗等の設計・施行を行なう。05年に初めて高齢者向け住宅工事を受注後、11年7月にサ高住「銀木犀<鎌ヶ谷>」を開設。介護予防を中心に看取り援助まで行なう終の住処づくりを目指し、「生活の場」としてのサ高住開発を追求する。一般財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会理事。主な執筆活動として、『点滴はもういらない』(共著/ヒポ・サイエンス出版)がある。

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