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国境を越えたグローバルマネーが不動産投資市場に飛び交うなか、
マクロ経済と不動産の関係を深く理解するには、
海外メディアの報道を「複眼的」に読み解くことが不可欠だ!

世界の不動産投資市場研究[入門編]
「グローバル不動産経済」を学ぶ

米国の商業用不動産市場・住宅用不動産市場の現況は?
アジア・欧州における不動産投資市場の期待とリスクは?
海外では日本の不動産マーケットがどのように見られているのか?

ごあんない
 不動産投資マーケットにグローバル資金が飛び交う現在、日本の不動産投資関連プレーヤーも世界に視野を広げなければなりません。世界各国の政府系ファンド(SWF)や大規模な年金基金、そして世界有数のヘッジファンドやプライベート・エクイティ(PE)などは運用資金が巨大であるだけに、日本の不動産に対してアセット・アロケーションをわずかばかり振り向けただけでも、そのインパクトは多大です。また、ここにきて日本の不動産に対する投資熱が高まっているだけに、その動向はより一層注視したいところです。
 とはいえ、それら投資資金サイドが積極的に情報発信するわけもなく、情報収集をグローバルな文脈で系統立てて行なうには、海外メディアの報道を活用することが最も有効です。しかし、海外メディアの報道を日常的に追えたとしても、表層的な情報ばかりに目が奪われ、その本質的な背景や潮流を読み解くことはけっして容易なことではありません。
 本セミナーでは、かつて三井不動産にて海外の不動産経済情報を社内向けに定期的にレポート発信して好評を博していた海外不動産経済レクチャラーを講師にお招きし、「グローバル不動産経済」の基礎知識、ならびに昨今注目すべきトピックスの解説を通して「複眼的」な情報収集のあり方を示します。日本では意外に知られていない重要事項や海外から見た日本マーケットに関する報道など、わが国で不動産投資・開発・仲介ビジネスに携わる方々が押さえておくべき情報にあふれたセミナーとして開催いたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00 (15時前後に15分間のコーヒーブレイクを挟みます)

T. 世界の不動産市場とグローバルマネーの動向
● なぜ、「グローバル不動産経済」の視点が必要なのか
● 世界の不動産市場の概括

 ・アメリカの商業用不動産市場:世界で最も重厚な商業不動産市場
 ・アメリカの住宅用不動産市場:充実した各種の指標と経済との関連
 ・中国・アジアの不動産市場:「期待の大きさ」と「測りかねるリスク」
 ・ヨーロッパの不動産市場:イギリス・ユーロ圏・PIIGS・CEE(中・東欧)
● プライベート・エクイティ(PE)
 ・誕生から最盛期、そしてIPOのタイミングで命運が分かれた現在
 ・日本で突出したプレゼンスを保持していたPE準大手のサーベラス
● ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF=政府系ファンド)
 ・社会経済学者が「発見」したSWFという新しい投資主体群
 ・世界の主要SWFと、それぞれが有する異なる特性
 ・日本の不動産に対する世界のSWFによる投資の可能性


U. 「グローバル不動産経済」の最新トピックス解説
● グローバル不動産市場にインパクトを与える最重要項目
 ・世界各国でいろいろな問題を抱える住宅用不動産市場(米国/中国/英国/ほか)
 ・米政府から超巨額の罰金等で攻められているシティ、BNPパリバほか欧米の大銀行
 ・IT企業が「リアルな不動産ビジネスを侵食する際の形」が一部で見え始める
● 海外で話題となっている日本市場のトピックスは何か
 ・世界的に注目されているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のアロケーション変更
 ・日本より早い時期から疑念がもたれていたアベノミクス
 ・ここ数年での大きな話題は「プリウス」「オリンパス」「東日本大震災・原発事故」
 ・日本の不動産マーケットについての報道は意外と少ない?
● その他の見逃せない重要トピックス
 ・GMS(総合スーパー)というビジネスモデルに対して欧米で疑念が…
 ・ラスベガスに復活の兆し、アトランティックシティは衰退の道へ
 ・質の悪いローンが組み込まれたCMBS ver.2.0にデフォルト懸念
 ・中国投資公司では海外投資の失敗が問題にされる
 ・中国の商業不動産は問題化しないのか?
 ・ウエストフィールドとインフラ売却で注目を集めるオーストラリア
 ・ドイツとPIIGS諸国が共通通貨「ユーロ」を使うことへの期待と懸念


V. 質疑応答

*セミナー当日には、上記項目以外の最新トピックスも組み込んでまいります。

開催日時 2014年10月2日(木) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL 03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 3,040円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

坪田 清(つぼた きよし)
ジャパン・トランスナショナル 代表
海外不動産経済レクチャラー
(元・三井不動産(株) 企画調査部 企画グループ 参与)

1976年東京大学工学部都市工学科卒業後、三井不動産(株)に入社。93年同社S&E研究所に勤務して以来、一貫してグローバル不動産経済の動向調査や、海外からの視点による日本の不動産・政治経済に対する論調調査・分析に従事。99年に三井不動産企画調査部に勤務以降は、海外での各種トピックスや分析等を集約し、三井不動産社内の関係各部署の多数に向けて情報発信を続けて好評を博す。また、三井業際研究所において各種委員を歴任。
2014年6月、三井不動産退職を機にジャパン・トランスナショナルを起業。会員制の「グローバル不動産経済研究会」を主宰し、情報提供サービスや各種の不動産サービスを提供している。

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