綜合ユニコム|セミナー [ホームへ戻る]

セミナーお申し込み


W杯後のスタジアム事業収支が大きな課題となるなか
公共集客施設においても画期的な資金調達手法が登場した。
施設の命名権を民間企業に販売する「ネーミングライツ」ビジネスである!
その有効性を最新事例の導入手法を通して学ぶ。

独立採算制が求められる公共施設の新たな資金調達手法として注目!
「ネーミングライツ」(施設命名権)による公共集客施設の資金調達手法研究

先進事例「味の素スタジアム」(旧・東京スタジアム)における
施設側・スポンサー側の狙いと実際の効果は

ごあんない
 国ならびに地方の公共の財政状況が逼迫し、公共集客施設(スタジアム・競技場やホール、公園、美術館など)においても独立採算制が求められています。
 こうしたなか、「味の素スタジアム」(旧・東京スタジアム)や「Yahoo!BBスタジアム」(旧・グリーンスタジアム神戸)など、米国で発達した“施設の命名権”を販売して資金調達を行なう「ネーミングライツ」ビジネスが、わが国でも積極的に導入する動きが顕著になってきました。
 本セミナーでは、ネーミングライツの導入手法から契約内容、現状での問題点等を整理するだけでなく、日本初の導入事例となった「味の素スタジアム」における施設側、スポンサー側双方の実務担当者をお招きし、ネーミングライツビジネスの有効性を探ってまいります。公共集客施設の開発・運営に携われる方々をはじめ、新たなスポンサー制度による資金調達に興味をもたれる方々のご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

10:00〜12:00
T.導入機運高まるネーミングライツビジネスの実態

●欧米における「ネーミングライツ」導入の背景と実態
●欧米のネーミングライツ契約内容(金額、期間など)とスポンサー企業
●ネーミングライツ導入の効果
●わが国でネーミングライツビジネスが注目されてきた背景
●わが国のネーミングライツの導入実態(味の素スタジアム、Yahoo!BBスタジアムほか)

13:00〜15:00
U.先進事例「味の素スタジアム」にみるネーミングライツ導入の実際

【施設側】13:00〜14:10
●ネーミングライツ導入の経緯と契約内容
 経営の安定化とデメリット
●導入に至るまでの苦労
 普通財産と行政財産/既存広告掲出企業との棲み分け
●ネーミングライツ導入の評価と課題
【スポンサー側】14:15〜15:00
●ネーミングライツ初のスポンサーになった狙いと経緯
コーポレートブランドの価値向上
●ネーミングライツの導入効果とその評価
メディアへの露出度/従来の広告看板等との差異
●スポンサー側からみたネーミングライツの課題

15:15〜17:00
V.日本型ネーミングライツの導入手法と課題
――「味の素スタジアム」をベースに

●ネーミングライツの導入手法と契約上の留意点
 法的規制/スポンサー企業の募集・選定/契約期間・金額の設定など
●施設側の課題
●スポンサー側の課題
●マーケティング戦略
 立地環境、集客力、稼動状況、メディア露出度をいかにみるか
●わが国でネーミングライツビジネスが定着するためには


開催日時 2003年7月10日(木)10:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 Tel.03-3564-0888

参加費 39,900(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合 37,800(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,800円含む)
※昼食代、テキスト・コーヒー代含む

インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

長尾 秀樹(ながお ひでき)
日本政策投資銀行 新規事業部 次長
1956年生まれ。東京大学法学部卒業後、80年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。日本開発銀行札幌支店、建設省(都市局都市政策課)出向、ドイツ銀行および復興金融公庫へドイツ・トレーニーとして派遣。帰国後、日本開発銀行企画部調査役、同都市開発部調査役、同審査部課長、同関西支店次長などを経て2002年より現職。主な著書に『ドイツ銀行の素顔』(訳書・東洋経済新報社)、『[新版]「公設民営」による地域活性化戦略資料』(綜合ユニコム)がある。


新田 洋平(にった ようへい)
株式会社東京スタジアム 総務部長
1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、79年東京都に入都。港湾局を経て経済企画庁に出向。東京都に復帰後、東京都児童相談センター保護課長、(財)東京フロンティア協会総務室長、財務局予算担当副参事、知事室秘書担当課長、港湾局参事等を歴任。2002年より現職。主な著書に『地方財務実務講座』(共著・ぎょうせい)等がある。


松岡 弘一(まつおか こういち)
味の素株式会社 経営・情報企画部 専任課長
1960年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、84年味の素(株)入社。冷凍食品事業の家庭用営業および営業企画部門を主に担当し、2002年7月より現職。コーポレートブランド戦略担当。


坂牧 政彦(さかまき まさひこ)
株式会社電通 スポーツマーケティング局 企画業務推進部 主務
1967年生まれ。90年慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、同年(株)電通入社。入社以来一貫してスポーツマーケティングの分野に従事。これまでに関わった主なイベントには「ニチレイレディーステニス」(90〜92年)、「サムタイムワールドカップ」(93年)、「世界体操選手権鯖江大会」(95年)、「大相撲地方巡業プロジェクト」(95〜2001年)、「大相撲肖像権(小錦、貴乃花、若乃花等)プロジェクト」(97年〜2001年)、「スポーツナビゲーション」(2001〜02年)、「味の素スタジアムネーミングライツプロジェクト」(2001年〜)などがある。



[ホームへ戻る] お問合せ:03-3563-0099 E-mail:seminar@sogo-uni.com