| 第1編 市場動向と課題 1. 定義と事業経緯 （1）ペット葬儀とは ①人間の葬儀との相違 ②究極のサービス業 （2）ペット葬儀の歴史と時代的背景 ①ペットを取り巻く環境の変化 ②ペットの飼育数 （3）ペット霊園の種類と定義 ①固定炉を構えた一体型のペット霊園と移動火葬車 ②都市型と郊外型 ③独自の火葬炉を所有しないペット霊園 ④公共のペット霊園 2. 市場環境と課題 （1）全国のペット霊園数 ①ペット霊園の定義とその数 ②数多く既存ペット霊園を視察する重要性 （2）現状にみるサービス業としての課題 ①お客様との信頼関係は電話応対から ②清掃が行き届いているかどうか ③サービスの画一性の確立と柔軟性 （3）ペット霊園の収益源 ①火葬収入と供養・埋葬収入 ②納骨堂のあるべき姿 （4）一体型ペット霊園の経営状態 ①商圏人口は20万人または7万世帯 ②火葬件数の壁 ③一体型ペット霊園の事業構造 （5）ペット霊園に関する事件・トラブル （6）移動火葬業者の問題点と経営状態 ①参入のしやすさによる問題点 ②火葬車の問題点 ③経営状態 3. ペット霊園を取り巻く法令とその解釈 （1）ペット霊園特有の法令 ①ペット霊園そのものに関する規制について ②ペット火葬炉に対する規制条例について （2）個人情報保護法への配慮 （3）市町村条例における問題点とその功罪 （4）国の法律によるペット霊園規制の問題点 第2編 経営戦略 1. 戦国時代のペット葬儀・霊園業界 （1）ペット葬儀・霊園の現状再考 ①全国的に行き渡った現在は戦国時代 ②地域密着型サービス業の理由 （2）潜在的顧客の増加 ①ペット霊園が取り扱うのは10年前のペット ②具体的な潜在的顧客数の求め方 2. 戦略的マネジメントの構築 （1）資本主義経済下のペットエンディングビジネス ①都市型は第一次商圏の顧客開拓のみで万全 ②郊外型の脅威は「ダンピング」と「バックマージン」 （2）ペットエンディングビジネスにおける縦と横の連携 ①自社HPと動物病院営業が基本 ②「横」の待ち営業から「縦」の生前顧客囲い込みへ （3）複合型ペット霊園登場の必然性 ①ペット葬祭業参入は企業買収もひとつの手段 ②ペット愛好家のためのワンストップサービス （4）その先にあるペットエンディングビジネスとは ①より濃密になっていく人とペットとの関係 ②若年層ペット愛好家にも注目 第3編 事業化計画 1. ペット霊園の事業特性 （1）ペット霊園の経営体質 （2）ペット霊園の財政面 2. ペット霊園事業の事業収支モデル （1）一体型ペット霊園（都市型） ①前提条件、②事業費用と資金調達、③営業収入、④営業支出、 ⑤収支結果 （2）複合型ペット霊園（郊外型） ①前提条件、②事業費用と資金調達、③営業収入、④営業支出、 ⑤収支結果 第4編 ケーススタディ 1. ペット火葬板橋（東京都板橋区） ――人間同様の火葬設備と遺骨関連サービスが充実した総合ペット葬送施設 2. ペットリゾートカレッジ日光（栃木県日光市） ――自然豊かなリゾート地・日光に終生過ごすことのできる老犬ホーム 3. 合掌の郷 町田小野路霊園ローズガーデン「ペットもいっしょ」（東京都町田市） ――高級霊園の一画に展開する“ペットとともに眠る”を コンセプトにした合葬墓地 第5編 関連資料 1. 全国ペット共葬霊園・墓地 2. ペット葬祭関連団体 |