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ホテルの事業価値と資産価値を維持・向上させるための実務知識習得

ホテル・旅館の
[資本的支出(CAPEX)]の投資判断と[コスト削減]手法研究

@適正CAPEX(修繕・改修費用)計算手法/A即効性ある[運営経費]削減の具体手法

“攻めの集客”に転じるための投資判断のノウハウを学ぶ

投資判断が難しい修繕・改修費用の「適正値(適正CAPEX)」の算出と予算策定手法。
[競争力分析][マーケティング][宿泊トレンド]等に基づいた「優先的資本投下」の考え方。
費用対効果の高い「修繕・改修計画見直し」のポイントと、「修繕・改修費削減」の具体手法。
余剰現金を創り、GOPを向上させる「運営コスト削減」のポイントと、「維持・定着」の具体事例。

ごあんない
 ホテル・旅館業が集客を維持し、事業価値・資産価値を向上させていくためには、適正なCAPEX(キャペックス=不動産の価値を維持・向上するための設備投資にかかわる資本的支出)に基づいた戦略的な投資を行なうことが重要といえます。しかし、経年したホテル・旅館ではどのように改修するのか、どの程度の投資額を見込んでいくのかの判断は難しく、判断を誤れば巨額を投じ大規模改修を施しても投資回収が進まず、結果として経営悪化という悪循環に陥ることも懸念されます。
 本セミナーは、適正なCAPEXに基づいた修繕・改修の投資判断と計画策定、投資額の予算算定手法を学ぶものとして、効果的な修繕・改修の手法や、修繕・改修費用削減手法を具体事例を交えて詳解いたします。
 また、これらCAPEXに必要な資金調達手段は借り入れを除けば、GOP(ホテル会計上の営業利益)を源泉とするもので、CAPEX投資予算を増やすためには「運営コスト削減」によるGOPの向上が大きな鍵を握ります。そこで「運営コスト削減」による余剰現金創出の具体手法についても解説。ホテル・旅館の経営に活かせる適正なコスト管理・見直し手法を網羅する実務セミナーとして開催いたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜16:45 ※途中、随時休憩を挟みます。

T. [はじめに]
 ホテル・旅館の価値を維持し、最大化していくこととは
 ――東日本大震災後、ホテル事業の環境は一変……今後どうなるか

 1. ホテル・旅館市場の現状と課題
 2. 東日本大震災での経験(災害に強いホテルのためのポイント)
   ――ホスピタリティパートナーズグループの被災ホテルの実例から



U. [適正CAPEX算定法]
 ホテル・旅館の修繕・改修予算の試算と計画手法

 1. 資産価値・事業価値の維持に、なぜ修繕・改修が必要なのか
 2. 「修繕」計画の見直し
   ――ホテル・旅館のライフサイクルコスト(LCC)のチェックポイント
   @ 施設保全のために何をチェックすべきか(建築・設備/経年劣化状態/等)
   A 設備修繕の優先順位
   B 営業持続による短期・中期・長期修繕計画の進め方
 3. 「改修」計画のあり方
   ――守りから攻めの集客に転じるためのチェックポイント
   @ マーケティングと競争力分析
   A 客室・料飲施設・フロント・外観・付帯施設等優先的な資本投下のあり方
   B 高集客を実現するための大規模修繕・改修・リニューアルのポイント
   ――ホテル・旅館の今日的な利用者ニーズを踏まえて
 4. 修繕・改修コストの試算・予算策定手法
   @ 年間事業収支シミュレーションから試算する手元資金の見方
   A LCCの今後10年間の費用査定の見方
   B 戦略的CAPEX(資本的支出)の予算策定手法
   C 金融機関・投資家を説得させるポイントとは
 5. 修繕・改修コストの削減法
   @ 工事段階の見積りチェック法、発注方法の工夫
   A 運営段階に活きるコスト削減の工夫(省エネ・コスト削減のハードの工夫)



V. [運営段階でのコスト削減法]
 利益の最大化をどう図っていくか。コスト削減策研究

 1. コストの見直しは余剰現金を産む……コスト削減の意義を再確認する
 2. 見直しのポイント
   @ ビル管理関連契約の見直し
   A 水光熱費(特に水道・電気)
   B 施設の省エネ運用
   C スタッフのコスト削減意識の導入法
   D 具体的なコスト削減によるGOPへの効果と実際



W. [実例研究]
 適正CAPEXの投下による収益改善成功事例

   @「地方都市ホテル」(客室271、宴会場2、レストラン1)の例
   A「リゾート旅館ホテル」(客室80、宴会場5、レストラン1、大浴場)の例
   B「宿泊主体型都内ホテル」(客室171)の例
   C「温泉旅館」(客室21)の例
   D「地方廃業ホテル」(客室44)の機能復旧事例 他



X. 質疑応答

開催日時 2011年7月22日(金) 13:00〜16:45

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888

※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。


▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

柳村 一幸 (やなぎむら かずゆき)
株式会社ホスピタリティパートナーズ
執行役員 建設施設本部 統括部長

1984年安藤建設株式会社に入社。11年間施工管理を経験後、米国現地法人に出向。不動産開発の建設コンサルタントとして従事。2003年8月よりローンスターファンドグループ、ハドソンジャパンエルエルシーに入社後、同グループのソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社に出向。06年6月より、株式会社ホスピタリティパートナーズに入社。前職から通じてホテル・旅館の新規開発・改修工事のプロジェクトマネージャーとして従事(現在までに31ホテル・4旅館延べ約6,000室の改修工事、10ホテル・1,100室のホテル新規開発を監修)。現職ではホテルデューデリジェンスにおけるハード面も担当。一級建築士、一級建築施工管理技師。

株式会社ホスピタリティパートナーズ
ホスピタリティパートナーズは、ホテル投資案件の発掘からアセットマネジメント、開発コンサルティング、コンストラクションマネジメント(CM)、M&Aのアドバイザリー、デューデリジェンス、マーケットレポート作成、鑑定評価等の価格査定まで、ホテルへの投資に関するあらゆる業務をワンストップでサポートしている。

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