【A会場・1日目】 6月26日(月)
【A-2】 11:30〜12:40(70分)
受講料8,000円
基調講演【葬祭企業の社会的価値再考】

近代化による葬送文化の変容から考える、
「葬儀」の意義を伝える葬儀社の役割

●現在に至るまでの葬送形態の歴史的変化と意味
●現在の死をめぐる状況〜変わりゆく社会環境の中にある葬送儀礼喪失への危機
●なぜ葬儀をするのか。価値再構築のキーポイントを探る

 山田 慎也
国立歴史民俗博物館 准教授
やまだ・しんや●1968年千葉県生まれ。97年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程満期退学、国立民族学博物館COE研究員を経て、98年国立歴史民俗博物館助手、2007年に准教授となり現在に至る。専門は民俗学、文化人類学、死生学。とくに儀礼の近代化に興味を持っている。主な著書に単著『現代日本の死と葬儀─葬祭業の展開と死生観の変容』(東京大学出版会、2007)、共編著『変容する死の文化─現代東アジアの葬送と墓制』(東京大学出版会、2014)、など。